11月22日にJ1のチャンピオンシップの行方が決まったが、翌23日にはJ2もリーグ戦全日程が終了。すでに1年でのJ1復帰とJ2優勝を決めていた大宮アルディージャに続き、ジュビロ磐田も3年ぶりのJ1返り咲きを決めた。

今季の磐田は昨年10月から指揮を執った名波浩監督が初めて1シーズン通して手腕を振るったが、一度も3位以下に落ちたことがなかった。6月28日の第20節・愛媛FC戦以降は2位をコンスタントにキープ。終盤にアビスパ福岡の凄まじい追い上げにあい、最終節直前の第41節時点で勝ち点79に並ばれたが、23日の最終節・大分トリニータ戦を伊野波雅彦と小林祐希の劇的ゴールによって2−1で勝利。得失点差で福岡を上回って2位を確定させた。名波監督が抜擢した川辺駿や小林ら若い世代が大きく成長し、助っ人のカミンスキーやジェイも活躍。チーム活性化が図られた。その分、松井大輔や駒野友一といったベテランは出場機会を大幅に減らしたが、彼らは彼らなりに縁の下の力持ちとして献身的にチームを支えた。その一体感が安定した戦いの原動力となったのだろう。

残された昇格枠は1つ。J1昇格プレーオフに参戦するのは3位・福岡、4位・セレッソ大阪、5位・愛媛、6位・Vファーレン長崎の4チームだ。11月29日の準決勝では、まず福岡対長崎、セレッソ対愛媛の2試合が行われ、上位チームは引き分け以上で次のラウンドに進める。が、昨季3位だった磐田が6位のモンテディオ山形にまさかの苦杯を喫した通り、「引き分けでもOK」という特殊ルールが上位チームの足かせになることが過去にもあった。磐田と同勝ち点82で3位に甘んじた福岡にしてみれば、ちょっとしたスキで5年ぶりのJ1切符を逃すなど、絶対に許されないはず。どこまで集中力を維持できるかがポイントと言えるだろう。

チームの勢いや総合力を冷静に分析すれば、やはり福岡の優位性は揺るがない。彼らは9月13日の第31節・カマタマーレ讃岐戦から12試合無敗、最近8連勝という破竹の勢いを見せている。この12試合のうち、失点したのは3試合のみで、守備の安定が大いに光っている。経験豊富な中村北斗、年代別代表実績のある濱田水輝、堤俊輔、現U−22日本代表の亀川諒史からなる4バックは強固で、かつて日本代表最終ラインを率いた井原正巳監督の指導が選手たちにプラス効果を与えているのは間違いない。

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