カンボジア相手に苦戦を強いられたハリルジャパン

カンボジア相手に苦戦を強いられたハリルジャパン

17日の2018年ロシアワールドカップアジア2次予選・カンボジア戦(プノンペン)は日本にとって非常に厳しい試合となった。12日のシンガポール戦から8人を入れ替え、本田圭佑(ミラン)や長谷部誠(フランクフルト)らを温存した影響も大きく、前半から日本の攻めは機能せず、チャンスらしいチャンスが思うように作れない。逆にカンボジアのカウンターにヒヤリとさせられるシーンが何度かあったほどだ。

後半になって日本はミスパスの連続だった遠藤航(湘南)を下げ、柏木陽介(浦和)を投入して立て直しを図る、その柏木のFKから岡崎慎司(レスター)と相手DFが交錯。オウンゴールから先制点が生まれる。さらに宇佐美貴史(G大阪)と本田が交代し、相手の疲労もあいまって一気にリズムを引き寄せ、最終的には本田のヘッドで2点目が決まってタイムアップの笛。敵地で何とか勝ち点3をもぎ取ることができた。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が激高するほど、日本にとっては不完全燃焼感の濃いゲームになってしまったが、カンボジアの方は大健闘。「相手の方が戦えていたと監督に怒られた」とキャプテンマークを巻いた岡崎も伏し目がちに話していた。

日本を追い詰めたカンボジア代表は、試合会場のナショナル・オリンピック・スタジアムから徒歩10分足らずの距離にある1泊3000円程度のホテルに宿泊。14日から日本戦に向けて準備をスタートさせていた。

そのホテルに今回、たまたま同宿となり、選手たちの一挙手一投足を目の当たりにする機会に恵まれたのが、彼らは我々一般客と同じ狭いレストランで質素な食事を採り、そこでミーティングを行っていた。出発時間になると全員で古いバスに乗って練習会場へ移動。トレーニング後もマッサージや治療などの入念なケア体制が敷かれている様子はなく、選手各自が部屋で静かに過ごしていた様子だった。

吉田麻也(サウサンプトン)や槙野智章(浦和)を猛烈なスピードで振り切ったFWラボラビー(9番)は「日本で一番注目しているのは香川真司(ドルトムント)。ブンデスりーガはいつも見ているし、憧れの選手だ。9月の埼玉でも同じピッチに立ったけど、今回も対戦が楽しみ」と輝かせ、毎日笑顔で挨拶してくれた。試合翌日の18日には、控えFWのルス・サムウン(4番)が1人でチェックアウトし、自らトゥクトゥク(バイクタクシー)に乗って黙々と帰路に着いていた。こうした行動から見ても分かる通り、カンボジアの選手はつねに明るく逞しくひたむきだった。その前向きな姿勢が日本相手の大善戦の原動力になったのだろう。

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【 配信日程 】
2015年11月22日(日)午後7時〜午後8時 LIVE
※番組延長の場合あり

【 出演者(五十音順) 】
遠藤雅大、粕谷秀樹、川勝良一、ベン・メイブリー、渡邉一平
⇒配信ページはこちらからご確認下さい。

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