あなたはフットサルという競技を、またFリーグの試合を見たことがあるだろうか?

もちろん、その存在は今では知らない人はいないだろう。フットサルは5人制のサッカーであり、競技人口も多く、プレーした経験のある方も多いはずだ。世界ではFIFAが、そして日本ではJFA(日本サッカー協会)が主管する「サッカー競技の一種」である。そして、フットサルの日本におけるトップリーグが「Fリーグ」ということになる。

だが、11人制のサッカーが好きなファンの中にはフットサルを見たことのない方も多いようだ。サッカー(以下、「サッカー」というのは11人制のゲームのことである)。サッカー専門ジャーナリストの中にも、フットサルを見たことのない人が多い。

ある時、フットサルの国際試合があり、僕の同僚の高名なサッカー・ジャーナリストの方も観戦に来ていた。そして、語った感想が「フットサルって、随分、真剣な競技なんだねぇ」だった。そう、サッカー専門の人たちがフットサルに抱いている印象は「遊びのようなもの」といったところのようなのである。

昨シーズン、横浜でFリーグがあった時、試合が終って近くの駅に向かって歩いていたらサッカー・ファンたちの会話が聞こえてきた。1人はフットサルに詳しいようで、もう1人は初めて見に来たらしかった。すると、その初めての人が「フットサルって、意外に当たりが激しい、フィジカル的なスポーツなんだね」と言っていたのを聞いた。

これも、フットサルを知らないサッカー・ファンによくある誤解の一つだろう。狭いコートで行うフットサルは、広い芝生の上で行うサッカーに比べれば運動量が少なくて、楽なスポーツなのではないか……。そう思っている人は多いようだ。

そう。すべては誤解である。フットサルは、少なくともプロ選手やセミプロ選手が戦っているFリーグの試合は、激しい肉弾戦であり、1点を争う競技性の高い真剣勝負なのだ。

Fリーグが開幕したのは、2007年の秋だから、もう8年前のことになる。たしかに、開幕当初は競技性というより、テクニックを見せ合う遊び的な要素も大きかった。しかし、トップリーグができて高いレベルの真剣勝負の場が与えられると、Fリーグの試合は本当に勝負にこだわったものになっていく。

最初のうちは、フットサルではサッカーと違って大量点が入るといった印象もあったが、次第に勝負にこだわるようになって守備の戦術が整備され、1点差を争うような緊迫した試合が多くなり、スコア的にも2−1とか3−1といったサッカーに近いようなスコアの試合が増えていった。Fリーグ発足当初は、1試合平均のゴール数は「6」を超えていたが、最近では1試合平均で「5.5」程度になっているようだ(ちなみに、今シーズンの第24節終了時点では5.84)。

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