プールCニュージーランド vs. ナミビアロンドン/オリンピック・スタジアム
★ワールドラグビー試合サマリー

9月24日は、ロンドンにあるオリンピック・スタジアムで1試合のみが行われる。アフリカ予選を勝ち上がった世界ランキング20位のナミビア代表が、同1位の「オールブラックス」、ニュージーランド代表の胸を借りる。ナミビアにとっては、今大会の初戦だ。

オールブラックスは、4日前の21日にアルゼンチンとすでに初戦を終えて26-16で勝利した。ただ前半はFL(フランカー)リッチー・マコウとCTB(センター)コンラッド・スミスというベテランが相次いでシンビン(10分間の途中退場)となり、試合を難しくしてしまった。

それでも後半途中から出場したCTBソニー ビル・ウィリアムズの得意のオフロードパス、そして司令塔ダン・カーターの安定感、確実なキックがチームに逆転勝利をもたらした。

ナミビアは格下の相手であり、この試合ではニュージーランド代表はメンバーを変更して臨むことが予想されるが、それにしてもチームに勢いを取り戻すためにもしっかりとしたゲーム運びでトライを量産したいところだ。

スティーブ・ハンセン ヘッドコーチは、日本が南アフリカを破った試合に触れて、「日本の勝利はナミビアのようなランキングが低いチームにも、万全に準備して臨めば強い相手と競り合えるという気持ちにさせる」と決して警戒を怠っていない。

対するナミビアはブレイクダウン、タックルでプレッシャーをかけて相手に有効な攻撃をさせないことがキーとなる。それでも、どこまでオールブラックスに抗うことができるだろうか。

ナミビアの中軸は開会式に「レジェンド」として登場した、サラセンズ(イングランド)でプレーするFLジャック・バーガー、シャークス(南アフリカ)でプレーし大会後はトヨタ自動車に加入するFLレナルド・ボスマ、そしてエクセター・チーフス(イングランド)に在籍しているFB(フルバック)クリサンダー・ボタら「海外組」である。

また6月に元ウェールズ代表のフィル・デーヴィスが指揮官に就任し、大会直前には南アフリカ代表と合同合宿を行うなど強化を急ピッチで進めてきた。その成果をワールドカップ本番で大いに見せたいところだ。

ナミビア代表は5大会連続5度目のワールドカップだが、その戦いぶりは毎大会、世界のラグビーファンの心を打ってきた。過去にオールブラックスとの対戦はなくこれが初対戦となるが、今大会も「アフリカンフィッシュイーグル(サンショクウミワシ)」のエンブレムを胸に付けて戦うナミビアの勇姿に期待したい。

★ラグビーワールドカップ試合日程

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斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365 」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「突破!リッチー・マコウ自伝」(東邦出版)など著書多数。≫Twitterアカウント

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