歴史的勝利から一夜明けた9月20日、日本代表は、第2戦のスコットランド戦(9月23日)に向けて、合宿地のイングランド南部の町ブライトンで練習を行った。

ふくらはぎを痛めているクレイグ・ウイングは別メニューの調整をし、五郎丸歩がグラウンド脇でマッサージを受けるなどしていたが、そのほかの選手はきびきびと動き回っていた。海外メディアの数も増え、注目度が増しているのを感じる。ラグビー史上最大の番狂わせをやってのけた選手達の表情は精悍さを増しているように見えた。

南アフリカ戦で途中出場し、完璧なパスワークを披露したSH日和佐篤は、途中出場の試合を振り返り、「僕の役目はゲームのペースを上げること。緊張せず、いつも通りにできました」と淡々と振り返った。

頼もしいのは、勝って浮かれることなく、どの選手も「目標は決勝トーナメント進出なので、次の試合に集中します」と話していることだ。すでに、スコットランドのキーマンの映像を見て、その特徴を頭に入れているという。

そして、9月21日、イングランドと並ぶ伝統国であり、世界のラグビーを牽引してきた強豪スコットランドと戦う日本代表メンバーが発表になった。中3日という強行日程だが、第1戦からの変更は、PR稲垣啓太、山下裕史、LOアイブス ジャスティン、NO8アマナキ・レレイ・マフィら6名。初戦でプレーしなかったのは、アイブス、福岡、リザーブの伊藤鐘史の3名のみだ。

SO小野が股関節を痛めたため、SOは初戦にインサイドCTBで活躍した立川理道が入り、インサイドCTBに田村優。左WTBは福岡堅樹が先発し、初戦は左WTBだった松島幸太郎が右WTBに回る。山下を先発させてスクラムを安定させ、突破力抜群のマフィで攻撃を仕掛け、俊足のWTB福岡、松島で防御をかく乱する。初戦よりもさらに攻撃的なメンバーになった。

LO伊藤鐘史は、初戦はメンバー外。「南アフリカに勝って嬉しかったけど、グラウンドに立っていないと喜びの価値が違う。早く試合に出たいとハングリーな気持になりました。試合に出て勝利を喜びたいです」と、今にもグラウンドに飛び出すような表情で語った。

「南アフリカ戦を見れば、スコットランドがモールとブレイクダウン(ボール争奪戦)でプレッシャーをかけてくるのは間違いありません。ここで押し込まれたら勝負にならない。また、スコットランドのラインアウトは、南アフリカよりスピードがあり、プールBの中で一番上手い。ベストなコール(サインプレーのコール)をしないといけません」。

お知らせ

J SPORTSオンデマンドでは、
9月18日に開幕するラグビーワールドカップを
全試合LIVE配信!


その他にも日本代表テストマッチ、トップリーグ、大学ラグビーも配信
ラグビーパック:月額1,800円(税抜)
※25歳以下の方は、U25割で月額900円(税抜)でご利用いただけます!
»詳しくはこちら

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ