9月の2018年ロシアワールドカップアジア2次予選・カンボジア(埼玉)&アフガニスタン(テヘラン)2連戦で「所属先未定」を理由に日本代表から漏れた川島永嗣。その後、依然として新たなクラブが見つかったという話が聞こえてこない。

9月18日は2015年Jリーグの最終登録期限。もしかすると川島のJリーグ電撃復帰があるかもしれないと様子を伺っていたが、結局のところ、それもなかった。Jリーグヤマザキナビスコカップに限っては、準決勝第1戦前日の10月2日まで追加登録が可能ということで、ナビスコ杯準決勝2試合と決勝に川島が限定的に加わる可能性もゼロではないが、勝ち進んだクラブもあえてGKを変えるというリスクは冒さないだろう。つまり、彼の今季中の国内復帰はほぼなくなったと考えていいはずだ。

スタンダール・リエージュを昨季限りで退団し、6月に日本代表合宿に参加した時、本人は前向きかつ強気なコメントを口にしていた。 「自分は未来のことについては何も言うことができません。ただ、欧州でプレーし続けたい気持ちは変わらない。スタンダールも新たな契約のオファーを出してくれていたけど、自分のファーストプライオリティは欧州チャンピオンズリーグ(CL)でプレーすること。スタンダールが昨季プレーオフで勝てていたら自動的にCLに出ることができたんですが、それは叶わなかった。僕は5年間ベルギーでプレーして、自分には新たなチャレンジが必要だと思っている。今はJリーグ復帰は考えていません。ベルギーに行った時、自分のゴールはより高いものだと考えていたし、5年が過ぎてGKとして欧州で達成できていないものがあるから」とどこまでも理想を追い求めていく姿勢を前面に押し出した。

その時点では、本人も多くの関係者もある程度、ポジティブな方向に進むと確信していたに違いない。8月の欧州移籍市場がクローズする前、日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長に尋ねた際も「今、進んでいますから、もう少しお待ちください」と解決策を見いだせそうな口ぶりだった。おそらくこの時期、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が自らのパイプを使ってクラブを斡旋していたのだろう。フランス・リーグアンのバスティア移籍のニュースも流れたが、そういう複数の候補との交渉があったのは間違いないはずだ。

けれども最終的には契約に至らず、9月も半ばを過ぎてしまっている。彼が目指していた欧州CLもすでに開幕し、各国リーグも熱を帯びている。次に移籍ウィンドウが開く1月まで川島が契約できるクラブを見つけるのはかなり難しそうだ。だからこそ、ここは3カ月間の短期契約でもいいから一度、Jリーグに復帰して、実戦感覚を取り戻すことを考えた方がよかったのではないか。

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