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スキー コラム 2014年12月10日

戦国時代突入か? モーグルW杯は混沌の展開に!

ブラボー!!モーグル by STEEP
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いよいよ今週末の12月13日土曜、モーグルのW杯が始まる。今回もフィンランド・ルカでの開幕戦だが、シングル(MO)からデュアルモーグル種目(DM)への開催に変更されたのが興味深い。

五輪種目のモーグル種目(MO・シングル)とは異なり2人並んで滑り、勝った方が次へと進むのがDMだ。予選ラウンドはMO方式で行われるが、決勝ラウンドはノックアウト方式のトーナメントとなる。
これは新たな選手が台頭する絶好の機会にもなる。
もし新人選手がトップ選手を破れば、その選手の自信につながり、同時にジャッジの評価も変わるケースが多い。採点競技だけに、“格付けが変わるキッカケ”となるのだ。

今季もW杯3連覇中の王者・ミカエル・キングスベリー(カナダ)と、4連覇中の女王ハナ・カーニー(アメリカ)が、頭一歩抜けて強いのは間違いない。しかし、地殻変動の予兆はすでに昨季から始まっていた。
ソチ五輪男子では、7位マット・グラハム(オーストラリア)、8位ベンジャミン・カベット(フランス)、10位パベル・コルマノフ(カザフスタン)、12位チェ・ジウ(韓国)などの上位に入った選手の年齢は20歳以下。女子に目を向けると、5位ブリテニー・コックス(オーストラリア)や14位ペリーヌ・ラフォン(フランス)らはティーンエイジャーだ。
男子はミック vs. アレックス・ビロドウ(カナダ、五輪2連覇)、女子はハナvsジャスティン・デュフォー・ラポイント(カナダ、ソチ五輪金メダリスト)という頂上決戦の下で、次期王者候補の躍動がすでに昨季から始まっていたのだ。
この若い選手たちが、W杯第1戦DMでトップ選手をノックアウトできるか?このあたりは、'18五輪までの流れにも左右する可能性がある。

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