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フィギュア スケート コラム 2014年3月20日

フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋【鈴木明子 エピソード4】

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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振付師の宮本賢二さん(KENJI)が、日本を代表するトップスケーターを毎月1名、ゲストに迎えてお送りする30分のトーク番組「KENJIの部屋」。今月のゲストは、鈴木明子さんです。最終回では、注目のスケーターやプロ転向などについて語っていただきました!

プリンスアイスワールド2014東京公演

KENJIの部屋

鈴木:(♪ツィゴイネルワイゼン)試合だと音のしないスケートが良いみたいな感じだけど、あえてここで音を出す所が好き。

――前半と後半でバイオリンの低音と高音になっていて、これ後半にすごく速くなるでしょ。そのために前半の低い音でグーッと先に抑えて、軽やかなのをもっと目立たせるようにしてる

鈴木:止まってはいないけど、静と動みたいな。競技の時以上に音をすごく表現できるから、やっていて楽しい。音に合わせるのがすごく気持ちいい。

――試合の時はレベルとかも考えるしね。これ、明子ちゃんの肘から手にかけてがきれいだよね

鈴木:でも、振り付けの時にすごく苦労したじゃないですか。私、何回もステップができなくて。

――最後の最後に、ちょっとまちがえたりとかね。スピンの時に、特に言わなくても手をしっかり表現してくれたでしょ。そういう所が明子ちゃんのすごい所だと思う。音をあまさず使ってくれるし

鈴木:この曲、決めるのも時間がかかりましたよね。「競技の時にやってみたかった曲とかない?」って言われて。

――最終的に「鈴木明子丸出しでいこう」ってなって、本当にハマったよね

鈴木:現役の選手に負けないように、でもルールがないから自由なんだよ、みたいな。

――明子ちゃんて腕がちょっと猿腕になってて、内側になるでしょ。そこからのラインの指までが自然とできてるよね。あのピンッて弾く音もすばらしい

KENJIの部屋

鈴木:最初はもっとピョンって感じだったのを、自分で勝手に大きくしたんですけど。ファンの方からのお手紙で「あそこが好きです」っていうのもありました。

――普通はあんな動きできずに、逆になるもんね。ピンッてやったあとの余韻も、残し方がうまいというか

鈴木:プロになってから、より音を自分で楽しむようになりました。こう残す、とか自分でどんどん発展させて。ここをもうちょっと引っ張ってみようかな、とか。

――試合の時だったら、それをやってたら次のジャンプに間に合わなくなるもんね

鈴木:そこを楽しめるようになったのはすごくおもしろくて、「ああ、これが自分が本当にやりたかったことなのかな」って思えるようになりました。

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