この数年、ラグビーを観る機会が増えたことにより、試合中に脳震盪を起こす選手を見ることも、その怖さを聞くことも多くなり、サッカーの試合で脳震盪を起こした選手がそのままプレーを続行する場面に違和感を覚えるようになりました。もちろん、相手選手との接触がより多いラグビーとサッカーでは脳震盪を起こす確率も違うでしょうし、対処方法が異なっても良いとは思うのですが、先日も10月10日のジャマイカ戦で脳震盪を起こした香川が14日のブラジル戦は出場しませんでしたが、18日のケルン戦にスタメン出場したことに驚きました。

香川は8月下旬にもマンチェスター・ユナイテッドでの試合で脳震盪の診断を受けています。いずれも軽度とはいえ1ヶ月半の間に2度の脳震盪。最初の脳震盪のダメージが残っている状態で2度目の脳震盪を起こす「セカンドインパクトシンドローム」は、最悪死に至ることもあり注意が必要です。

ラグビーのトップリーグでは、脳震盪を起こした選手だけではなく、起こした疑いのある選手も即座にピッチから退場することになっています。そして、脳震盪を起こした選手は3週間試合に出場することができません。

日本ラグビーフットボール協会に掲載されているIRB(ラグビー版FIFA)ガイドラインの一部抜粋して紹介すると、*1年以内に2回以上の脳振盪の既往のあるアスリートは、さらなる脳の外傷や回復が遅れるリスクがより高まるため、プレーへ復帰する前には、脳振盪の治療経験のある医師の診察を受けるべきである。*脳振盪が疑われるプレーヤーのチームメイト、コーチ、マッチオフィシャル、チームマネージャー、スタッフ、あるいは両親は必ず、そのプレーヤーをフィールドオブプレーから安全に退場させることに最善を尽くさなければならない。脳振盪後のプレーへの復帰*12カ月以内に2度目の脳振盪を起こした、または、脳振盪を複数回起こしたことがあるプレーヤー、あるいは、まれな症状があったり回復が長引いたりしているプレーヤーは、 スポーツに関係する脳振盪の経験がある(総合)医療提供者の評価と治療を受け、脳振盪の治療経験のある医師の許可が出るまで、ラグビーには参加しないようにすること。とあります。

脳震盪はたとえ軽度でも甘く見ることなく、細心の注意が必要です。とはいえ、ラグビー界でもこういった規制が設けられたのはそんなに昔のことではなく、以前は、脳震盪を起こした選手の頭に大きなやかんに入った水をかければ、意識が戻るといったイメージでしたし、実際に高校生の練習中にもそのような行為が行われていたようですので、実際にプレーしている選手にも脳震盪が怖いものだという認識があまりなかったと思います。

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