ISU作成のコメント集の翻訳をGroup1からお送りします。

グループ1
エラッジ・バルデ選手(カナダ)132.55 17位 総合 195.39 18位

初めて四回転をクリーンに降りましたので、すごくうれしいです。ショートでは片手を付いて、スケートカナダも片手を付いてステップアウトでした。ですからこれが初めてです。2回トリプルアクセルが入ったのもほんとによかったです。(コンビネーションジャンプが足りず)残念でしたね、その失点が多かったです。そういった細かいミスもありますが、全体的には本当によかったと思います。「やるべきだったのに」とそれで3点失った時には思っていましたが、でもまあそれはそれで。今大会の初めての世界選手権での演技、それがなによりよかったです。
僕は日本が大好きです。日本のお客さん、ファンの方々、リンク、街、この国が大好きです。初来日は昨季の四大陸選手権で、試合ではそこまで良くなかったんですけど、日本という国を好きになりました。実はこれまで東京に来たことがなかったので、ここで演技が出来てうれしいです。
今回の成果としては、四回転2回、トリプルアクセルも3回降りました。改善すべきところはありますが、現時点でベストの演技が出来たと思います。

グループ2
ケヴィン・レイノルズ選手(カナダ)146.99 10位 総合 215.51 11位

シーズンが終わって、少しほっとしています。大変なシーズンで、カナダ選手権からオリンピックにかけて問題が多かったなと振り返っています。今日も全体通して戦えたのでうれしいですし、日本のお客さんの応援に本当に感謝しています。
(来季に向けて)なによりもまず、なるべく早くこの靴の件を解決しないと……解決するでしょうし、それから来季に向けての取り組みに集中します。ISUから多くの変更点を聞いていますし、どんな風に変わるか見物です!

グループ2
イヴァン・リギーニ選手(イタリア)143.66 12位 総合 213.09 13位

初めて日本で滑るという、本当に良い経験になりました。僕は初来日でしたし。1万8千人のお客さん、その皆さんの歓声や応援を受けるのは、凄い経験です。凄かったです。日本での初試合は、ほんとによかったです。(演技最後に)空にパンチかましちゃって(笑)こんなに良い演技で、自己ベストも出てすごくうれしかったです。シーズン最後の試合で、素晴らしい締めくくりになりました。

グループ2
ナム・ニューエン選手(カナダ)147.31 9位 総合 214.06 12位

先週の世界ジュニアの出来よりも良かったです。演技が終わった時、「あ、クリーンに滑った!」って気付いて、スゴイとこまで来れたな!ってもう自分に驚いてます。(フェルナンデス選手と羽生選手と共に出場し)彼らと一緒に練習しているのも、スゴイことなんです。あの人達と同じ試合で戦うことになるとは……クリケットクラブで一緒に練習してるあの人達と共に戦うとは、思いもよらず、でした!彼らと共に戦えて、大変光栄に思っています。もちろん結果は知れてるんです。あの2人が上なんですけど、でもあの2人と戦えるなんて、スゴイと思います!(「試合前にもっと食べようと思う」と言われていましたが今日は?)お昼ごはんはパスタでした。3皿いったので、よしとします(笑)
(ジュニアとシニアの掛け持ちのシーズンになったが)特に問題ではなかったです。フリーで30秒ほど長くなっただけなので。その30秒はコレオシークエンスになっています。ですから、対応もすごく簡単、というか。
(来季に向けて)シニアのグランプリシリーズに出たいです!出られたらほんとにスゴイな、って。

グループ3
マックス・アーロン選手(アメリカ)147.34 8位 総合 225.66 8位

こんな出来では腹立たしいです。全米から、大変な時を全力で乗り切って、練習して来ました。来季に向けて「直せる点」を考えないといけません。今日はお客さん(2万人近くの大観衆)の前で恥ずかしさがありました。次回は、自分を出せるように(there will be no [wishy-washy:キャラが出ていない状態])腹くくります!

グループ3
シャフィク・ベセギエ選手(フランス)147.39 7位 総合 224.19 9位

初めての世界選手権で自己ベストを更新しました!それを目標にして狙ってやって来ましたから。次のステップとしては、これからの4年間で芸術面において向上したいです。今日もそれがちょっと足りなかったです。ショートとフリーでノーミスをするというのは、主要大会では初めてのことなんです!今日のフリーが、これまでで最高のプログラムです。
(唯一のフランス代表としてのプレッシャーについて)今大会では「(来季の世界選手権の枠取りに)自分しかいない」というのを忘れて、自分自身の演技に集中したので、それがよかったと思います。
(今大会の収穫)プログラムを「読み込めた(digest)」ことですね。リラックスして、ショートからフリーにページも切り替えられました。

グループ3
ジェレミー・アボット選手(アメリカ)166.68 4位 総合 246.35 5位

(現役最後の予定の演技が終わり)本当に切ない(bitter sweet)ですね……。今、たくさんの思いが去来しています。このような演技が出来て本当に幸せですし、ここでこんな演技をしたいという、願ったり叶ったりの演技になりました。そのためにずっと練習をして来ました。今日の演技が、このフリーでは一番の演技です。それをここ日本で出来て、誇りに思いますし大変光栄です。日本の皆さんから、こんなにもあたたかいおもてなしを受け、これ以上なにも望めません。……採点表は見たいんですけど(笑)どこで失点したのか見届けたいです。この点数より良い演技をしたぞ、って思うんですけど(笑)でも、時に点数や順位よりも良い演技があるものですし、そのような演技が出来て本当に幸せです。
(日本のファンの皆さんへ)ただただ、御礼を申し上げたいです。今大会そしてこの(シニアで活躍するようになってからの)8年間、ありがとうございました。ここまで来るのに、とてつもなく、信じられない道のりでした。ここ日本では、いつでも素晴らしいことに巡り会えました。今大会もそんな感じで、この会場の皆さんは、僕の中ではこれまでで一番のお客さんでした。日本のお客さんはいつだって格別なんですけど、今大会のお客さんは、全てにおいてこれまで感じたことのないレベルにまで進化されていました!パフォーマーとして、そのような皆さんの応援以上にありがたいことはありません。

グループ3
ピーター・リーベルス選手(ドイツ)137.90 14位 総合 211.92 14位

出だしは残念でしたけれども、それ以降は満足しています。演技前は良いかなと思っていたのですが、四回転トゥループで転倒してしまいました。残念です。その影響がトリプルアクセルにも出てしまったかな、と。でもそれ以降演技に集中したのは良かったです。それからは大丈夫でした。 (今季について)まぁ本当に良いシーズンでしたね。今大会も最悪の結末にはならなかったですし、トータルで今季はよろこばしいものになりました。シーズン当初から、思い描いたようにドイツ国内の五輪代表争いを優位に運んで、再びドイツ選手権で優勝しました。

グループ3
マキシム・コフトゥン選手(ロシア)162.71 5位 総合 247.37 4位

今日は戦い抜いた、それは僕にとって大きなプラスです。自己ベストを総合で7点更新して先生方もよろこばれていました。ショートもフリーも100%の出来ではなかったのですが。今日の演技は、冒頭の思わぬミス(四回転サルコウが一回転に)の後うまく自分を取り戻して(pull myself together)、それ以降引き続いて演技をまとめることが出来たのは良かったです。
(今後の成長に必要なもの)今季は大きな進化ですし、自分自身、まだまだこれが限界ではないと思っています。もっともっと出来ますし、まだまだそれを見せられないでいます。スケーティングもジャンプも伸びしろは大きいと思っていますし、持久力ももっと上げられると思います。最上位の選手になるためには、超絶に難しいプログラムにしなければ。本来それが出来る状態ではあるんですけど。

グループ4
トマシュ・ベルネル選手 134.06 15位 総合 223.14 10位

(フリーは)ソチのほうがよかったですね……。しょっぱい(英語ではbitter[苦い])…ほんとにしょっぱいことになりました。ちょっと変な感じ。ソチ五輪の時は想定内だったんですけど、今回のように、(ショート4位で折り返し)上位になる希望が膨らんでそれがぽしゃるっていう、そういう心づもりは出来てませんでしたね……。それなのに日本のお客さんは僕に拍手して下さって。今日の演技に対してというか、僕の競技人生に対して拍手を送って下さったと思うんです。ただただ申し訳ないです。もっともっと良い演技をお見せしたかったです……。
(今後について)次のステップとしては、MBA(経営学修士)過程を修了することですね。この夏に終えます。その後はスポーツマネジメントの世界に飛び込むぞ、と。そして一生、スポーツと共に生きていきます!スケートしてるだけじゃなく!
(日本のファンの皆さんへ)僕の競技人生をずっと応援して下さって本当にありがとうございました。皆さんは、僕にとって一番のお客さんです。こんなに素晴らしい最後を迎えるとは、夢にも思いませんでした。僕のこれからのスケート人生にとっても、これ以上ない門出になりました。これまでお付き合い下さって、どうもありがとうございました。

グループ4
ハン・ヤン選手(中国)145.21 11位 総合 231.91 7位

今日の演技はそこまで良くなかったです。2番目のジャンプ(四回転トゥループが二回転に)、3番目のジャンプ(トリプルアクセルがダウングレードの転倒)で失敗しましたし。ショートはまだよかったですけど、このフリーでは、そこまでよろこべません。今大会はしんどかったです。

グループ4
ハビエル・フェルナンデス選手(スペイン)179.51 3位 総合 275.93 3位

(演技を終えて)良い気分です。良い演技だったと思います。ルッツが一回転になって、四回転サルコウー三回転トゥループも出来なかったんですけど(四回転ー二回転)、それでも良い演技だったと思います。もちろんユヅル(羽生結弦選手)が上だったとしても、ですね。(羽生選手の後に滑って)ユヅの演技の後、お祭り状態のところで出番を待ってた、というか。リンクに出て、氷を見渡して、どこ滑ったらいいか分からなかったんですけど(笑)お花や贈り物がたくさんあって。大体リンク半分しかストローク(演技前の準備運動的なスケーティング)に使えなかったです。そんな感じで(笑)その後はただ自分の演技に集中して、イイ感じでした。すごい試合というか、とてつもないレベルの試合でしたね。ファンの皆さんも、選手皆を応援されていました。ここ日本の地で、僕はオリンピックの日本人金メダリストの後に滑ったんですよ。なのに皆さん、僕のことも応援して下さったんです。それは日本という国ならではのことではないかな、と思います。
(オフは)スペインに戻って、家族とお祝いします。12月からスペインに帰っていないので。

(以下会見より)
「これだ!」っていう演技も出来ましたし、これにて、シーズンが終わりましたねー。とにかくうれしいです!メダルも持って帰れます。素晴らしい試合になりましたね。自分もこれ以上ない、ってところまで出せました。こちらの2人の選手が今日はスゴかったです。勝者にふさわしい。僕もよろこんで、メダルと共に家に帰ります! (ソチ五輪と世界選手権を比較して)オリンピックは、他のどの試合とも、まったく違いますからね。でも、ひとつには、ソチでは氷の状態が自分には合わなかったです。メインリンクはフィギュアとショートトラックの併用で、気温も一定ではなかったです。毎日違う感じでした。メインリンクで十分に練習する時間もなく、皆プラクティスリンクで過ごしていましたね。
(母国スペインのバルセロナで初開催される来季のグランプリファイナルについて)グランプリファイナルはスペインにとって素晴らしいことです。スペインのフィギュアスケートを発展させようと努めていますので。この試合で、スペインの多くの方がフィギュアスケートを「フォロー」して下さると思います。フィギュアスケートについて何も知らない方も、この試合の後には、競技性について御理解頂けるようになると思います。ここが勝負どころです。たくさんの人々が一生懸命に取り組んでいて、このスポーツをスペインに根付かせようと、選手も一生懸命に練習しています。このグランプリファイナルが皆の頑張りを後押しすると思います。

テキスト・翻訳:島津愛子 Aiko Shimazu

★【2014年世界選手権】男子SP海外選手コメント集(+町田樹選手、羽生結弦選手会見英語)

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Pigeon Post ピジョンポスト
フィギュアスケーターの"声" "今"を届ける記者チーム(Pigeon Post HP)。
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