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フィギュア スケート コラム 2014年3月20日

織田信成、安藤美姫が語る!思い出の世界ジュニアフィギュアスケート選手権

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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織田信成
「記憶に残るのは、すごく悔しかった思い」

世界ジュニアは初めて出場したオランダ・ハーグでの2004年の大会が一番記憶に残っています。すごく悔しい思いをしたので・・・。

その時は、1日に7時間、8時間とか毎日練習していて、それでもトップ10にも入らなかったら、一体どれだけ練習したらいいのかなと途方に暮れてしまいましたね。
でも、そこからどうやってスケートと向き合っていくのかと、真剣に考えるきっかけにもなったので、そういう意味では、すごく自分が成長できた大会でもあったのかなと思います。

毎日ただただ練習していたんですけど、「何がだめなの?」と思ったときに、量じゃなくて質を重視するようになりました。短時間でもいいから集中して、滑る前に自分がやること、やりたいことを考える。氷に乗ったら、自分が思い描いた練習ができるように意識しながら練習をする。それを繰り返すようにしたというのが、1つ大きな変化です。あとはカナダに行って、そこでいろんな選手のスケートと触れ合えたことも、次の年から成績が伸びた理由の1つかなと思います。

やっぱり何よりも、悔しい気持ちが一番記憶に残っています。よかった時はもちろん嬉しいんですけど、悔しかった時の「絶対やってやる」っていう思いの方が、残っていますね。

エヴァン・ライサチェクやアンドレイ・グリアツェフと一緒だったんですけど、エヴァンは美しいスケーティング印象的ですごいなと思いました。グリアツェフは本当にトリプルアクセルが上手でした。当時、自分はトリプルアクセルが飛べていなかったので、公式練習でグリアツェフのトリプルアクセルを見に行って、「どうやって飛んでいるんだろうね」と母と話したりしていました。

安藤美姫
「世界のレベルを目の当りにした1年目、表現する楽しさに目覚めた3年目」

1年目と3年目が思い出に残っています。

1年目はすごく楽しかったです。9.11のテロの影響で、グランプリシリーズにはアメリカの選手が出ていなかったのですが、世界ジュニアにだけは出場していました。その時に見た、アメリカの選手のうまさ、スケーティングの綺麗さ、オーラはすごく衝撃がありました。そこからですね。この選手たちと同じレベルで戦いたいと思いましたし、もっと頑張ろうと思うきっかけになりました。

あとは、緊張から体調不良になってしまって、公式練習に行けなかったり、ハチャメチャな思い出ばかりです。その年、グランプリシリーズもグランプリファイナルも、ショートプログラムは全勝していました。世界ジュニアのショートも、難しいジャンプには成功したのですが、ダブルアクセルで転倒してしまったり、ちっちゃなミスをしたな、と覚えています。でもそれが次の年に活きたのでよかったのですが。やっぱりデビュー戦は思い出に残りますね。

3年目はシニアと掛け持ちしていて、自分が1番成長したなと感じた年でした。

4回転に成功した2年目の映像と、3年目の映像をテレビで見比べた時に、「あ、なんか大人っぽくなったな」と自分でも思えました。
火の鳥という曲で、いつもと違う振付師の方に振りを付けてもらったことで、「自分から表現したい」と気持ちが芽生えました。言われたことをやるだけではなくて、「この曲好き」と思って、選曲の段階 から自分も参加したことで、意識がガラっと変わりました。そういう新しい気持ちで過ごせたという意味で、最後の世界ジュニアはすごく良かったなと思い出に残っていますね。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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