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柔道のマンガ一覧

2007年02月08日

『柔道部物語』 - 濃密すぎる高校柔道部での3年間

小林まこと 『柔道部物語』 講談社(1999) 文庫全7巻

柔道部物語

中学では吹奏楽部に所属していた穏やかな少年が、騙されて入った柔道部でやがてその魅力に目覚め、本気で柔道に打ち込んでいく物語です。高校に入学してから3年で部活を引退するまでを、かっちりと濃密に描きます。

主人公三五十五(さんご じゅうご)は天才型です。初心者にも関わらず、恐ろしい勢いで成長し、強豪へとのし上がっていく。三五が負けを経験しても、次回の勝利を読者が確信してしまいます。

スポーツマンガによくある個人特訓などをこなすこともなく、トレーニングの場はどこまでも「部活」です。部活の魅力を思い出すと共に、天才という異物を眺めている感覚に陥ります。

顧問の五十嵐先生を始め、脇を固めるキャラクターたちも個性派揃い。ギャグも交えながらテンポよく物語が進行するため、一気に読み進めてしまいます。

ふとページをめくる手が止まるのは、3年生が引退する時でしょうか。制服姿で後輩と柔道場に礼をして去っていく姿に、運動部経験者なら込み上げてくるものがあるかと思います。

■初出:『週刊ヤングマガジン』講談社(1985~1991)

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柔道部物語

【ストーリー】

寿司屋を継ぐため大学に進学する必要がない三五十五は、強豪運動部が揃う岬商業高校へ入学。中学から続ける吹奏楽部への入部を考えていたが、甘い言葉に誘われ柔道部へ入部することに。厳しいしごきと練習の日々に、三五は耐えられるのか!?

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