2007年01月22日
キイチ DA GOAL!!! - 一芸でJリーグユースに挑戦する少年
岩田やすてる『キイチ DA GOAL!!!
』講談社(2004)全2巻
Jリーグのユースチームに焦点を当てたサッカーマンガです。
公式戦出場ゼロ、リフティングとプレースキックだけは異常に上手いキイチが、いきなり同世代最高峰であるJリーグユースに挑みます。一芸しかないキイチが本格的なサッカーに触れ、弱点を克服しながら成長していくのかと思いきや、一芸をさらに高めて試合に応用していくことで、存在感を発揮していきいます。
シリアスな描写の合間に挟み込まれるお笑い要素が、キイチの前向きで明るい性格を際立たせつつ、読者を飽きさせません。キイチと共にギャグ部門を担うのは、謎の老人横山剣造。お約束通りただの老人ではありません。「実は只者ではない老人」というパターンは、多くのスポーツマンガに散見される気がします。今後の研究テーマの一つにしましょう。
読んでいて気持ちがいいなと感じたのは、チームメイトが皆前向きでいい奴だからでしょう。さわやかな読後感を与えてくれます。長期連載で読んでみたい良作です。
■初出:『マガジンスペシャル』講談社(2004~2005)
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『キイチ DA GOAL!!!』
【ストーリー】
部員が1人しかいないサッカー部でひたすら足技ばかり磨いてきた浜田喜一は、一緒にプレーしてくれるチームを探して「Jヴィレッジ」にやってきた。そこで合宿を張っていたJリーグユースチームのSC東京に出会い、喜一のサッカー人生は一変する。


