May 20, 2012 9:15 PM | » permalink
序盤戦こそなかなか勝ち点を積み上げられなかったものの、8節から3連勝を飾ると、以降はわずかに1敗と好調をキープ。13位まで浮上してきた、Jリーグ初挑戦のシーズンとなる松本。気付けばプレーオフ圏内まで7ポイント差と、「上に行けるかどうかの大事な試合」(松本・小松憲太)という位置付けで、今日のホームゲームを迎えます。
一方、こちらも開幕から3試合勝ちなしで岸野靖之前監督を解任。山口素弘新監督も就任から4試合は勝ち星に恵まれませんでしたが、そこから連勝、連敗、連勝で15位に付けている横浜FC。勝てば順位の入れ替わる松本を倒し、3連勝でさらなる勢いを引き寄せたい所です。
また、このゲームは「僕がプロの選手になってからの付き合い」と山口監督も話したように、全日空と横浜Fではチームメイトとして、新潟では監督と選手として共に戦った反町康治監督と山口監督の初対決。「意識しないわけにはいかない」(山口監督)という2人の采配にも注目が集まります。緑と白で彩られたタオルマフラーの花が咲き乱れる中、横浜のキックオフでゲームはスタートしました。
先にチャンスを創ったのは松本。5分、最前線で常に体を張り続ける塩沢勝吾が頑張って繋ぎ、弦巻健人のミドルはバーの上へ。12分にも左サイドで鐵戸裕史の粘り強いキープを起点に、船山貴之がアーリークロス。塩沢が飛び込むも、横浜のCB森本良が何とかクリア。15分にはボランチの喜山康平が狙いすましたスルーパス。左サイドで抜け出した船山は、巻いて右スミという意識は感じ取れたものの、シュートは正面を突いてGKがキャッチ。続けて横浜ゴールを脅かします。
立ち上がりから松本が特に主導権を握ったのは、「テツさん(鐵戸)の所でうまく基点を創れていた」と小松も話した左サイド。攻撃のキーマンとも言うべき船山も左へ流れることが多く、再三いい形を創り出すと、19分には弦巻のパスを受けた小松が右へ展開。船山のアーリークロスに弦巻が飛び込み、GKにキャッチされたものの右からも好機を演出。21分にも浮き球を喜山がダイレクトで左へ。鐵戸がカットインしながら放ったシュートは、DFに当たって枠の右へ。ポゼッションでも上回り始めた松本。攻勢が続きます。
さて、シュートを打てない横浜は、長い芝生の影響もあって「ビルドアップでボールがうまく動いていなかった」と山口監督。加えて、大久保哲哉と田原豊がそびえ立つ前線へのロングボールも、「そこへの対応は一番考えていたし、セカンドもうまく拾えていた」と小松が振り返った通り、松本が確実に対応。時折、野崎陽介がギャップに潜ってドリブルで運びましたが、チャンスに結び付けるまでには至らず、リズムを引き寄せられません。
33分には左CKから、ゾーンを敷く横浜を尻目に鐵戸がマイナスへグラウンダー。空いた船山の強烈なミドルは横浜DFが体でブロック。38分にもペ・スンジンの軽率な横パスを船山がかっさらい、そのまま狙ったミドルは横浜GKシュナイダー潤之介が何とかセーブ。横浜も40分に森本のフィードを田原が落とし、大久保がわずかに枠の左へ外れるチームファーストシュートを打ちましたが、「前半は非常に厳しかった」という山口監督の言葉を待つまでもなく、ホームチームのペースで最初の45分間は推移しました。
後半は頭から山口監督が交替を決断。CBの森本を下げて、杉山新を右SBへ投入。ペ・スンジンが右SBから中央へスライドします。すると、46分には横浜にチャンス。佐藤謙介、大久保と繋いで、野崎が左足で狙ったミドルは枠の上へ。50分にも野崎が左へ送り、阿部巧が枠を越えたものの、ミドルにチャレンジ。少し積極性が出てきました。
出鼻を挫かれた松本も51分に続けて決定機。喜山のクサビを塩沢がチェストで落とし、弦巻が裏へ。抜け出した船山はエリア内でDFともつれて倒れるも、山内宏志主審のホイッスルは鳴らず。直後のスローインから、玉林睦実の右クロスに弦巻がフリーで当てたヘディングは枠の右へ。先制点を奪えません。
すると、この前後から徐々にお互い中盤が空き始め、ボールが行き来するような展開に。松本も優位性を保っていた左サイドを使えなくなり、膠着した時間が続くことになります。次にカードを切ったのは反町監督。65分、弦巻を下げて楠瀬章仁をピッチへ。ドリブラーの投入で、やや減退気味の推進力を取り戻しに掛かりました。
ところが、その4分後にスコアを動かしたのはアウェイチーム。69分、杉山のパスから八角剛史、佐藤と回し、CBとボランチのギャップで受けた野崎が思い切り良く左足を振り切ると、「爪先に当たってドライブがかかった感じ」と松本GK野澤洋輔が振り返ったボールは、ゴール右スミに突き刺さります。「一番嫌な所でボールを受けられてしまった」とは小松。横浜が1点をリードしました。
ビハインドを負った松本は76分、フィードに塩沢が競り勝ち、抜け出した船山がシュートを打たずにクロスを選択してチャンスが潰えると、「中盤でボールを動かしても、あまり効果がないような展開」と指揮官が見極め、77分に小松を下げて、今シーズン初出場となる伊藤竜司を3バックの右へ投入。そのポジションの飯田真輝を最前線へ上げる決断を下します。
しかし、このシフトで生まれた一瞬の「集中力の欠如」(野澤)を突いて、横浜が挙げた追加点は78分。自陣の深い位置から堀之内聖が蹴ったFKに大久保が競り勝つと、佐藤はまったくのフリー。左スミを狙ったシュートは、野澤もわずかに触りましたが、左ポストの内側を叩いてゴールの中へ。これが連勝しているチームの勢いか。「非常に良い流れと、良いバランスになって修正できた」(山口監督)横浜が点差を広げました。
苦しい終盤になった松本。79分には玉林のフィードを塩沢が繋ぎ、「初めて見た飯田の左足シュート」(反町監督)はシュナイダーがキャッチ。84分には塩沢とエイジソンをスイッチして、最後の勝負に出るも、「難波(宏明)とカズ(三浦知良)が短い時間の中でもボールを追い回して、ロングボールを出させないように汗をかいてくれた」と山口監督も称賛した2人の献身的なチェイスもあって、なかなかシュートまで持ち込めません。
93分、玉林が右から上げたクロスに、ファーサイドで飯田が合わせたヘディングも枠の左へ外れ、訪れた水色の歓喜。「山口には素直に『おめでとう』と言いたい」と反町監督。元同僚指揮官対決のファーストラウンドは、"後輩"が敵地で勝ち点3を獲得する結果となりました。
1つのポイントは「山口がよく替えてきたなと思う」と反町監督も言及した、右SBのシフトチェンジでしょうか。確かに攻撃面でもペ・スンジンの所でボール回しが停滞するシーンがありましたが、守備面でも「やはり真ん中の選手なので、ゾーンの感覚があまりない」と反町監督が触れたように、マーカーに食い付いて裏が空くシーンも散見。ここにアグレッシブな杉山を入れるのは1つのギャンブルにも見えましたが、結果としてそれが攻守に奏功した形になりました。そういう意味では采配ズバリというゲームになった印象です。
松本は「失点するまでは五分五分でやれていた」(野澤)だけに、「前半のいい時間帯にゴールを決められていれば」という船山の言葉が象徴するような展開に。ただ、「攻撃は形になってきている」(船山)のは間違いなく、何度も崩した形から惜しいシーンを創出していました。5勝3分け6敗で迎えたゲームだったため、五分の星にするチャンスを逃した形にはなりましたが、とりわけ前半はチームのベースアップを着実に現わすような、今後が楽しみになる内容だったと思います。
しかし、アルウィンでの松本山雅は初めて見ましたが、やはり最高の"ホーム"ですね。あの声援を送られたら、選手も最後まで走らない訳にはいかないでしょう。また、チャントのオリジナリティと中毒性は、先日ACLで柏と対戦したブリーラムに通じるモノがあるのではないでしょうか。是非また機会を見つけて、アルウィンに行きたいと思います。 土屋
May 17, 2012 1:19 AM | » permalink
ナビスコカップの予選リーグも今日で折り返しの4節。2試合を消化して1分け1敗といまだ白星のない大宮と、3試合を消化して1勝2敗と黒星が先行している札幌がNACK5で激突します。
「ケガで出遅れていた選手を中心に使った」(石崎信弘監督)という札幌はCBに櫛引一紀と奈良竜樹、ボランチに荒野拓馬と前貴之を配置。センターラインを「10代の2人のコンビ」(石崎監督)に託し、右SHには今シーズン初スタメンとなる34歳の砂川誠を、左SHにはナビスコで2ゴールをマークしている18歳の榊翔太を、最前線にはケガから復帰した32歳の大島秀夫を起用するなど、楽しみなメンバー構成でこのアウェイゲームに臨みます。
さて、「スタートはいい入り方ができた」と砂川が話したように、まず勢いを持ってゲームに入ったのは札幌。「Jリーグでは開始1分で点を取られたので、しっかり入ろうと話していた」(砂川)中、ボールアプローチも速く、中盤でガツガツとセカンド制圧にも成功。3分には右に流れた内村圭宏のクロスから、こぼれを砂川が狙ったシュートはバーの上へ。5分には荒野がうまく右へ展開すると、今日は右SBに入ったジェイド・ノースがクロスまで持ち込み、大島のヘディングはGKがキャッチ。12分には砂川の左CKをフリーのノースが頭で合わせるも、ボールは枠の右へ。続けて手数を繰り出します。
逆になかなか反発できない大宮は14分にようやくファーストシュート。上田康太の左FKから、ラファエルのワントラップボレーは枠の左へ逸れましたが、16分にもカウンターからチャンス到来。左サイドから鈴木規郎、チョ・ヨンチョルと繋ぎ、東慶悟のシュートはタイミング良く飛び出した札幌GKイ・ホスンが体でセーブ。そのCKから金久保順が蹴ったボールにラファエルが飛び込むも、ボールは枠の上へ。ゴールには届かなかったものの、カウンターとセットプレーでチャンスを窺うと、22分と23分には立て続けにカルリーニョスが、前者はイ・ホスンに阻まれ、後者はわずかに枠を越えるミドルを連発。少しずつ形勢が入れ替わっていきます。
「バイタルに入ってからのコンビネーションをできるだけ高められるようなメンバー」(鈴木淳監督)を配した大宮は、15分前後からラファエル、東、チョ・ヨンチョルのアタッカートリオにボールタッチが増え始め、攻撃の時間こそ長くなっていきましたが、鈴木監督も「右サイドに置いた金久保の運動量で背後を突きたかったが、その形はあまり出なかった」と振り返ったように、なかなかサイドを攻略するシーンは見られません。
対する札幌も「全然収まらなかった」と本人が振り返った大島のポストワークはそれでもやはり高次元で、多少無理な体勢でもうまく味方へボールを繋ぎますが、「サポートや3人目の動きができれば、もっといい形ができる」と石崎監督が話したように、そこから次の展開への繋がりは薄く、こちらもサイドを使いきれません。
25分以降は荒野の粘り強いキープを起点に、内村が放った26分のカットインシュートと、荒野と榊が繋いで、最後は砂川が枠を外した31分のミドルと、両チーム合わせてシュートは2本だけ。膠着した展開のまま、スコアレスで前半は終了しました。
後半は大宮がすぐにペースを奪取。48分に左からの展開に渡部大輔がチェストで落とすと、ラファエルの反転左足ボレーは枠の左へ。52分にはCKの流れからキム・ヨングォンが強烈な枠内ボレー。イ・ホスンも懸命に掻き出しますが、攻勢を強めます。すると、このCKが呼び込んだオレンジの咆哮。53分、金久保が右から蹴り入れたボールをキム・ヨングォンが確実に頭でヒットすると、揺れたのは大宮サポーターが陣取る目の前のゴールネット。勢いそのままにホームチームが先手を取りました。
追い掛ける展開となった札幌。55分には相手の横パスを高い位置で奪った荒野が左へ付け、内村がDFに当たってわずかに枠の右へ外れるシュートを放ちましたが、「相手のボランチに回されて、なかなかプレッシャーが掛からなくなった」(大島)ことで守る時間が長くなる中、「攻め急ぎがあったのは課題」(砂川)「焦って攻撃のミスが多くなった」(石崎監督)と2人が口を揃えたように、札幌はせっかく奪ったボールもイージーミスですぐに失うシーンが多く、どうしても押し込まれてしまいます。
66分にはカルリーニョス、東、チョ・ヨンチョルと綺麗に回り、ラファエルが打ったシュートは日高拓磨が何とか体でブロック。続く苦境に、石崎監督が選択したのは2枚の交替策。67分には榊と芳賀博信、70分には内村と近藤祐介を相次いで入れ替え、カルリーニョスの高精度フィードからチョ・ヨンチョルに際どいシュートを打たれた直後の74分には、荒野を下げて前田俊介を投入。大島と前田を前線に並べ、右に近藤、左に砂川と、経験のあるアタッカー陣に終盤を任せます。
79分は大宮。東、チョ・ヨンチョル、カルリーニョスがまたも華麗に繋ぎ、渡部のシュートは枠の右へ外れましたが、惜しい得点機。82分は札幌。大島の巧みなポストを基点に、ノースが近藤とのワンツーから右サイドを崩してクロス。ニアに走り込んだ砂川のシュートはDFに当たって枠の右へ。双方にとって「攻めて攻められてが多くなった」(鈴木監督)とはいえ、追い付けない札幌。
ところが、諦めない気持ちが引き寄せた歓喜。88分、自陣からのクリアが相手陣内で弾んだ瞬間を見逃さず、近藤が執念でヘッド。拾った砂川はすぐさま前田へ。侵入したエリア内で前田は1人かわし、2人かわして、利き足とは逆の右足を振り抜くと、ボールはゴールネットへグサリ。「パスが良かったんで決めるだけだった」という本人のサラリとした発言とはかけ離れた、さすがの個人技が炸裂。「追い付いたのは今までになかった形」と指揮官も一定の評価を与えた札幌が、土壇場の同点劇で勝ち点1を強奪する結果となりました。
大宮は「勝ち点1しか取れなかった」という指揮官の言葉がすべて。「攻撃ができるようなシステムとメンバーで構成した」(鈴木監督)ゲームは、立ち上がりを除けば大半でリズムを握って進めたものの、結果的には「2点目を取れなかったのが痛かった」(鈴木監督)という、何とも追い付かれるチームにありがちな展開になってしまいました。
一方、「先制されてズルズル行きそうだったけど、何とか耐えることができて」(大島)、終盤のゴールでドローを勝ち取った格好の札幌。今シーズン初めて追い付いての勝ち点獲得に、「諦めない気持ちはいつもあったけど、気持ちだけじゃなく結果として追い付くことができたのは、プラスに捉えられる」と砂川。石崎監督も「選手たちの粘りは素晴らしかった」と話すなど、今後に向けて収穫の多いゲームになったようです。 土屋
May 14, 2012 2:12 AM | » permalink
大木体制も2年目を迎え、チームとしてのスタイルは完全に確立された感のある京都。どうしても攻撃面がクローズアップされますが、実はここ3試合連続完封と守備面の安定感も確実に増している印象です。
対するは、松本に勝って泥沼の9戦未勝利から抜け出すと、前節は熊本に追い付いてのドローと光が見え始めた17位の徳島。苦しい選手起用が続く小林伸二監督も、人や配置を入れ替えながら試行錯誤を続けています。本来はお互いに昇格圏内へ位置しての直接対決が期待されたカードですが、やや対照的な序盤戦となった両者の激突は西京極です。
ファーストシュートは6分の京都。9試合ぶりに宮吉拓実と2トップを組んだ久保裕也が、うまくギャップで受けてドリブルからフィニッシュ。枠は外れたものの、今シーズン初ゴールへの意欲を打ち出します。ところが、そこから次にチャンスらしいシーンを創るまでに要した時間は15分間。「綺麗にやろうとし過ぎる所はあるかもしれない」とその工藤が話したように、ボールキープでは圧倒しているものの、それがそのままゲームの優位性にまでは繋がっていないように見えました。
ただ、この21分のチャンスは宮吉のポストプレーからチョン・ウヨンがダイレクトで裏へ蹴り、工藤が飛び出すも徳島GKオ・スンフンが間一髪でクリアしたシーン。23分にもやはりチョン・ウヨンがラインの裏へ落とすと、右サイドへ走り込んだ中山博貴が折り返し、久保とはわずかに合わなかったものの、続けて似たようなシーンを創出。小林監督も「クサビへのアプローチが遅くて、3人目の飛び出しをちょっと外した」と振り返ったように、いわゆる"ショート、ショート、ロング"からチャンスの一歩手前までは持ち込めるようになっていきます。
30分にも相手のミスから決定的なシーンが。今シーズン初めてのスタメン起用となる徳島のドウグラスが蹴った横パスは短く、工藤がカット。そのまま運んで右へ送ると、受けた久保はフリー。しかし、ここまでノーゴールが続き、やや強引にシュートを打ち急ぐ場面も見られるなど、「焦りはある」と話した18歳の左足シュートは大きく枠外へ。先制とはいきません。
さて、相対的にどうしてもボールを握る時間は短くなる徳島は、せっかく奪ったボールも「中盤で軽率なプレーが多くて」(小林監督)、簡単に失うシーンが散見。また、「サポートを使って、落として3人目みたいな発想がない」 とは指揮官ですが、確かに連動して数本のパスが繋がるような形はほとんどなく、チャンスを創れません。結局、30分以降はお互いに1本のシュートもないまま、スコアレスで前半は終了しました。
ハーフタイムを挟むと、やや徳島に勢い。50分には花井聖の右FK、52分には徳重隆明の左CKと、セットプレーから得点機を窺います。ところが、56分にスコアを動かしたのはホームチーム。自陣で相手のアプローチにも持ち堪え、ドリブルで運んだ宮吉が左へ。中山は少し溜めて中へ入れると、「走ってたら前にボールが来た」と話した中村充孝のシュートは「正直カカトに当たった」ものの、ゴールネットを揺らします。後半のファーストシュートで、京都が先手を取りました。
今日も追い掛ける展開を強いられた徳島。61分にはせっかくのCKも、ショートで出した徳重と那須川将大の連携が合わず、相手にかっさらわれるなど、うまくいきません。62分には花井と上里一将を、67分には徳重と今シーズン初出場の太田圭輔を入れ替え、よりサイドアタックを強調するようなカードを切りましたが、71分に飛び出したのは京都の追加点。チョン・ウヨンが右から蹴ったCKへ、フリーで頭から突っ込んだのは秋本倫孝。「セットプレーで取れるのは大きい」とは大木監督。ゲームは2点差となりました。
実は75分までシュートが1本もなかった徳島。76分に小林監督は最後のカードを選択。エースの津田知宏を諦め、高さのあるキム・ジョンミンを投入します。すると、わずか1分後にファーストシュートがゴールへ直結。77分、右サイドで西嶋弘之、濱田武と繋ぎ、太田が鋭いドリブルからクロスを上げ切ると、ボールはドウグラスの頭にハードヒット。「オープンのクロスとリスタートを考えて」スタメン起用した指揮官の期待に応える一発が飛び出し、京都のリードは1点に変わりました。
こうなると一気に形勢が逆転し、1本のシュートすら打てなかった徳島がラッシュ。80分にはドウグラスが落とし、濱田が右から中へ付けると、キム・ジョンミンの反転シュートは枠の左へ。82分、橋内優也のフィードを柔らかいトラップで収めたドウグラスは素早く左足を振り抜き、何とか京都GK水谷雄一がキャッチ。「失点の前辺りから、太田選手が入って基点を創られ、少しうまくいかなくなっていた」と工藤が話せば、「攻められるから2トップが下がってしまい、全体も下がってしまった」とは大木監督。急展開に西京極の雰囲気も一変します。
押し込めば必然的に増えるセットプレーの脅威。83分、那須川の左CKは京都がクリア。88分、西嶋のロングスローも何とか京都がクリア。「やっていて怖かった」と工藤も正直に明かした、徳島の荒れる渦潮。90+2分、オ・スンフンのフィードにキム・ジョンミンが競り勝ち、右サイドを太田が切り裂いてクロス。飛び込んだキム・ジョンミンの鼻先で京都がクリア。
90+3分、那須川の右CKは再び京都がゴールラインにクリア。ラストチャンスとなる那須川の左CKも何とか京都が凌ぎ、カウンターから長沢駿がシュートまでやりきると、程なくスタジアムに響いた吉田寿光主審のホイッスル。負けた徳島の選手より、勝った京都の選手がピッチに座り込んでしまうような終盤でしたが、最後は京都が何とか乗り切って、勝ち点3を手にする結果となりました。
「点を取れた後の意欲的な」(小林監督)15分で最後に意地を見せた徳島は、逆に言うとそれまでの75分に課題が残ります。「もうちょっとシンプルにクロスを上げられれば、京都もキツかったはず」と小林監督。終盤の疲労も色濃い時間帯で、あれだけドウグラスに収まったことを考えれば、結果論ではありますが、もっと早い段階から崩し切る前のアーリークロスを入れた方が、よりゴールの可能性は広がったのかなとも感じました。
勝った京都も実は1試合トータルでのシュートは6本。「うまくできなかったと言わないが、前半から仕掛けるタイミングが遅かった」と大木監督は振り返りましたが、いわゆる決定機は2つのゴールシーンと前半の久保くらい。これで2-0のまま勝利していれば、試合巧者と評されるような展開の中、終盤に「バタバタしてしまった」(工藤)ことに対して、指揮官も「1失点した後はもう少し頑張ってもらわないと」と渋い顔。ラスト15分の形勢が結果と逆だっただけに、何とも不思議な印象を残すようなゲームだったと思います。 土屋
April 30, 2012 11:58 PM | » permalink
京都、湘南と上位対決に連敗して福岡のアウェイに乗り込んだ前節は、スタメンからキャプテンの小林祐希と杉本健勇を外し、1-3と3試合ぶりの勝利を手に入れた東京V。現在4位と、苦手の序盤戦で上々の滑り出しを見せています。
対するは、奥野僚右新監督の下で攻守にハードワークし続ける4-3-3が機能し、ここまでわずかに2敗と堂々の2位に付けている山形。前節の栃木戦も、終盤に途中出場の太田徹郎が決勝ゴールをマークして、現在は4連勝中。1シーズンでのJ1返り咲きに向けて、開幕ダッシュに成功しています。会場はおなじみの味スタ。4位と2位の昇格候補直接対決は山形のキックオフで幕が上がりました。
まず、攻撃の時間を先に創ったのは東京V。ドイスボランチを組んだ梶川諒太と和田拓也は、小林のような一発のサイドチェンジこそないものの、特に梶川は短い距離を動いて受けて、小刻みなパスワークを演出。7分には中谷勇介のドリブル突破を起点に、最後は小池純輝が枠内へ飛ばすミドル。9分、右サイドからドリブルで運んだ阿部拓馬のシュートは枠の左へ。2つの手数を繰り出します。
とはいえ、以降はホームチームもなかなか攻撃をシュートで終われない展開に。「クサビを中盤から当てられなかったことがよかった」と山形のアンカーに入った宮阪政樹が話したように、横にはパスが回るものの、ジョジマールと阿部への"縦"を使うシーンがあまり多くなく、攻撃をテンポアップさせるポイントを打ち出し切れません。
一方の山形も、「入り方はあまりよくなかった」と3トップの右に入った中島裕希。その3トップにいい形でボールが入るシーンはほとんどなく、19分に宮阪が左へ振り分け、石川竜也が上げたアーリークロスは中島に届かず。26分には小林亮のクサビを萬代宏樹がスルー。山崎雅人が右へ落とし、走った萬代が早めに入れたクロスも東京VのGK柴崎貴広がキャッチ。ようやくサイドから創った形もシュートには繋がりません。
30分には東京Vにチャンス。ここも中谷を起点にして、左サイドから小池がマイナスに折り返すと、ここに待っていたのは阿部でしたが、J2屈指のストライカーはまさかのシュートミス。決定的になりかけたシーンも、決定機には至りません。
32分も東京V。梶川の右CKをファーで深津康太が頭で触り、阿部が折り返したボールは山形のクリア。37分も東京V。梶川の右CKから、最後は西紀寛が狙ったボレーも山形ディフェンスがブロック。4本のCKと7本のシュートで攻め立てるホームチーム。
ところが、手数という意味では劣勢の中で、「決定的なシュートは打たれていない。割り切ってやることはできた」(宮阪)という山形が突如として牙を剥いたのは40分。石川の横パスから、前節もミドルを叩き込んだ秋葉勝が、距離のある位置からチームのファーストシュートを右スミへ。柴崎も懸命に飛び付いて掻き出しましたが、このCKがもたらしたのは青白の歓喜。
石川が右から蹴り入れたボールをニアで萬代が触ると、そのままゴールのファーサイドへ吸い込まれていきます。「ああいった形で得点できたのは、サッカーの面白さで、サッカーの1つの側面だと思う」とは奥野監督。「ウチのペースでできたとは思う」と川勝良一監督も振り返る中、前半唯一のシュートシーンで先制したアウェイチームが、1点をリードして最初の45分間は終了しました。
迎えた後半は開始から山形に交替が。宮沢克行が下がり、船山祐二がピッチイン。中盤のメンバーに変化が付けられます。それでも相変わらず攻撃の手数は東京V。49分、西、阿部と繋がり、中谷が狙ったボレーはヒットせず。50分、阿部が粘って創ったチャンスから、和田が打ち切ったミドルは枠の左へ。55分、西、梶川と繋いで、阿部がほぼノーステップで繰り出したミドルは、右のゴールポストを強襲。前半よりも「攻撃のスイッチが入るイメージ」と宮阪が評した阿部が流れの中で躍動し始めた東京Vに、ゴールの予感が少しずつ漂い始めます。
前半同様にシュートの少ない山形が、後半最初のシュートを記録したのは62分。石川のフィードを「みんなで守って、みんなで攻撃しようというチームですから」と笑顔を見せた中島が粘って繋ぐと、飛び込んできた船山がシュート。これは東京VのDFがブロックしたものの、こぼれは山形へ。萬代が左足ボレーで枠を捉えると、柴崎は何とかセーブ。少ないチャンスながら、きっちりと決定機を創出してみせます。
スコアの動かない展開で、次に手札を切ったのは川勝監督。63分、ゲームに入り切れていなかった印象のジョジマールに替えて、前節から戦列に復帰した巻誠一郎を送り込み、高さというアクセントを加えに掛かりました。そんな中で追加点は突然に。
69分、GKの清水健太が長いボールを蹴ると、何でもないシーンでしたが、柴崎と土屋の連携がうまくいかず、ボールは「ずっと裏は狙っていた」中島の足元へ。少し運んで「何も考えずに」左足で押し出したシュートは、見事にゴール右スミへ転がり込みます。後半2度目のチャンスを確実に結果へ結び付けた狡猾さ。リードが広がりました。
割り切れない2失点で苦しくなった東京V。71分には小池と杉本を、75分には梶川と小林を入れ替え、杉本と巻のハイタワー2トップへ移行。中盤も小林を頂点に、右が西、左が阿部、アンカーに和田のダイヤモンド気味に変えて、ビハインドを追い掛けます。しかし、焦りの見えるチームはどうしても単調なロングボールやミドルが増えてしまい、チャンスの数も減少。77分に小林が枠へ飛ばした強烈なミドルも清水が冷静にストップ。「外からえぐられる方が怖かったが、ワンパターンになったのでラッキーだった」とは宮阪。時間ばかりが経過していきます。
加えて、特筆すべきは山形の止まないハードワーク。「奥野さんからも『行け!』って言われるんで、それも闘争心を奮い立たせてくれる」と中島が話したように、全員が攻守に渡って走り続けるのはもちろん、「人数が足りていても、危ないと思ったら動くことができている」と指揮官も誇らしげに語った"状況判断のハードワーク"も抜群。
86分に中谷のアーリークロスを杉本が落とし、西が走り込んだシーンも、西河翔吾が体を投げ出してブロック。「ここがチャンス、ここがピンチと感じる力が少しずつ付いてきた」と奥野監督も評価した山形が、相手の3分の1より少ない5本のシュートで2点を奪って、勝ち点3をアウェイで手にする結果となりました。
東京Vは「後半もそんなに悪いプレーはたくさんなく、連戦でもよく動いてくれた」と川勝監督も話したように内容自体は悪くなく、勝ち点0というのは納得のいかない結末かもしれません。「昇格を実現させる"ちょっとしたこと"にまだ弱さがある」と指揮官は言及しましたが、今日に関しては相手の術中にハマってしまったとしか言いようのない、何ともスッキリしない敗戦となってしまいました。
山形は「自分のできることをしようという、自分たちの意思」(奥野監督)が明確になっている印象で、宮阪も「今の戦い方にどんどん慣れてきている」と話しています。「連戦になればなるほど、隙を突くことが大事」とは、準備を怠らなかったことで、"隙を突く"ゴールを挙げた中島。5連勝という数字にも頷ける、シュート5本の見事な90分間でした。 土屋
April 28, 2012 11:39 PM | » permalink
昨シーズンは一度もなかった連敗を喫し、13位と苦しい序盤戦を強いられている柏。リーグでも4番目に多い10得点と、攻撃力はある程度のクオリティを維持していますが、守備面はリーグで3番目に多い12失点を許しており、課題は明白と言えそうです。
対する鳥栖は前評判を覆すような好調さをキープ。3節の横浜FM戦でJ1初勝利を挙げると、ここ2試合は広島と新潟を共にホームで1-0と撃破。連勝中の5位として日立台へ乗り込みます。王者の意地が勝るか、昇格組の勢いが飲み込むか。注目の一戦は鳥栖のキックオフでスタートしました。
いきなり開始19秒、トジンが激しいチェイスでイエローカードをもらったように、鳥栖はかなり高い位置から積極的なプレスを敢行。豊田陽平と「監督に強く行けと言われているので」と話してくれたトジンをスイッチに、「本来は来ないような遠い距離からも寄せて来る」と大谷秀和も評した、前線からの連動した守備を繰り返します。
5分にはジョルジ・ワグネルの右CKからGKのパンチングが小さく、田中順也のボレーは枠の右へ外れるシーンを柏が創りましたが、以降は鳥栖ペース。7分、右サイドから水沼宏太が上げたクロスにトジンが合わせたヘディングは、わずかに枠の左へ。14分、豊田のパスを受けた水沼が中へ。こぼれを藤田直之が左足ボレーで狙うと、ボールはわずかに枠の左へ。ワイドの幅をうまく使った鳥栖が、まずは2度の惜しいシュートシーンを創出しました。
さて、5分以降はなかなかチャンスを生み出せない柏。今日は北嶋秀朗と田中で組んだ2トップが周囲との連携にスムーズさを欠き、前へとボールを付け切れません。これに関しては「相手のDFは来たボールを何とかしようと待ち構えているイメージだった」と北嶋。それに対して前の動きに乏しい柏は、確かにCBタイプを4枚並べた鳥栖の最終ラインに跳ね返されるシーンが目立ちます。
ただ、そこは北嶋も百戦錬磨のFWだけあって、「1度引いて基点になって、相手のバランスを崩した方がうまくいくなと」降りて受けてに腐心。すると、20分には近藤直也のフィードを北嶋が潰れながら落とし、こぼれをワグネルがフィニッシュまで。ゴールには繋がらなかったものの、このプレーを境にベテランの機転と献身が、徐々に落ち着きを取り戻したチームのキープ率上昇とリンクしたことで、柏にゲームリズムが移っていきます。
28分にはレアンドロの左FKをフリック気味に流した北嶋のヘディングは枠の上へ。34分には藤田の左右ロングスローに右CKという鳥栖の3連続セットプレーを凌ぐと、35分にはワグネルの左アーリーを北嶋がニアでヘディング。36分には田中とのコンビから、レアンドロのシュート。40分には北嶋のポストからワグネルが右へ流し、レアンドロはカットインから左足シュート。ゴールには結び付きませんが、惜しいシーンが続きます。
ところが、41分に大谷秀和のらしくないミスパスから鳥栖に決定機。トジンが右へ振り分けたボールはDFへ当たったものの、水沼は左足で左スミを狙った好シュート。ここに立ちはだかったのは、今日がJ1デビュー戦の柏GK稲田康志。「僕が出ても菅野が出ても、チームとしてやることは変わらない」と話した稲田のビッグセーブが飛び出し、柏は大きな危機を脱します。
そして、スコアが動いたのは前半終了間際の45+1分。ワグネルの右CKに、ニアへ飛び込んだのは北嶋。軌道を変えられたボールは、DFをかすめながらゴールへ飛び込みます。誰もが待ち望んだエースの今シーズン初ゴール。守る人が守り、点を取る人が点を取った柏が1点をリードして、最初の45分間は終了しました。
後半は開始から鳥栖に交替が。ユン・ジョンファン監督は「前半で体力的に凄く低下しているのが見えた」と判断した岡本知剛に替えて、黒木晃平を同じボランチヘ送り込みます。51分には豊田が獲得したFK。中央左、ゴールまで約25mの位置から藤田が直接狙うと、ボールはクロスバーに激しくヒット。沸き返る水色とピンクのサポーター。
直後に藤田が蹴った右CK、52分に藤田の右ロングスロー、55分にキム・ミヌの右CK、58分に藤田の左CKと7分間に5つのゴール前へ入れるセットプレーを掴んだ鳥栖が、柏に圧力を掛ける立ち上がりとなりました。
鳥栖のセットプレーで特徴的なのは「1回1回セットする」(大谷)こと。近くの選手へ短く繋ぐようなシーンはほとんどなく、しっかり時間を取って、中へ放り込むケースが大半を占めています。つまり、「ゲームが途切れるような展開の中で、なかなかリズムを創れなかった」(同)というのは、おそらく柏の選手の共通した感想。59分にはレアンドロが粘って左へ送ると、ワグネルのクロスを田中がボレーで狙い、クロスバーに当たりましたが、判定はオフサイド。記録上のシュートを打てません。
59分には水沼と岡田翔平をスイッチし、さらに全体の運動量を引き締めにかかった鳥栖が歓喜に包まれたのは、やはり「ゴールの匂いはしていた」(トジン)セットプレー。70分、右からキム・ミヌが蹴ったFKは少し短く、飛び出した稲田も触り切れず。こぼれたボールを右足で押し込んだのはCBの小林久晃。自身4シーズンぶりとなるゴールは貴重な同点弾。スコアは振り出しに戻りました。
追い付かれた柏は72分、田中に替えて工藤壮人を投入。73分にはレアンドロの左CKに、北嶋が得意のニアへ潜ったヘディングはわずかにクロスバーの上へ。ようやく後半のファーストシュートを記録しますが、ゴールには至りません。
ここからはお互いにセットプレーの応酬。75分は鳥栖。藤田のロングスローから、キム・クナンの右クロスを豊田が頭で狙うも枠の左へ。80分は大谷と茨田陽生をスイッチした柏。増嶋竜也のロングスローを、レアンドロが頭に当てるもGKキャッチ。83分は鳥栖。藤田の右CKからキム・クナンのヘディングは枠の上へ。85分は柏。レアンドロのFKから、増嶋の右クロスを2分前に投入された澤昌克がヘディングも枠の上へ。お互いに死力を尽くします。
ホームで負けられない柏は懸命のアタック。89分、今日はオーバーラップの回数が少なかった橋本和の持ち出しから、最後はレアンドロが左足で放ったシュートはクロスバーを大きく越える軌道に。90分のラストチャンスも柏。酒井宏樹がレアンドロとの連携から右サイドを抜け出します。中を見た酒井の選択は、ニアに飛び込んだ北嶋ではなく、マイナス気味のファーへ走った工藤。懸命に足を伸ばした工藤でしたが、シュートには持ち込めず、日立台を包んだ溜め息。「非常に拮抗したゲーム」(ネルシーニョ監督)はドロー決着。お互いに勝ち点1を分け合う結果となりました。
「チャレンジャーだという気持ちが運動量に繋がっている」とトジンが話した鳥栖は、「最後まで諦めない姿勢を出せるチーム」と敵将も称えたように、90分間運動量が落ちませんでした。特筆すべきはキム・ミヌ。とりわけ70分過ぎからの広範囲に渡ってボールを引き出す動きや、攻から守への切り替えは圧巻。アシスト以外でもかなり効いていたと思います。「選手たちは今日できる限りのものを、すべてグラウンドの中で出し切ってくれた」とユン監督。追い付いた鳥栖にとっては、価値あるドローだったのではないでしょうか。
柏は「リードしている時に、もう少しゲームをコントロールしなくては」と大谷が振り返った通り、ファウルが増えてセットプレーを与えてしまい、「前半に比べてロングボールの多い展開になってしまった」(大谷)後半開始から失点までの間は反省材料かなという印象です。とはいえ、エース北嶋の今シーズン初ゴールや橋本のフル出場、リーグ初出場となった稲田の好パフォーマンスなど、ポジティブな要素も。今のチーム状態を考えれば、こちらも「我々のチームワークと色は出せた」(ネルシーニョ監督)悪くない勝ち点1だったように感じました。 土屋