1. ヘッダーへジャンプ
  2. サイト内メニューへジャンプ
  3. コンテンツへジャンプ
  4. フッターへジャンプ
  • ジャンル
  • フリーワード
  • サイト内検索


J SPORTSサイトメニュー
  1. 野球
  2. メジャーリーグベースボール
  3. サッカー
  4. ラグビー
  5. サイクルロードレース
  6. モータースポーツ
  7. 柔道・格闘技
  8. バスケットボール
  9. スキー
  10. フィギュアスケート
  11. 卓球
  12. バドミントン
  13. その他

J SPORTS J.LEAGUE

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

正田醤油スタジアム群馬で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第7節の
ザスパクサツ群馬×京都サンガF.C.は0-1で京都が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
京都・佐藤健太郎、菅野孝憲のコメントです。


(京都・佐藤健太郎)
Q:決勝アシストの場面はこの試合で初めて蹴ったCKでしたが、あのシーンはいかがでしたか?


A:ゴメ(堀米)がいたらゴメが蹴るということは決まっていましたけど、試合の前日練習でも何本か蹴らせてもらっていたので、フィーリングも良かったですし、アリ(有田)がタイミング良く入ってきてくれたので良かったと思います。


Q:石丸監督が会見の中で「セットプレーはかなりやってきている」とおっしゃっていましたが、そこは練習からかなり意識している部分ですか?


A:そうですね。ウチには高い選手も多いですし、ゴメも含めて良いキッカーがいますし、僕も「チャンスがあれば蹴りたいな」と思っていたので、チャンスが来て良い感じで蹴れて良かったです。


Q:最後はアクシデントもあって10人で守っている中で、相手にほとんど決定機を創らせなかったと思うのですが、あの時間帯はプレーしながらいかがでしたか?


A:本当に後ろの選手が球際で負けないでやってくれましたし、セカンドボールに対する反応も良かったですし、最後の最後の所で体を張れていたのが良かったかなと思います。


Q:相手も2バック気味になって、サイドをえぐるというよりは後方からボールを放り込んできたと思いますが、あれに関しては守っていていかがでしたか?


A:やっぱり自分たちのゴールに近付いた所でプレーされるのは一番嫌ですし、ストレスになりましたけど、しっかり弾けていたのでそこは良かったと思いますし、(高橋)祐治があれだけ体を張って守ってくれたので、「絶対失点しちゃいけない」とみんな思っていたと思いますし、最後までゼロに抑えて勝ち切れて良かったと思います。


Q:ここに来て連勝したことで、チームが手応えを掴みつつある雰囲気はありますか?


A:そうですね。やっぱり勝って行くことで前進するとは思うので、その中でも高められる部分は色々あると思いますし、個人としてもチームとしてもっともっと高められるように、トレーニングからしっかりやっていきたいと思います。


(京都・菅野孝憲)
Q:最後はパワープレーで押し込まれましたが、きっちり守り切りましたね。


A:終盤は落ち着いてできました。もうちょっとサイドからえぐられた方が嫌でしたね。それでウチの中盤が下がってしまうのは嫌だったので。でも、J2は後半になるとああいう展開になることも多いので、ああいう時間帯になった時にどれだけ2列目が上げられるかが大事だと思います。序盤戦はそこで下がってしまうことで、後半のアディショナルタイムにゴールを決められてしまうこともあったので、同じようなことをしないようにして、もうちょっと余裕を持って守りたいですね。


Q:ここ2試合結果が出たことで、チームの状態が上向きになりそうな感じはありますか?


A:そうですね。メンタル面を考えても勝たないと難しくなっていきますからね。どこのチームもそうだと思いますけど、そういう意味では内容どうこうというよりも勝ったことが何よりも大きいと思います。


Q:キャプテンという役割はいかがですか?


A:僕は楽しんでやってますけどね(笑) 新しい挑戦ですから。ウチは良い意味で単純な選手が多いのでやりやすいですけど(笑)、試合に出ている選手と出ていない選手で温度差が出て来ないように、試合に出ていない選手とも積極的に話していきたいなとは思っています。


以上です。


土屋

コメントを投稿する

名前
  • ※ HTMLタグは使用できません。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

正田醤油スタジアム群馬で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第7節の
ザスパクサツ群馬×京都サンガF.C.は0-1で京都が勝ちました。
以下、試合後のミックスゾーンにおける
群馬・松下裕樹、川岸祐輔のコメントです。


(群馬・松下裕樹)
Q:終盤はパワープレー気味になりましたね。


A:相手がアクシデントで10人になって、そこからは「もっと上手くやらないとダメだな」と猛反省ですね。ボカがいてターゲットになると早い段階で蹴ってしまっていたので、もうちょっとサイドの深い所まで行って、高い位置からのクロスという所を増やしたかったなと思います。


Q:長いボールを蹴るのは指示が出ていたんですか?


A:一応そうですけど、中でやっていて「どっちの方が相手にとって嫌かな」と思ったら、たぶんサイドからえぐるというか、サイドの深い所まで行った方が相手も嫌だったと思いますし、たぶん変なカウンターも受けなかったと思います。サイドから僕らが蹴ってセカンドを拾われて、こっちの人数が少ない中でカウンターを食らっていましたし、相手にとって凄く楽な展開にしてしまったかなと。相手は人数も少なかったですから、もうちょっと押し込んでいきながらサイドから崩してという方が可能性もあったかなと思います。


Q:失点シーンはいかがですか?


A:セットプレーは僕らも攻撃の所もしっかり練習していますし、守備もしっかりトレーニングをしている所なので、どこのチームもセットプレーは武器にしているというか、色々なことを考えてやってくると思いますし、そこへの対応もしっかりしないといけないですし、逆に言ったらウチにもコーナーキックはありましたからね。意外と良い所にこぼれたりもしていたので、そこを決め切れなかった所もありましたし、こっちにまったくチャンスがない訳でもないので、そういう所の落ち着きだったり、仕留める所は大事だと思います。それぞれの選手が自分の価値を高めるといった所では、そういう所で仕事のできる選手になれるように日々努力している訳ですから、それはみんなの課題ですし、1つ上に行くためにはそこでしっかり結果を出せる選手になれば価値も高まりますからね。それがサッカー選手の楽しい所ですから。


Q:前半は攻撃の時間も長かったですね。


A:押し込みながら、長いボールを使いながらやれてはいましたけどね。もっとゴールに迫る所を増やさなくてはいけないなという感じですね。山岸はあそこでしっかりボールコントロールできる選手ですし、良く周りを見て落ち着いてボールも捌けますし、そういう所の良さは出たと思います。


Q:後半の頭にカウンターから永井選手のリターンを受けて、エリア内から打ったシュートは決定機でしたね。


A:もうメチャメチャチャンスだと思って、蹴ろうとしたら戻ってきている相手の選手の足が当たってしまって、蹴ろうと思った足がブレてしまって。もうちょっと足が当たってくれるんだったら、思い切り当たってくれた方がPKになったと思うんですけどね。相手も故意じゃないと思いますけど、悔しいですね。自分でもあそこまで行ってシュートを打つというのはめったにないので、相手のミスからの良いインターセプトでしたし、あそこで相手のボールを取れるというのは、自分にとっても良い準備ができていたからだと思いますし、ウチがしっかりブロックを作っている時に、相手のミスを逃さないようにしている所からのカウンターというのは意識してやってはいますけど、どう考えても決めたかったですね。こうやって勝てない時期でも、試合を勝ちに持って行くために毎日トレーニングをしているので、全員でやっていくしかないですし、サッカーの細かい部分でも全員で成長できるようにやっていくことの繰り返しなので、自分たちを信じてやっていくしかないと思います。


(群馬・川岸祐輔)
Q:終盤は高校、大学の同級生2トップになりましたね。


A:そうですね。高校1年の時は自分もフォワードだったので、一時期は一緒に2トップでやっていました。小牟田が凄く競り合いが強いので、そこで競り合ったボールを自分が拾いに行って、決められたらという風に思っていました。基本的にはみんなコムに競りに来ると思うんですけど、自分が前に入ることによって自分も警戒されるので、コムの負担も軽減されるのかなと思います。


Q:最後はほとんど松下選手と坪内選手の2バック気味で、サイドからというよりは後方からのボールが多かったと思いますが、そのあたりはいかがでしたか?


A:自分的にはできれば斜めから入れてもらった方が対応しやすかったですけど、負けている部分もあって「前に、前に」というチームの意識もあったので。パスをあと1本繋げたら良い形になった部分もあると思いますけど、なかなか難しかったですね。


Q:京都の2トップはJ2の中でもかなり個の力が強い2人だと思いますが、そのあたりの対応はいかがでしたか?


A:ディフェンスの組織としては「やられたな」という場面はそんなに多くなかったと思うので、ある程度ディフェンス面では良くできたかなと思います。


Q:前半は公式記録を見るとシュートがゼロでしたけど、前半の攻撃面に関しては後ろからどう見てらっしゃいましたか?


A:確かに形はできていなかったですね。ある程度勢いに乗っていた時間帯もありましたし、いかにああいう時に1点取れるかというので試合の流れも凄く変わると思うので、取れる所で取れないとああいう結果になってしまうと思います。


Q:川岸選手は今シーズンずっと試合に出続けていますが、J2でもやっていけそうだという手応えは掴みつつありますか?


A:そうですね。できている部分もあると思いますけど、今シーズン序盤から試合に出させていただいて、自分のミスで失点している部分もありました。そういう所で色々考えてしまう部分もあるんですけど、自分の良い所を出せている時にはチームのプラスになっていると思うので、続けていきたいなと思っています。


以上です。


土屋

コメントを投稿する

名前
  • ※ HTMLタグは使用できません。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

正田醤油スタジアム群馬で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第7節の
ザスパクサツ群馬×京都サンガF.C.は0-1で京都が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
京都・石丸清隆監督のコメントです。


(京都・石丸清隆監督)
本当に最後まで選手がよく耐え忍んでくれたなというのが率直な感想です。1人少ない中でも何とかリードを逃げ切ることができて、大きい1勝じゃないかなという風に思います。前半は自分たちの間延びだったり、ビルドアップの問題があったりして、少し自分たちのゲームができなかった部分がありますけど、後半は少し修正を加えた中で、自分たちが押し込める時間も少しずつできるようになってきた中でのセットプレーでの点というのは、難しいゲームを勝ち切る手段としてはプラン通りというか、今年は結構セットプレーに力を入れていた中でなかなか点が取れなかったというのがあったので、今日はそれが取れてチームが前進していけるのではないかなと思います。自分たちが前半はかなりセカンドボールを取れなかった部分、間延びしている部分だったりビルドアップは1週間を掛けて修正していきたいと思います。本当に良く耐え忍んでくれたなと思います。以上です。


Q:高橋選手の状態を今わかる範囲で教えていただけますでしょうか?


A:病院に運ばれているので詳しい状況はまだわからないですけど、脳震盪を起こしているということなので。意識は戻ったような感じなんですけど、記憶がまったくないらしいので、今の所はちょっとわからないです。オリンピックの合宿には行けないんじゃないかなと思いますけどね。


Q:前半の立ち上がりはシンプルな長いボールが多かったですが、あのあたりは風の影響やここ2試合の反省も踏まえてということでしょうか?


A:そうですね。両方です。この2試合は10分以内に失点を食らっているので、それが自分たちの中途半端なゲームの入り方という所からでしたし、少し相手を見ながらチームとしてはハッキリしようという話はゲームの前に少ししていたので、それがもう少し落ち着いてきたら、もう少し自分たちのやりたいことをやろうというのはゲーム前にしていましたね。意図的です。


Q:先ほど後半に修正を加えたとおっしゃいましたが、具体的には選手たちにどういう指示を出されたのでしょうか?


A:プレッシャーの掛け方等なんですけど、それと相手が松下選手が下りて3バックみたいな形でボールを回す時の対応を少し具体的に選手には伝えたのと、あとはビルドアップの時のウチのサイドバックのポジションに若干修正を加えていったという形です。


Q:交替は3枚とも攻撃のカードだったと思いますが、その狙いを教えていただけますでしょうか?


A:もちろん点を取りに行くということで3人を送り込みました。堀米とロビーニョは若干フィジカル的にもしんどいというのもあって、セカンドボールの対応だったりというのがちょっと遅れてきたかなと思ったので、全体のバランスを考えて2人一気に替えるという選択を今回はしました。3人目は「もう1点取れる」という判断です。相手のリスク管理がだいぶルーズだったので、そのあたりは1人でも突破できるんじゃないかなと思いました。アリ(有田光希)の所でも初めはそういう狙いで持って行ったので、2対2の状況だったり、逆にかなり相手が前掛かりになっているように見えたので、そのあたりは狙いとして入れました。


以上です。


土屋

コメントを投稿する

名前
  • ※ HTMLタグは使用できません。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

正田醤油スタジアム群馬で行われた
2016 明治安田生命J2リーグ第7節の
ザスパクサツ群馬×京都サンガF.C.は0-1で京都が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
群馬・服部浩紀監督のコメントです。


(群馬・服部浩紀監督)
立ち上がりから自分たちの狙いとした守備や攻撃という所で、守備の所はしっかり良い形でボールを奪う、相手のストロングを抑えるという所はできていたんですけど、攻撃の所で最後の精度を欠いている部分が、またこの試合で出てしまっているのかなと思います。後半にセットプレーから失点し、相手が10人の中でパワープレーだけではなくて、サイドからもう少し崩すという所を少しやらなくてはいけない所だったのかなと思います。最低でも引き分けで終わらなくてはいけないゲームだったと思います。


Q:前半はかなりペースを握っていたと思いますが、攻撃の良かった点はいかがでしょうか?


A:良い形でボールを奪えるシーンが多かったので、それをしっかりフィニッシュで終えるとか、ゴールにもっと繋げなくちゃいけなかったのかなと思います。良い守備ができても良い攻撃が大事だと思うんですけど、最後の所でチャンスを感じられなかったという所が少し足りない所だと思います。


Q:マテウス選手に替えて永井選手を投入した意図を教えていただけますか?


A:そのまま使いたかったんですけど、ちょっと故障があったので替えざるを得ないことになってしまいました。個でタメも作れますし、運動量で基点になってくれると思ったので、マテウスの替わりに雄一郎を入れました。


Q:今日はマテウス選手を起用して、山岸選手をボランチで使いましたが、先発メンバーを変えた意図を教えて下さい。


A:まず1つチームが勝てていないという所でリズムを変えたいと。それにプラスして山岸はタメを作れたり配球ができて、舩津よりも若干攻撃的な選手なので、そのへんをプラスの方向に変えられるだろうなと思って山岸を使いました。マテウスに関してはだいぶコンディションも上がってきたので、攻撃の所でタメが作れる、ボールを捌ける、自分で突破もできるという所で、今日は相手のセットプレーに高さという弱点もあったんですけど、そういう所を突くために2人を入れました。


Q:決定機の数としては群馬の方が多かったと思いますが、なかなかそれが合わなかったり枠へ飛ばなかった問題というのは、どう改善していく必要があるでしょうか?


A:もうこれは練習で構築していくしかないと思いますし、やはり1人1人の意識を高めていかないといけないですね。いくらボールを保持していても、いくらシュートを打っても、ゴールを奪えなかったらこういう結果になってしまう訳ですし、攻撃陣のゴールへの意識というのを高めるしか解決方法はないと思っています。あとは本当にもう少しクロスの精度という所、セットプレーの精度という所で、セットプレーの数も奪いに行って多く奪えているので、そこでゴールを決めるというか、チーム全体で押し込むというパワーが足りなかったのかなと思います。


Q:両サイドからのチャンスも非常に多かったと思いますが、ゴールに繋げるためには両サイドの活性化がポイントになってくる部分でしょうか?


A:クロスの回数というのはたぶん凄く多かったんですけど、あのクロスをもう少しえぐるとか、ゴールラインにより近く、相手を後ろ向きにするくらいの深さという所が必要になってくると思いますし、プラスしてクロスの精度、入り方の精度をもっともっと高める必要があるのかなと思っています。


Q:なかなか勝てない時期が続いていますが、この時期はどういう時期だと捉えてらっしゃいますか?


A:本当にこれだけ選手たちがハードワークして、これだけやるべきことをしっかりやって、ゲームの前の入り方、ロッカールームでの1人1人のモチベーションの持って行き方だったりとか、こちらが何も発信しなくても選手たち同士でそういう雰囲気を今年のチームは創れているので、あとはここで結果を出せば、1つ山を乗り越えられるのかなという雰囲気はあります。だからこそ今日は勝たなくてはいけない試合だったのかなと思っています。この間の試合もミスからの1点で、今日の試合もセットプレーからの1点という所で、ここを乗り越えないとこのチームは上には行けないのかなと思います。ここでやっぱり自分たちが崩れてやり方を変えたり、考え方を変えるというよりも、自分たちのやっていることをまず継続する力というのが必要なのかなと思います。


以上です。


土屋

コメントを投稿する

名前
  • ※ HTMLタグは使用できません。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

0326matsumoto.jpg地域リーグから着実にステージを駆け上がってきた両者の7年ぶりとなる対峙。松本と山口が激突する一戦は松本平広域公園総合球技場、"アルウィン"がその舞台です。
見えない力に導かれたかのようにJ2で2位という素晴らしい結果を残し、勇躍乗り込んだJ1は茨の道。ファーストステージ、セカンドステージと共に残留ラインぎりぎりの15位でフィニッシュしたものの、年間順位では16位という結果を突き付けられ、再びJ2
での戦いを余儀なくされている松本。迎えた今シーズンも開幕戦で熊本に、前節で千葉に敗れるなど、ここまでは1勝1分け2敗と黒星先行。こういう状況だからこそ、聖地アルウィンでホーム初勝利を飾って、リスタートを切りたい90分間に挑みます。
1試合平均で3点に迫ろうというシーズン96得点を叩き出し、終盤戦こそ少しもたつきましたが、最後は鳥取の地で劇的にJ3優勝を成し遂げ、J2のステージへ殴り込みを掛けてきた山口。ただ、「球際の強さだったり、ここという所でしっかり足を出してきたりとか、そういう部分は去年までと物凄く変わったなと感じています」と福満隆貴も語った通り、ここまでは1勝1分け2敗という数字以上に、なかなか昨シーズンのような気持ち良いまでの攻撃的なマインドは打ち出し切れず。ここでJ1経験チームを撃ち落とすことで、今後へ弾みを付けたい所です。アルウィンにはこの日も決して少なくないオレンジのサポーターを含めて、1万人を超える観衆が大集結。共に勝ち点3のみを欲する90分間は松本のキックオフでスタートしました。


立ち上がりはお互いに手数は増えないものの、松本が昨シーズンより繋ぎたい意識は透けて見える中で、長いボールから相手陣地へ侵入。8分には田中隼磨が右サイドでルーズボールを拾ってクロスを放り込み、突っ込んだ山本大貴はわずかに届かず、DFにクリアされましたがサイドから惜しいシーンを。一方の山口は10分に小池龍太のインターセプトパスから岸田和人がミドルを狙うも枠の左へ。13分にも中央、ゴールまで約25mの距離で福満隆貴がFKを獲得すると、その福満が自ら狙ったキックはカベにヒット。先制点とは行きません。
15分を過ぎると「なかなかセカンドボールが拾えなくて、苦しい時間が結構続いていた」と山口のボランチに入った三幸秀稔が話したように、松本がさらに押し込む展開に。18分には武井択也のパスを工藤浩平がダイレクトで流し、山本はシュートまで持ち込めなかったものの好トライ。20分には相手のミス絡みで奪った正面、ゴールまで20m強のFKを宮阪政樹が右スミへ正確なコントロール。ここは山口のGK一森純がファインセーブで凌ぎましたが、あわやというシーンに沸き上がるホームのゴール裏。
流れそのままに松本がスコアを動かしたのは22分の3連続CK。1本目の右CKは當間建文の競り合いが再びCKとなり、2本目の左CKにニアで安藤が反応したこぼれから、喜山康平のシュートはDFに当たって枠の右へ。そして、そのすべてを蹴っていた宮阪の3本目となる右CKがニアに弧を描くと、高い打点でヘディングを打ち下ろしたのは飯田真輝。ボールはゴールネットへ綺麗に突き刺さります。「申し分なかったですね」と笑った宮阪のキックからキャプテンが圧巻の先制弾。ホームチームが1点のリードを手にしました。
以降もゲームリズムは変わらず松本。「相手のプレスが速かったので、僕たちもロングボールを多用していたんですけど、相手の高さに押し返されていた」と福満も振り返った通り、前からのプレスに苦しんだ山口は自慢のパスワークを繰り出せず、長いボールを入れては弾き返されてセカンドも回収される流れの連続。26分に福満がGKの位置を見て、50m近いロングシュートを狙うも枠の上へ。28分にも相手のCKからカウンターを発動し掛けるも、島屋八徳のパスはDFに引っ掛かってボールロスト。出て来ないアタックのテンポ。
この展開の一因は松本が講じた山口の中盤封じ。「前半ヤマ(山本大貴)が『相手の10番(庄司悦大)の所がキモになる』と散々言われていて、あそこに結構マークに付いていた」と宮阪が言及したように、山本がうまく庄司のケアに奔走したことで、山口はパスワークの起点を潰され、これがロングボール増加の伏線に。加えて三幸も「前半はなかなかバランスが取れなかった」と中盤のバランス維持に腐心したことを明かすなど、松本のハイプレスが山口の武器でもある適切な距離感を分断したことで、アウェイチームはチャンスの芽も見い出し切れません。
32分は松本。喜山が蹴った左FKに安藤淳が頭で合わせるも、一森が冷静にキャッチ。42分も松本。ピッチ左寄り、ゴールまで30mの位置からここも宮阪が直接狙ったFKは左スミを襲うも、一森ががっちりキャッチ。山口も44分には三幸が2本続けて右CKを蹴り込むも、シュートには至らず。「前半はまったく向こうに良さも出させないし、我々の良さも出せたような展開だったと思う」(反町監督)「前半はやりたいことが攻撃も守備も良くできていたと思います」(喜山)と2人が声を揃えたように、松本ペースで推移した最初の45分間は、その松本が1点のアドバンテージを握ったまま、ハーフタイムに入りました。


後半はスタートから山口に勢いが。48分に星雄次のパスを受けた三幸はエリア内からフィニッシュ。DFに当たったボールを庄司が狙ったシュートはシュミット・ダニエルにキャッチされましたが、50分にも左SBの香川勇気と星の連携から左CKを獲得すると、三幸の蹴ったボールはニアで山本にクリアされたものの、「45分間の中で修正できなかった部分を庄司君から声を掛けてもらって、ハーフタイムで話ができたのが修正できたきっかけだったと思います」と三幸、明らかに変わったゲームリズム。
51分の歓喜はアウェイチーム。星の縦パスを収めた岸田が左に振り分けると、「相手が3バックだったので、『絶対にその脇が空いてくるな」というのは思っていました』という福満はエリア内でフリーの状態からクロス。速いボールに飛び付いた喜山はクリアを掻き出し切れず、ボールはそのままゴールネットへ飛び込んでしまいます。結果はオウンゴールでしたが。山口が前半には見られなかったアグレッシブさをシビアなゾーンで打ち出し、きっちりゴールという成果まで。両者の点差は霧散しました。
反転したゲームリズム。55分には松本も宮阪が右へ展開したボールから、田中がピンポイントクロスを送り込むも、山本のヘディングは当たりが薄くなって枠の左へ。56分は山口。ユン・シンヨンのヘディングに反応した福満は、少し運びながら巻いたシュートを狙うもボールは枠の右へ。58分も山口。星、三幸とパスを繋ぎ、岸田がミドルレンジから放ったシュートは松本のGKシュミット・ダニエルがキャッチしましたが、「後半の最初は僕たちの勢いというのが物凄く出た」と福満。止まらないオレンジウェーブ。。
59分の咆哮はまたもアウェイチーム。中央へ弱く飛んだシュミット・ダニエルのキックを相手陣内で収めた三幸は、少しドリブルで前へ運びながらルックアップ。右には島屋が開いている中で「ヤツさん(島屋八徳)が一瞬開いた時に最初は『出そうかな』と思ったんですけど、相手のDFもその分だけ一歩外に寄ったので」プレー変更。「キシくん(岸田和人)も足が速いですし、『あそこに落としてあげれば』と思って、『手前のDFの足にさえ当たらなければ』と」出した三幸のスルーパスに、シュミット・ダニエルと喜山の間から足を出した岸田のコントロールは自らの元へ。交錯した相手の2人を尻目に、無人のゴールへ丁寧にボールを蹴り込みます。「最後の所でプレーの選択を変えられた所がゴールに繋がったかなと思います」と振り返る三幸のアシストにエースが満点回答。山口がスコアを堂々と引っ繰り返しました。
「オウンゴールをしてちょっとバタバタしてしまった所もありましたし、相手が人数を掛けて攻撃してくる中で、人はいるんですけど、いるだけでハッキリしていなかった部分は後半になって多少出てきたと思います」と喜山も言及した中で、1点のビハインドを追い掛ける展開となった松本。反町監督も63分に武井を下げて、高卒ルーキーの前田大然を2シャドーの一角に送り込み、その位置にいた宮阪を岩間雄大と並べるドイスボランチに下げて、整えた攻撃態勢。64分には岩間を起点に工藤がスルーパスを送るも、走った前田には届かず一森がキャッチ。70分には田中のクロスから山本がワントラップボレーで狙うも、集中を保っていた山口のCB北谷史孝が体でブロック。1-2のままで残された時間は20分間。
72分には山口に1人目の交替が。喜山との接触で倒れながら、一度は起き上がった岸田のプレー続行が難しくなり、中山仁斗をそのままの位置へ投入。74分に三幸が蹴った左CKはシュミット・ダニエルにキャッチされたものの、75分に再び三幸が入れた左CKを島屋が折り返すと、シュミット・ダニエルが懸命にパンチングで回避。76分は松本に2人目の交替。「山本もあのハイペースでやっていれば、やっぱり後半はまったく足が動かなかったですもんね」と指揮官も名指しした山本に替えて、鐡戸裕史をシャドーの位置へ解き放ち、前田がCFの位置に入って最後の勝負へ。
想いを背負った3番の執念。78分に左サイドで前を向いた當間は、ミドルレンジから強烈なシュートを枠内へ。一森も必死のセーブで弾き出したものの、こぼれ球に反応した田中へ星がタックルで食らい付くと、田中はエリア内で転倒。デリケートなジャッジではありましたが、今村義朗主審は躊躇なくペナルティスポットを指差します。キッカーは倒された田中自ら。短い助走から向かって左へ飛んだGKを尻目に、軽く浮かせたボールはゴールネット中央へ美しく吸い込まれます。田中の覚悟が引き寄せた値千金の同点弾。あっという間にスコアは振り出しに戻しました。
上野監督はすかさず80分に島屋と鳥養祐矢の交替を決断しますが、緑の勢いが生み出した抗えない激流。81分に左へ開いた宮阪が上げたアーリークロスはファーまで流れ、突っ込んだ鐡戸のボレーは一森が驚異的な反応で弾き出しましたが、アルウィンの沸騰はその直後。宮阪の右CKは一旦跳ね返されるも、拾った田中の丁寧なクロスを飯田が頭で落とすと、この位置にいたのは岩間。体を倒して左足ボレーで押し出したボールは、左スミギリギリを捉えてそのままゴールネットへ吸い込まれます。今シーズン初スタメンの岩間がねじ込んだ一撃に絶叫する緑の友。松本がわずか3分間で逆転に成功します。
87分は山口にとって最後の交替。福満を下げて、レフティの原口拓人に託した最後の反撃。88分は松本にとっても最後の交替。工藤を下げて、これがリーグ戦デビューとなる柴田隆太朗に託したゲームクローズ。アディショナルタイムは4分。ホーム初勝利を目指す松本が潰すべき時間は、あとわずかに240秒。
山口のこの日2度目となる同点劇は土壇場の90+3分。左サイドで粘ってボールを残し、香川が付けたボールを三幸は縦に持ち出しながら、「最初はホワンというクロスをイメージしていたんですけど、原口拓人くんが一歩引いたのが見えて、左利きというのもわかっていました」と低いピンポイントのクロスを中央へ。ここに走り込んだ原口が左足を振り抜くと、ボールは左ポストの内側を巻き込みながらゴールネットへ到達します。「『点を取ってこい』しか言っていません(笑)」と上野監督も笑った原口がこの局面でチームを救う大仕事。「少し偶発的な部分もある中で引っ繰り返せたので良かったんですけれども、やっぱりサッカーの神様は『偶発的な部分じゃダメだよ』ということで、最後にしっぺ返しをまた食らいました」と反町監督。ファイナルスコアは3-3。壮絶な殴り合いは両者に勝ち点1ずつが振り分けられる結果となりました。


「もう完全アウェイになるというのはわかっていたことなんですけど、その中で負けなかったというのは本当に僕たちにとってプラスになると思います」と福満が話したように、終盤で逆転を許しながらも最後は気持ちで勝ち点1をもぎ取った印象の山口。それでも上野監督も「ゲームの終わり方もそうですし、締め方もそうですし、もっと行けば追加点も取ることができましたし、そのへんはまた帰って練習したいと思います」と語った2-1からの戦い方には、この劇的な同点劇に左右されないような改善が必要であることも間違いありません。とはいえ、「『相手の1つ上を行けるように』というのは毎試合毎試合やっていますけど、本当に1試合1試合得られるものの方が多いので、一通り全チームと1試合ずつやってみて、2回目の対戦でしっかり勝って行ければ良いかなと思います」と福満も口にした、高いレベルを体感することで得られる経験値は今の彼らにとって最大の成長要因。山口のJ2という名の新たなフライトはまだ離陸したばかりです。 
ほとんどその手にホーム初勝利、すなわち勝ち点3を収めていたにもかかわらず、最後の最後でそれが勝ち点1に変わってしまった松本。「最後にああいう展開になったら『しっかり締めて終わろうよ』という意識が11人で共有できていたかと言うと、まだちょっと勝ち切れるチームの感じではなかったですね」(喜山)「結果的に若い選手が状況をきちんと押さえられていたのかと、試合の雰囲気に飲まれてしまったのかなという部分があったのかなと思います」(宮阪)と両者が言及したように、とりわけ途中出場の選手たちは役割の徹底を遂行し切れなかった様子。ケガ人も多数出ている状況ではあるものの、終盤の勝ち切り方に対するイメージと実際のプレーには小さくない差があったと言わざるを得ない試合になってしまいました。「自分たちが優位に行っているかなと思って、後半に隙を作りまくってしまったと。サッカーはメンタルスポーツだなというのはそういう所以があるんですけど、ある意味こういう試合を早くできたので、それを次に生かしていかなくてはいけないとは思いますね」と反町監督も話したように、まずは次のゲームが最重要。数多くの熱狂的な緑の友を味方に付ける松本の新シーズンは果たしていかに。      土屋

コメントを投稿する

名前
  • ※ HTMLタグは使用できません。

このブログについて

J SPORTSのJリーグ中継班がお送りするブログです。放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
RSS

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

アーカイヴ

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
Select Country...

本サイトで使用している文章・画像等の無断での複製・転載を禁止します。
Copyright© 2003 - 2016 J SPORTS Corporation All Rights Reserved. No reproduction or republication without written permission.