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0521komaho3.JPG10回以上に及ぶ夏の全国出場経験を誇る名門と、昨年度のこの大会でブレイクした新鋭が対峙する一戦。暁星と都立東大和南のブロック2回戦は引き続き駒沢補助競技場です。
昨シーズンは関東大会予選への出場は叶わず、インターハイ予選は一次トーナメント初戦、選手権予選も二次予選初戦で敗退を突き付けられるなど、なかなか結果に恵まれなかった暁星。新人戦を粘り強く勝ち上がり、迎えた今シーズンの関東大会予選では初戦で難敵の都立東久留米総合をPK戦で撃破。林義規監督は「あんなのはたまたまだから」と話しましたが、一定の手応えを掴みつつある状況でこのブロック2回戦へ向かいます。
昨年の1年間は飛躍の時。インターハイ予選で堀越を撃破し、都大会ベスト8まで進出すると、選手権予選でもその勢いは止まらず、同校史上最高成績となるベスト4入りを果たし、西が丘のピッチに堂々と立った都立東大和南。今シーズンは関東大会予選こそ初戦敗退を喫し、T4リーグでも黒星が先行していますが、先週のゲームでは都立城東に終盤で劇的に追い付き、そのままPK戦を制してブロック2回戦まで。強豪相手の一戦にも確かな自信を携えて臨みます。午後の陽射しも強烈な駒沢には少なくない観衆の姿が。注目の好カードは東大和南のキックオフでスタートしました。


ファーストシュートは4分の東大和南。左から10番を背負った上野零史(3年・FC.GONA)がFKを蹴り込み、ファーに飛び込んだ関口樹人(3年・FC VIGORE)のヘディングはゴール右へ外れるも、あわやというシーンをいきなり。9分は暁星にもビッグチャンス。北本達拓(2年・暁星中)を起点に古谷祐人(2年・暁星中)が左へ流し、井出匠一郎(3年・暁星中)が枠へ収めたシュートは、東大和南のGK磐井雄真(2年・FC.GONA)がファインセーブで掻き出しましたが、お互いに好機を創り合ってゲームは立ち上がります。
すると、先にスコアを動かしたのは林軍団。10分にスムーズなパスワークから中塚剛佑(2年・暁星中)が左へ展開したボールを、利田健斗(3年・暁星中)は縦にドリブルで運びながらグラウンダーで絶妙のクロス。ここへ全力で走り込んできた窪田大輝(2年・暁星中)の豪快なダイレクトシュートがゴールネットへ突き刺さります。完璧なサイドアタックから右サイドハーフが一仕事。暁星が1点のリードを奪いました。
さて、追い掛ける展開を強いられた東大和南ですが、昨シーズンを席巻したパスワークはそのまま継続。及川尚登(3年・田無第四中)と関口の両センターバックに磐井を含めて、最後尾から丁寧に繋ぎながら縦へのスイッチを探すものの、暁星の出足鋭いパスカットに阻まれ、なかなか前でポイントができず。24分には中央、ゴールまで約30mの位置から小山海斗(3年・多摩落合中)が直接狙ったFKはクロスバーの上へ。チャンスを生み出し切れません。
29分は暁星。細かく繋いだ流れから北本が放ったミドルは磐井がキャッチ。30分も暁星。窪田が右へ振り分け、井出が上げ切ったクロスにファーで合わせた前田勇(3年・暁星中)のヘディングは枠の左へ外れるも、センターバックがチャンスに絡む好トライ。35分にもサイドバックの伊藤誠悟(2年・暁星中)が絡んで奪った右CKを北本が蹴り入れ、中塚がニアへ飛び込むもヒットせず。40+1分にもルーズボールを拾った利田のシュートは磐井が丁寧にキャッチ。「だいたい同じくらいの力かなと思ったけど、向こうの方がちょっと良かったかな」とは林監督ですが、前田と小林優介(2年・暁星中)のセンターバックを中心に、守備陣も安定感を発揮した暁星が1点をリードして、最初の40分間は終了しました。


後半はスタートから暁星に1人目の交替。ボランチの西澤秀都(3年・横浜FC鶴見JY)に替えて、青木啓悟(3年・暁星中)を送り込み、指揮官は「マークが気になっていた」中盤の守備にテコ入れを図ると、43分には左サイドを駆け上がった古谷のアーリークロスから、こぼれを中塚は枠超えミドル。大型ボランチの積極的なトライで後半が立ち上がります。
早く追い付きたい東大和南は45分にセットプレー。右から昨年の西が丘を経験している池谷大地(3年・あきる野FC)がFKを蹴り込むも、暁星のGK小熊崚介(2年・暁星中)がパンチングで回避。逆に48分は暁星。ここも古谷のクロスに利田が合わせたヘディングは磐井が何とか触って枠の左へ。49分も暁星。北本の左CKを前田が頭で残し、中塚のシュートは枠を越えましたが、チャンスの数が多いのは依然として暁星。
53分に東大和南ベンチは決断。1人目の交替として、小川愛斗(3年・東京八王子FC)と世継昭斗(2年)をスイッチして、向上させたい前への推進力。55分には磐井の好フィードにワントップの瀬沼拓斗(3年・トレドSCあきる野)が走ったシーンは、飛び出した小熊が確実にキャッチしましたが、磐井の左足から繰り出す正確なキックは、東大和南にチャンスの可能性を感じさせます。
それでも次に記録されたゴールは追加点。56分に前田のパスから完全に抜け出した北本は、GKとの1対1も冷静に制して、ゴールネットへボールを送り届けると、さらに青木がクロスバーにぶつけた60分のミドルを挟み、65分にも左サイドを利田とのワンツーで崩した北本は、再び迎えたGKとの1対1のシーンも右スミのゴールネットへ確実に流し込みます。「もうちょっとやってくれると思うけど。期待が大きいからね」と林監督も評価を口にした北本は、わずか10分間でドッピエッタ。スコアは3-0に変わりました。
何とか1点ずつ返していきたい東大和南の反撃は71分。右サイドバックの多田麟太郎(3年・八王子第七中)と小山のパス交換から、59分に投入されていた安達智哉(2年)がアーリークロスを放り込むと、世継がダイレクトで叩いたボレーは枠をしっかり捉え、激しくゴールネットを揺さぶります。サザンクロスが見せた意地の一発。東大和南がようやく暁星ゴールをこじ開けました。
71分には東大和南に2人目の交替。多田麟太郎と馬場涼輔(3年・羽村第三中)を入れ替え、馬場は左サイドバックに入り、池谷を右サイドバックへスライドさせ、さらに最前線へ植田晋伍(3年・府ロクJY)、その下にキャプテンの服部凌大(3年・小平花小金井南中)を配して最後の勝負へ。78分には左から上野がCKを蹴り込むも、関口のヘディングはヒットせず。暁星も石塚洸希(1年)に続いて廣田尚(2年)を投入し、ゲームクローズも意識しながら狙う4点目。80分に古谷、窪田と回ったボールから青木のミドルはクロスバーの上へ外れると、いよいよゲームはアディショナルタイムへ。
80+4分のラストチャンスは東大和南。右サイドで獲得したCKを上野が蹴り込むも、飛び出した小熊がしっかりキャッチすると、程なくして吹き鳴らされたファイナルホイッスル。「もうちょっと『止める、蹴る』ができれば安心してできると思うんだけどね。あんなもんじゃねえのかな、俺の所の実力は」と林監督は辛めの感想を口にしましたが、暁星が東大和南を3-1で撃破して、ブロック決勝へと駒を進める結果となりました。       土屋

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0521komaho2.JPG第2試合は早大学院とのブロック決勝進出を懸けた一戦に。東海大菅生と攻玉社が激突する80分間は引き続き駒沢補助競技場です。
昨シーズンは3つのトーナメントコンペティションでいずれも都大会出場を逃すなど、悔しい1年間となった東海大菅生。ただ、「去年は3年生で試合に出ている子が3人ぐらいだったので、今いるだいたいの子が試合に出ていたんです」と手塚弘利監督も話した今シーズンのチームは、新人戦もきっちり勝ち抜いて関東大会予選で久々の都大会を経験すると、迎えた今大会も2試合12得点という攻撃力で支部予選を突破し、一次トーナメント初戦も都立葛飾野をPK戦で退けてこのステージまで。復権へ向けてさらに負けられないゲームへ挑みます。
新人戦とインターハイ予選は、あと1勝で都大会進出まで迫りながら一歩及ばず。選手権予選はまさかの1次予選初戦敗退と、一定の成果は残したものの、やはり悔しい昨シーズンを過ごした攻玉社。新チーム初の公式戦となる新人戦は支部予選で暁星に3-1で敗れましたが、準々決勝まで勝ち上がってみせると、インターハイ予選も支部予選をしぶとく3連勝で抜け出して一次トーナメントへ。さらなる飛躍を遂げるべく、難敵相手の一戦へ向かいます。もはや照り付ける陽射しは完全に真夏のそれ。厳しいコンディションの下、菅生のキックオフでゲームはスタートしました。


立ち上がりは一進一退。攻玉社は前線の柴原昂輝(1年)と鈴木優豪(2年)の推進力で、チャンスの可能性を創り出し掛けますが、なかなかフィニッシュには至らず。一方の菅生も右に日置出帆(3年・AZ'86東京青梅)、左に杉浦夢翔(3年・東海大菅生中)と配したサイドハーフを中心に、徐々に押し込み始めると、18分には杉浦が右へサイドを変え、日置のクロスを近藤想平(3年・ヴェルディSS相模原)がシュートまで。ここは攻玉社のセンターバックを任された大河内駿(3年)にブロックされましたが、攻勢を強めます。
すると、先制ゴールを記録したのも菅生。19分に左でドリブルを開始したサイドバックの舩木未来哉(3年・FC杉野)が、そのままサイドを切り裂いて中へ折り返すと、ニアへ走り込んだ鈴木亮太郎(3年・あきる野秋多中)がダイレクトで叩いた左足シュートは豪快にゴールネットへ突き刺さります。「アイツは献身的な選手ですね」と指揮官も評価するハードワーカーが見事な先制弾。菅生が1点のリードを手にしました。
以降も流れは菅生。23分には日置のパスを右サイドバックの鈴木雄斗(3年・あきる野FC)がクロスに変え、ニアで青木紘貴(3年・国分寺第一中)が合わせたヘディングはゴール右へ。26分にはここも鈴木雄斗が繋ぎ、日置が狙ったシュートはDFが体でブロック。33分にも杉浦、長坂南旺(3年・三菱養和調布JY)と回ったボールを、鈴木亮太郎がフィニッシュまで持ち込むと、攻玉社のGK岩崎政憲(2年)がファインセーブで凌ぎ、今度は杉浦が枠へ収めたシュートは岩崎が丁寧にキャッチ。追加点への意欲を前面に打ち出します。
さて、喜多健太(2年)と大河内のセンターバックコンビに、守護神の岩崎を含めたトライアングルで何とか追加点を許さず、反撃の糸口を探す攻玉社。35分には中島啓吾(3年)が裏へ抜け出しましたが、飛び出した菅生のGK橋本颯(2年・FC東京U-15むさし)がきっちりクリア。37分にはボランチの東明建志(2年)を起点に、キャプテンを務める川村理尭(3年)のパスから、ここも中島が裏へ飛び出すも、カバーに入った菅生のセンターバック中内耀大(3年・FC GLORIA)がタックルで回避。「もっと主導権を取りたかった」とは手塚監督ですが、前半は菅生が1点のリードを保ったまま、ハーフタイムに入りました。


後半も立ち上がりから菅生がラッシュ。41分に近藤が思い切ったミドルを枠の左へ外すと、45分にはセンターバックの湯江俊太(3年・FC GLORIA)、近藤とボールが回り、中央をドリブルで割った杉浦のシュートは岩崎がファインセーブ。46分に杉浦が蹴った左CKは大河内が、続けて杉浦が入れた右CKは川村が何とかクリアしますが、50分には前半終了間際に投入された吉田雄登(3年・石神井マメックスFC)のパスから杉浦が裏へ落とし、走った鈴木亮太郎がエリア内で転倒すると、主審はペナルティスポットを指差します。キッカーは近藤。短い助走から中央を狙ったキックは確実にゴールネットへ。勢いそのままに菅生がリードを2点に広げました。
2点のビハインドを追い掛けることになった攻玉社もすぐさま反撃。51分に柴原のスルーパスから川村がフリーで抜け出し、GKとの1対1も制してゴール。早くも1点差かと思われたシーンは、オフサイドでノーゴールとなってしまいましたが、これで流れを引き寄せると、54分にボランチの青木遼太(3年)と大井響(3年)を入れ替える1人目の交替を挟み、55分にも東明の右CKに中島が飛び込むも、ヘディングはヒットせず、直後に右サイドからイティエ修(2年)が入れたアーリークロスに中島は再度シュートを打ち切れなかったものの、「受けちゃったでしょ。鬼門なんですよ。ウチの2点リードは(笑) この間もそうだったし」と手塚監督も苦笑した通り、やや受ける格好となった菅生を尻目に、攻玉社が踏み込んだアクセル。
57分も攻玉社。イティエのドリブルで右CKを獲得すると、東明のキックは橋本がキャッチ。61分も攻玉社。大井の右アーリーに川村が飛び込むも、シュートまでは至らず。直後の61分も攻玉社。鈴木優豪がフリーで抜け出し、GKと1対1を迎えましたが、橋本が冷静なファインセーブで回避。62分には菅生もカウンターから青木が持ち出し、舩木が1対1になったものの、シュートは岩崎ががっちりキャッチ。逆に63分は攻玉社に決定機。鈴木優豪がディフェンスラインの裏へ巧みに落とし、走った中島がGKとの1対1から放ったシュートはわずかに枠の右へ。なかなか追撃弾が生まれません。
そんな中で次の得点を記録したのは65分のタイガー軍団。投入されたばかりの鈴木大智(3年・FC町田ゼルビアJY)が左へラストパスを通すと、吉田のシュートは岩崎がファインセーブで掻き出しましたが、左でこぼれを拾った青木が折り返したパスを鈴木大智が再びシュート。左のポストを叩いたボールはゴールネットへ吸い込まれます。替わったばかりの15番が早くも大仕事。「バタバタ感が出てきちゃうという流れ」(手塚監督)を払拭する鈴木大智の一撃で、スコアは3-0に変わりました。
ペースは再度菅生へ。67分に右から鈴木雄斗が蹴り込んだ右CKに、湯江が合わせたヘディングは攻玉社の右サイドバックとして奮闘した山本春樹(3年)がライン上で決死のクリア。68分に3人目の交替として青木と横山正司(2年・東海大菅生中)をスイッチすると、69分には中央を粘り強くドリブルで運んだ鈴木亮太郎が左足で打ち切ったシュートは、右スミのゴールネットをきっちり捉え、これで鈴木亮太郎はドッピエッタ。71分には舩木に替えて、若松直哉(2年・FC.GONA)を4枚目のカードとして送り込み、取り掛かるゲームクローズ。
攻玉社の意地が炸裂したのは、柴原と曽我優也(1年)をスイッチした直後の74分。それまでも再三攻撃に絡んでいた川村が、ドリブルで左サイドを持ち上がると、そのまま果敢にシュートへトライ。左スミギリギリを捉えたボールは、GKも弾き切れずにゴールネットへ到達します。キャプテンマークを巻いた川村が執念の一発。攻玉社が終盤に1点を返すことに成功しました。
ただ、ゲームのラストゴールは菅生が。アディショナルタイムに入った80+2分に鈴木雄斗が左から蹴ったCKを、ニアで合わせた鈴木亮太郎のヘディングはポストを直撃し、ハットトリックとは行かなかったものの、笠木崇登(2年)を投入する攻玉社3人目の交替を経て、80+3分にミドルレンジから日置が左スミを狙ったシュートはゴールネットへグサリ。ファイナルスコアは5-1。高い攻撃力を披露した菅生がブロック決勝へと駒を進める結果となりました。      土屋


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0521komaho1.JPG東京のインターハイ予選もいよいよ関東大会予選の上位進出校が登場。悲願の全国を狙う東京朝鮮に早大学院が挑む形の一戦は駒沢補助競技場です。
関東大会予選は日大鶴ヶ丘、東京実業、帝京と難敵を相次いで撃破してベスト4進出。最後は関東第一に0-4で屈し、本大会出場には届かなかったものの、その2週間後にT1リーグで実現した関東第一とのリターンマッチには、リ・リョンジェ(3年・東京朝鮮第一中)の決勝ゴールで1-0と競り勝ってリベンジ達成。姜宗鎭監督も「関東大会予選でだいぶ自信が付いたと思います」とチームに一定の手応えを感じている中、「インターハイも選手権も全国に出て、東京朝高の名前をもっと全国に知らしめたいと思っています」とリ・ヒョンジェ(3年・東京朝鮮第一中)が口にしたチームの目標に向かうためのファーストマッチに臨みます。
インターハイ予選は支部予選を勝ち抜きましたが、一次トーナメント初戦で敗退。選手権予選は1次予選の決勝で都立紅葉川との撃ち合いに3-4で敗れ、都大会進出はならなかった昨シーズンの早大学院。迎えた今シーズンは新人戦こそ地区大会ベスト8に終わり、関東大会予選の進出権を逃したものの、今大会は支部予選の初戦と2回戦で合わせて16得点を叩き出すと、T3リーグ所属の日大三を延長の末に下して、昨年同様に一次トーナメントまで。さらに先週のゲームも日大鶴ヶ丘を3-1で振り切って、堂々とこのステージへ。「これといってスターはいないですけど、みんなで一丸となってやれるチーム」と自らの教え子たちを評するのは九里孝監督。持てるものをフルに出し切る覚悟は整っています。既に10時の時点で駒沢は初夏を通り過ぎて真夏の装い。楽しみなゲームは早大学院のキックオフでスタートしました。


ファーストシュートは早大学院。4分に中盤で渡邉悠大(3年)が残したボールを、千田遼太郎(3年)は思い切り良くミドル。軌道はゴール右へ逸れましたが、いきなり果敢なチャレンジを敢行すると、7分にも左サイドを抜け出した千田はカットインから枠内シュート。ここは東京朝鮮のGKチュウ・サンホン(3年・神奈川朝鮮中)がキャッチするも、まずは「入りは良かったと思います」と九里監督も認めたように、早大学院が手数を繰り出して立ち上がります。
さて、やや出鼻をくじかれた格好の東京朝鮮も15分に決定機。左からホン・リジン(2年・東京朝鮮第一中)が蹴ったCKはファーまで届き、フリーで待っていたチョン・ユギョン(2年・東京朝鮮第一中)のヘディングはわずかに枠の右へ外れましたが、一発で相手に突き付ける鋭い切先。18分には右からムン・インジュ(3年・埼玉朝鮮中)がCKを入れると、チョン・ユギョンのヘディングはヒットしなかったものの、19分にもホン・リジンの左CKをファーでチョン・ユギョンが折り返した流れは、中央でオフェンスファウルを取られるも、こちらはチョン・ユギョンの高さで惜しいシーンを続けて。
ただ、以降もペースは早大学院。23分に宮脇昇汰(3年)が右へ振り分け、有田恭輔(3年)のクロスに突っ込んだ千田のヘディングはゴール右へ。24分にも相手ボールを奪った佐久間辰之輔(2年)が左サイドを単騎で運び、エリア内で放ったシュートはリュウ・ユウォン(3年・千葉朝鮮中)が何とかタックルで回避。26分は決定的なチャンス。左から工藤大拓(3年)が入れたCKがこぼれると、山本遼太郎(3年)が右スミギリギリへ飛ばしたボレーは、チュウ・サンホンが懸命のファインセーブで応酬しましたが、「もっと苦しい展開になると思っていたんですけど、意外とこっちも何個かチャンスを創れた」とはセンターバックを任されたキャプテンの北良祐(3年)。早大学院に漂う先制の香り。
29分は東京朝鮮。ムン・インジュのスルーパスから、プ・チウ(3年・東京朝鮮第五中)が打ったミドルはわずかにクロスバーの上へ。31分は早大学院。左サイドで前を向いた田附将史(3年)が裏へ落とし、走った佐久間の1対1はチュウ・サンホンがファインセーブ。35分も早大学院。工藤の右FKを北と田附が残し、山本が枠へ収めたシュートはリュウ・ユウォンが頭でブロックするも、依然として変わらないゲームリズム。
訪れた歓喜の瞬間は前半終了間際の40分。ここも工藤が正確なFKを左から打ち込むと、中央で生まれた混戦から宮脇はシュートを打ち切れなかったものの、ルーズボールに素早く反応した千田がプッシュしたボールは、ゴールネットへ飛び込みます。「今までの試合も決定機を全部決めてきた訳ではないし、こういう展開には慣れている」と北も口にした通り、やや押し気味の展開にも焦れずに攻め続けた早大学院が1点のリードを奪って、最初の40分間は終了しました。


後半の立ち上がりはお互いにセットプレーで窺う相手ゴール前。45分は東京朝鮮。左からキム・ヒョンジュン(2年・東京朝鮮第一中)が入れた得意のロングスローは有田がクリア。49分も東京朝鮮。ホン・リジンの左FKはDFが大きくクリア。同じく49分は早大学院。工藤の右FKはDFが確実にクリア。52分は東京朝鮮。チョン・ユギョンが左のハイサイドにフィードを落とし、走ったプ・チウのボレーは早大学院のGK高橋収平(3年)ががっちりキャッチ。54分は早大学院。右サイドをドリブルで運んだ工藤が中へ付け、千田のミドルは枠の上へ。流れの中から出し合う手数。
先にベンチが動いたのは東京朝鮮。57分にフォワードから右サイドハーフへ移っていたリ・リョンジェに替えて、キム・セリュン(3年・東京朝鮮中)をそのままの位置へ送り込み、直後にキム・ヒョンジュンの右ロングスローからホン・リジンの左足ミドルが枠の左へ外れると、62分にはリュウ・ユウォンとキム・リキ(3年・神戸朝鮮中)をスイッチして、整える全体のバランスと増強したい前への推進力。62分にホン・リジンが蹴り込んだ左CKを、チョン・ユギョンが頭で叩くも枠の右へ。なかなかスコアを振り出しに引き戻せません。
早大学院も63分に1人目の交替。先制弾を含めて積極的な姿勢の目立った千田を下げて、遠藤英彰(3年)をピッチヘ。「ハーフタイムに戻ってきた時、選手は『やれる』と言っていたので『じゃあ行け!』と送り出した」(九里監督)という選手たちの切れない集中力。67分にキム・ヒョンジュンが投げた右ロングスローを掻き出すと、直後にもムン・インジュの右FKを拾ったホン・リジンが左クロスを入れるも、田附が丁寧にクリア。0-1のままで残り時間は10分間とアディショナルタイムへ。
早大学院が相次いで切った2枚のカード。72分に有田を菊川奎介(3年)へ、74分に田附を宮本悠希(3年)へそれぞれ入れ替え、負担の大きかったサイドへ確かな蓋を。さらに77分には右サイドを駆け上がった宮脇が、枠の右へ逸れるシュートまで打ち切って消費する時間。河野恵也(3年)、北、山本の3バックと守護神の高橋を中心に、ゴールへ鍵を掛ける早大学院ディフェンス。いよいよ熱戦もクライマックスへ。
追い込まれた東京朝鮮が掴んだ千載一遇の同点機は80分。ムン・インジュが右から蹴ったCKに、飛び込んだキム・リキのへディングは枠の左へ外れましたが、その競り合いの中でファウルがあったと主審は判断し、東京朝鮮にPKがあ与えられます。早大学院にとってはやや厳しい判定。この土壇場でキッカーに名乗り出たのはキャプテンマークを巻くハン・ヨンギ(3年・東京朝鮮第一中)。凄まじい緊張感の中、ハン・ヨンギがきっちり収めたのは左スミのゴールネット。さらに80+2分にはチョン・ユギョン、直後にもキム・セリュンに決勝弾のチャンスが訪れるも、ここは高橋がどちらもファインセーブで逆転は許さず。東京朝鮮が執念を見せ付ける格好で、ゲームは前後半10分ずつの延長戦へともつれ込むことになりました。


わずかな休息を経て、東京朝鮮のキックオフで幕が上がった延長戦。82分は早大学院。右サイドから宮脇が持ち込んだフィニッシュはチュウ・サンホンがキャッチ。84分は東京朝鮮の決定機。ホン・リジンのループスルーパスにムン・インジュがフリーで抜け出すも、1対1は飛び出した高橋がファインセーブで仁王立ち。その左CKをホン・リジンが蹴り込み、こぼれを収めたホン・リジンの巻いたミドルは枠の右へ。87分も東京朝鮮。右からサイドバックのチョン・リュンギョン(3年・東京朝鮮中)が狙ったミドルは高橋がファインセーブ。高橋の好守でスコアは動かず、残されたのは延長後半の10分間のみ。
勝利目前での同点劇を受けて、「まだ負けた訳ではないので、『頑張ろう』とみんな言っていたんですけど、実際はみんなちょっと『ウッ』てなっちゃっていました」と北も素直に明かした早大学院は我慢の展開に。延長後半開始の91分には佐久間に替わり、堤真聖(3年)が「行くぞ!行くぞ!」という元気な掛け声と共にピッチヘ。すると、98分には早大学院にビッグチャンス。高精度キックを蹴り続けた工藤の右FKを北が懸命に残すと、山本はすかさずバイシクル。それでもここもチュウ・サンホンがこの日3本目のファインセーブで何とか凌ぎ、これがこのゲームのファイナルシュート。両雄譲らず。勝敗の行方はPK戦へと委ねられることになります。


先攻はコイントスで勝った早大学院。1人目の北は「何も考えないで、スッと置いて早く蹴っちゃおうと」左スミへきっちり成功。後攻の東京朝鮮1人目はハン・ヨンギ。この日2本目のキックは試合中と逆の右スミへ確実に成功。早大学院2人目は渡邉。左スミを狙ったキックはチュウ・サンホンもわずかに及ばず。東京朝鮮2人目はムン・インジュ。得意の左足から左スミへ蹴ったキックは高橋もわずかに及ばず。2-2。PK戦でもなかなかスコアに差が付きません。
早大学院3人目は宮脇。ここまでの2人同様に左へ蹴ったキックは、GKの逆を突いて成功。そして東京朝鮮3人目も左スミへ蹴り込むと、ここは完全に読んでいた高橋が気合のストップ。3-2。早大学院が一歩前へ。その早大学院4人目は途中出場の菊川。左上へ打ち込んだキックはGKの届かないコースにグサリ。東京朝鮮4人目はプ・チウ。外せば終わりのシチュエーションにもGKの逆を取って左スミへ成功。4-3。残りは5人目。決着の時はすぐそこまで。
早大学院5人目のキッカーはやはり途中出場の宮本。丁寧な助走から右下を狙ったキックは、チュウ・サンホンも読んでいたものの、弾き出すことはできずに揺れたゴールネット。「実はPKはこの1週間で凄く練習していて、『自分たちは格上相手にPK戦まで持ち込めたんだから誇りを持とう』『思い切り蹴ろう』とみんなで言って、蹴りたい5人が手を挙げました。練習でも5人決まったことなんてないんですけど、本番ではGKの高橋君が止めてくれるってみんな信じていたと思います」と北。終了間際の失点にもメンタルを折られずに戦い切った早大学院が、ブロック決勝へと勝ち上がる結果となりました。


「僕たちはNSリーグ1部のチームで、技術もないですし、その分どこで頑張るかと言ったら『相手より走る』『気持ちで勝つ』『しっかりプレッシャーに行く』とか、そういう気持ちの部分で最後までみんな切れなかったからこそ、PK戦で勝てたと思います」と北も話した早大学院は、真っ向から強豪にぶつかって見事な勝利を手にして見せました。今年のチームの特徴を問われ、「チームとして団結している所ですね。だから、今日は出ていない選手もサポートしてくれているので、そこが力になっているのかなと。やっぱり1つになったら力は出せるということではないでしょうか」と九里監督も答えたように、応援団も100分プラスアルファに渡って途切れることなく声援を送り続け、ピッチの選手たちへ闘魂注入。先制点の際には千田が応援団と喜び過ぎてイエローカードをもらったのはご愛敬。キャプテンの北も「ベンチに入れない3年生もみんな来てくれて、声が嗄れるまで応援してくれましたし、やっぱりベンチもコーチも応援も保護者も、その存在があったからこそ最後まで走れて、気持ちが切れなかった部分もあるので、そこは本当に感謝というか、みんなあってのこの勝利かなと思います」と感謝の念を。"オール早大学院"で掴んだこの1勝へ、大きな拍手を送りたいと思います。     土屋

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Shonan BMWスタジアム平塚で行われた
2017 明治安田生命J2リーグ第14節の
湘南ベルマーレ×アビスパ福岡は
0-3で福岡が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
福岡・井原正巳監督のコメントです。


(福岡・井原正巳監督)
今日は首位の湘南さん相手ということで、連勝で来ている中、非常に厳しい試合になるというふうに思っていましたし、昨年もJ1で我々は対戦して、何とか2勝させてもらったんですけども、そういう中で今日も同じような気持ちで、とにかく「首位相手にチャレンジしていこう」ということでゲームに入りました。もう前半は見ていただいた通り、湘南さんに圧倒されたゲームですし、その中で点を取られていれば逆のゲームになっていたかなと思います。ただ、本当に選手たちが体を張って集中力を保って無失点に抑え、何とか前半の終了間際のセットプレーからのゴールに繋げたというのが、今日のゲームの一番のポイントだったのかなというふうに思います。セットプレーはいつも練習をしてきた中での、狙い通りの形だったと思います。後半追加点を取ることができましたし、3-0というゲームで、2点差以上で勝ったことが今シーズンはなかったので、そういうゲームができたのは本当にチームが力を付けたのかなというふうに、後半は感じました。この勝ちに満足せず、次はまた中3日でアウェイ金沢戦が控えていますので、それに向けてこの良い流れを止めないように、しっかりと準備していきたいと思います。以上です。


Q:今シーズンは苦しい想いをしてきた城後(寿)選手に今季初ゴールが出たということで、そのあたりはチームにとって影響があれば教えてください。


A:今日途中投入の城後は、今日のシステムのあのポジションというのはもうずっとやっていましたし、勝っている流れの中でしっかりと守備の所の規律というのも、また仕事というのも理解しつつ、「得点機にはゴール前に入っていってくれ」という、そういう仕事をやってくれたかなというふうに思っています。彼もかなりゲームへの欲求というのが高かったと思いますし、そこで今日ゴールを挙げてくれたのはチームにとっても大きいかなというふうに思います。


Q:まだ横浜FCの試合が終わっていませんが、このまま行けば首位となります。そのあたりはいかがでしょうか?


A:まずは湘南さんに勝ち点が並ぶという、そういう形で今日のゲームには入ったので、勝ち点数は変わりませんし、首位になったらそれは結果的にはありがたいことですけれども、順位というよりもこういう流れを、勝ち点で常に上の3チームの中に入っていくという目標を持っていたので、そういう意味では結果的にそうなればチームにとっても初めてのことですし、嬉しいかなというふうには思います。でも、今の所はあまり順位の所は考えていないので。はい。


Q:今日の前半は圧倒されたとはいえ、チームが浮き足立たなかったというか、ずっと落ち着きがあったように感じられましたし、ここに来て精神的な所で慌てないゲームを続けられるようになってきたと思うんですけど、そのあたりの手応えは感じてらっしゃいますか?


A:そうですね。我慢する所をしっかり全員が意識して、そのへんの自分たちのペースが掴めない所でも慌てることなくゲームを運べているなという印象はあります。岩下(敬輔)がディフェンスラインを引き締めてくれているのもありますし、しっかりと粘り強く守っていれば必ずチャンスは来るという、そういう流れでここ2試合も勝ってきたので、今日もその粘りというのはあったとは思いますし、後半の展開というのはまさしくその形が出て、追加点に繋がったのかなというふうには思います。


Q:苦しい展開の中で駒野(友一)選手が1点目と3点目のアシストをしましたが、彼のチームへの貢献や評価をお聞かせいただけますか?


A:駒野のプレーに関しては皆さんもご存じの通り、本当に経験豊富ですし、ワールドカップも出ている選手ですし、そのクオリティというのは日本でもトップレベルのプレーヤーだと思うので、それを今日も存分に発揮してくれたと思いますし、年齢的にも中3日のゲームはキツい中で「今日はどうしようかな」という所で、平均年齢が6歳くらい差があるという中でのゲームにはなりましたけれども(笑)、そういう経験とまた技術的な所を含めて、駒野だけではなくて坂田(大輔)、そして山瀬(功治)の3人のベテランが特に良い仕事をしてくれたなというふうには思っています。


Q:前半湘南に圧倒された中で最後に得点を取って、後半に向かうマネジメントとしてはチームにどんなことを伝えて送り出されたのでしょうか?


A:前半の反省と言いますか、やはり相手のシャドーと中盤の入れ替わりで、食い付いた所を背後を取られているシーンがかなりありましたので、しっかりブロックを作って、後半はそのブロックを下げ過ぎず、高過ぎずという、そういう形で後半入ろうという所で、そこは本当に選手がしっかりとオーガナイズをまっとうしてくれたかなというふうに思っています。後半は本当に危ないシーンは少なかったですし、狙い通りの守り方からのカウンターというのも効いていたかなというふうに思っています。


以上です。


土屋

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Shonan BMWスタジアム平塚で行われた
2017 明治安田生命J2リーグ第14節の
湘南ベルマーレ×アビスパ福岡は
0-3で福岡が勝ちました。
以下、試合後の記者会見における
湘南・曺貴裁監督のコメントです。


(湘南・曺貴裁監督)
お疲れ様でした。えーと、今日JリーグはJ2が唯一行われているプロのリーグということで、本当にミッドウィークにもかかわらず、たくさんのお客さんに来てもらったし、その中で去年2敗している福岡さんに対してどう戦うかということを、この短い時間の中で準備したんですけども、結果は0-3で残念な結果に終わりましたけども、今日は「もう勝ち点1じゃなくて3を狙いに行け」という所で、1でも我々にとってはそんなに悪い状況ではないですけど、選手にはそう伝えたので、勝ち点0のリスクを負いながら、3を目指していくという所で言うと、選手は良くやったと思います。


今日の前半は本当に僕が監督をしてからもベストなゲームだったかなというぐらい選手は躍動し、相手に何もさせなかった前半ですけど、サッカーというのは面白いもので、1つのFKから失点してしまって、少し相手が息を吹き返すというか。ただ、そういう展開も今まであまりなかったので、彼らは本当に成長段階の選手というか、プロとしてこれから強くなっていかなきゃいけない集団のチームだと思っている中で、強いチームというのはそこで1点2点入れて、あとはカウンターで3点目を取るという展開に持ち込めると思うんですけど、「まだまだ力が足りないな」と思うし、自分自身も力不足だと思いますし、やってきたこととかプロセスは本当に短い時間の間、福岡さんに対して準備してきたことを選手たちはしっかり遂行してくれたと思うので、それに関しては「良くやった」と言ってあげたいです。


内容が今日よりも全然悪いのに勝てた試合もあるし、良かったのに勝てなかった試合も監督経験の中でありますけども、我々のスタイルというのは日ごとに、週ごとに、月ごとに、年ごとに本当に進化していかなきゃいけないと思っていて、そういう意味では新しい湘南のサッカーというか、何を大事に、何を埋めていくかということに関しては、その一端は見せられたと思うし、これを結果に繋げていくのが僕の仕事だと思いますし、今日は本当に出た選手全員良くやったと思います。福岡さんは本当に個の力が凄くあって、ああいう少ないチャンスを決めてくるという所で言うと、見習わなきゃいけない所もありますし、悔しいですけども、また次に向かってやっていきたいなと思います。以上です。


Q:前半は凄く良いサッカーだったと思いますが、システムを4バックにしたことも関係しているでしょうか?


A:シーズンの途中なので、あまり詳しくここで話すべきことじゃないので、答えられないこともありますけど、ギリギリで答えるとしたら、今の記者の皆さんの質問自体が我々を苦しめている所もあるかもしれないですね。というのは、ドルトムントも3バックと4バックを併用しているし、ライプツィヒはずっと4バックでやってますけど、今の世の中は3バックでも4バックでも、2バックだろうが5バックだろうが、今いる選手の最大値を出すためにシステムというのはあるもので、僕は「今日は2バックだった」と言えるかもしれないし、「(最終ラインが)4人だった」かもしれないし、前線は5人だったかもしれないし、6人だったかもしれないし、7人だったかもしれないし、ということで言うと、相手は非常に守りづらかったんじゃないかなと。特に前半に関しては。ということなので、特にシステムが変わったからそうなったというよりも、我々の選手たちの良さが生きたからそう見えたという意味では、「システムを変えたから良くなった」という時代はもうとっくに終わっていると思います。だから選手の特徴とか、相手の噛み合わせで形というのは変わっていかなきゃいけなくて、我々としてはあれがベストの戦い方だと思ってやったので。ただ、最後のクロスの失点みたいに、当然真ん中を薄くすると、ああいうボールを簡単に上げられると失点するリスクは当然あるし、やらずもがなのFKで失点するリスクはあってやらせたことなので、結果として悪い方に出ましたけど、我々の成長段階では「1つ新しい自分たちが見つけられたな」ということで言うと、非常にポジティブかなというふうに思っています。


Q:試合が終わった後、選手たちには私たちに言ったような話をされたのでしょうか。また、選手はどういう反応を示されたのか、話せる範囲で教えてください。


A:一番は選手の感じなんですよね。やっぱり試合をやった後、いくら監督が「良かった」「悪かった」と言っても、選手が「いや、今日の試合は全然ダメだった」と思っていれば、当たり前だけど(言葉は)入らないし、僕は絵の才能はないですけど、絵を描いた人が本当に良い作品ができたということは、周りに認められて初めて実感があると思うし、それを自分で手応えがないのに周りが評価しても、それは本人としては、たぶん普通で言えば納得できないとか、そうだと思うんですけど、今日に関して言うと非常に手応えのあった試合だったと思います、選手にしては。「もったいなかったな」と。「俺があそこ決めてれば」というふうな所で言うと、福岡さんも先制点を取られたら一度も勝っていないんで、今年。喉元にナイフを本当に突き付けて、そのままというような展開になりそうだったので、それは残念ですけど、そういう意味の手応えはあったと思います。ただ、それに酔ってもいけないし、自分たちのスタイルの幅を、今日の試合をもってさらに進化させるというか、"ニュー湘南スタイル"を創っていかなくてはいけないなという気持ちでいます。手応えという言い方はおかしいけど、自分たちがどうしなきゃいけないかというその戦い方の幅は、確実に今日で広がったと思います。だから、相手チームに対しても我々が俗に言うカウンターとか、俗に言うバーッで行って、みんなでペナルティエリアに7人入っていくのが"湘南スタイル"みたいに言われる所から、やっぱり今の選手たち用にアレンジしたり、バージョンアップしたりしないといけないというと思う中で言うと、非常に手応えのある1日になったことは、僕も含めて間違いないと思います。ただ、当たり前だけど課題はあるし、そこに向き合っていかなければいけないなと思っています。


以上です。


土屋

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