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J SPORTS J.LEAGUE

T1リーグ2016第1節 関東第一×FC東京U-18(B)@駒沢第2

February 18, 2016 11:50 PM

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0218koma2.jpgT1開幕戦シリーズのフォースラウンドはフレッシュな顔合わせ。夏の全国4強を経験した関東第一と昇格組のFC東京U-18(B)が対峙する一戦は駒沢第2球技場です。
激戦の東京を制し、挑んだ真夏のインターハイは大躍進の全国ベスト4。選手権予選は準々決勝で堀越に延長で屈したものの、T1リーグも2位に6ポイント差を付けての優勝と、間違いなく東京高校サッカー界を牽引し続けた2015年の関東第一。迎えた今シーズンはキャプテンを任された冨山大輔(2年・FC習志野)とCBの鈴木友也(2年・VIVAIO船橋)という、全国を経験した2人がセンターラインに残った中で、「今年に関しては全体的なレベルは結構拮抗しているんですよ」と小野貴裕監督。全体の底上げも含めて、チーム力を高めるための時期ではあるものの、当然連覇に向けて好スタートを切りたい90分間に挑みます。
昇格したばかりのT2でもその実力をしっかり発揮し、FCトリプレッタユースと勝ち点では並んだものの、得失点差プラス28という数字が大きくモノを言った状態で、T1の舞台まで駆け上がってきたFC東京U-18(B)。今シーズンはどの選手にもU-23が参加するJ3、本来の2種リーグである高円宮杯プレミアリーグにこのT1リーグと、3つのコンペティションに出場する可能性がある中で、「去年までは中学生を教えていたのでもっと僕もうるさかったんですけど、ユースの子なのであまり言い過ぎてもと思って、ちょっと抑えながらやっています」と笑う中村忠コーチがT1では実質上の指揮官に。高いモチベーションを有した集団の個を伸ばすことはもちろん、結果も求められる環境下で、まずはリーグ戦のオープニングゲームへ臨みます。前日から比べれば格段に寒さの和らいだナイトゲームは、18時30分にキックオフを迎えました。


先制弾はわずか2分で。東京は縦パスを上手いトラップで収めた杉山怜央(1年・FC東京U-15むさし)がすかさず中央にスルーパスを通すと、2人のDFと競り合いながら体1つ抜け出した鈴木郁也(2年・FC東京U-15深川)は1対1も冷静に、GKの左脇をすり抜けるシュート。ボールは確実にゴールネットへ到達します。"一冠目"を手にした東京都CY U-17選手権決勝の三菱養和SCユース戦でもゴールを記録しており、「彼はAチームで普通に出ている選手なので、そういった意味ではゲームを引っ張って、決める役割を期待していた」と中村コーチも言及した鈴木郁也がファーストシュートで早くも結果を。東京があっという間にリードを奪いました。
「CBの2人もスピードで行ったらそんなに負けないと思うんですけど、一発目のパスがピタッと一発でトップ下に付けられて、パッと前を向かれたので下がる時間を与えてもらえなかった」と小野監督も失点を振り返った関東第一は、それでもそのCBの鈴木友也と石島春輔(2年・JSC CHIBA)を中心に、ボールを後方で握りながら狙うテンポアップ。6分に左サイドで得たCKを冨山が蹴り入れ、DFのクリアを拾った冨山の再クロスは中央でオフェンスファウル。8分には2本続けてシュートコーナーを蹴った根本佑(2年・シュートJr)が、どちらも堤優太(2年・FCトッカーノ)のリターンを受けるも、どちらのクロスもシュートには至らず。12分にも新藤貴輝(2年・フレンドリー)の右クロスを、エリア内で収めた冨山は少しもたつき、シュートは打てなかったものの、「相手にボールを持たれて、ちょっと臆病になって引いちゃった部分があったのかな」と中村コーチも言及したように、東京を相手にボールを動かしつつ、探るスイッチのポイント。
ただ、15分に高い位置でボールを奪った杉山のパスから、小林幹(1年・FC東京U-15むさし)が放ったシュートはDFのブロックに遭い、関一のGK内野将大(2年・ジェフユナイテッド千葉U-15)にキャッチされましたが、このシーンが象徴するように「今日は公式戦のスタートということで最初は硬かったんですけど、途中で選手のボールを奪いに行く意識が高くなった」と中村コーチが話した通り、プレスの強度が格段に上がった東京が一気に引き寄せたゲームリズム。23分には右サイドを切り裂いた吹野竜司(2年・FC東京U-15深川)が折り返し、3列目から突っ込んだ品田愛斗(1年・FC東京U-15深川)のシュートは枠の右へ。25分にもCBの長谷川光基(1年・FC東京U-15深川)が好フィードを送り、抜け出した鈴木郁也が飛び出すGKの頭上を狙ったループはゴール右へ外れましたが、流れは完全に青赤へ。
27分の追加点は左右の幅を使ったアタック。右サイドで再三積極的なプレーを見せていた吹野が、ここも粘ってサイドを抜け出すと、丁寧なグラウンダーの折り返しを中へ。これを逆サイドから中に入っていた小林幹がきっちりゴールネットへ流し込みます。果敢な突破を披露し続ける右サイドハーフのアシストで、左サイドハーフがゴールを陥れるという理想的なサイドアタックが見事成果に。小林幹の一撃で東京が2点のアドバンテージを手にしました。
29分にも高い位置でボールを奪い切った小林真鷹がそのまま放ったシュートは、内野もきっちりキャッチで収めましたが、またもハイプレスからのボール奪取をフィニッシュまで繋げた東京。一方の関一は「2トップで前から追い掛けられ始めたので、グッと縦に押し込まれて、攻撃の中で横の距離を空けられなくなって、狭いままで攻撃しなくてはいけなくなってしまったので、そこで矢印をどんどん向けられて、取っても取り返されての繰り返しという形になってしまった」と小野監督。37分に冨山が左から入れたFKに、飛び込んだ鈴木友也のヘディングは当たり切らず、DFが大きくクリア。38分にも左サイドを抜け出した堤のクロスに、走り込んだ新藤はトラップが大きくなってしまい、シュートには至りませんでしたが、アタックの可能性は少しずつ見え始めます。
43分は東京に決定機。SBの荒川洸貴(1年・FC東京U-15深川)も絡んで獲得したCKを左から品田が蹴り込み、GKが掴み損ねたボールにすぐさま反応した篠原新汰(1年・FC東京U-15深川)のヘディングは枠を捉えるも、カバーに入っていたDFが間一髪でクリア。45+1分も東京のチャンス。左からここも品田がCKを蹴り込むと、ニアに突っ込んだ篠原のボレーはゴール左へ外れましたが、15分過ぎから攻守におけるアグレッシブさが際立った東京が、2点のリードを携えて最初の45分間は終了しました。


「正直相手のプレースピードが速かったのは面食らった部分」と話す小野監督の決断はハーフタイムで1人目の交替。1.5列目にいた嶋岡篤郎(2年・横河武蔵野FC JY)と石井賢哉(2年・WINGS U-15)を入れ替え、攻撃陣の顔触れに変化を加えると、後半のファーストチャンスは関一。49分に左から堤が折り返したボールを、3列目から飛び出した菅屋拓未(2年・POMBA立川FC)がエリア内で収め、最後は東京の右SBに入った吉村寿輝(2年・鹿児島国分中)がカットしたものの、ボランチが積極的に最前線まで。52分に根本が左FKを素早く縦に付け、堤が収め掛けたボールも吉村の完璧な対応でゴールキックになってしまいましたが、「後半の最初の方は相手コートにいる時間が長かった」と小野監督。関一にもようやくシュートへの予感が生まれ始めます。
56分は関一のファーストシュート。カウンターからサイドに流れることの多かった林健太(2年・FC.VIDA)が、ここも左に流れてタメを創り、中央で受けた冨山はミドルレンジから右足一閃。ボールはわずかに枠の右へ外れましたが、十分にゴールの可能性を感じさせるアタックを。57分には新藤を下げて、重田快(1年・バンデリージャ横浜)をそのまま右SHへ送り込むと、63分には管谷が左へ振り分けたボールから、堤は左クロスをファーまで届かせ、重田が頭で折り返したボールはDFにクリアされたものの、交替出場の石井と重田が活性化させた関一に増える手数。
63分には「今年は駒を何枚も変えたりとかポジションの立ち位置も変えられるので、やりようはいくらでもあるのかなとは思っている」という小野監督が早くも3人目の交替として堤と篠原友哉(1年・FC府中)をスイッチさせ、その篠原を1トップに据えつつ、ボランチに菅谷と石井を並べ、その前に右から重田、冨山、林を並べる布陣変更をピッチヘ投げ掛けると、64分にいきなりのビッグチャンス。左の林からボールを引き出した冨山は絶妙のコースに絶妙のタイミングでスルーパスをグサリ。受けた重田の決定的なシュートは東京のGK高瀬和楠(2年・FC東京U-15深川)が何とかファインセーブで弾き出し、こぼれを叩いた林のシュートも枠の右へ逸れましたが、冨山がさすがのセンスを披露しつつ、「斜めに走れる」(小野監督)重田の動き出しで決定機を創出してみせます。
「たぶんもう1つ外されていたら簡単に崩されているシーンも何個かあった」と中村コーチも話すなど、やや前からのプレス強度も落ち気味で、ボールを動かしながら縦を狙う意識は見えるものの、フィニッシュを取り切れない時間が続いた東京は、65分に2枚替えを敢行。鈴木郁也と杉山の先制点コンビに替えて、原大智(1年・FC東京U-15むさし)と久保建英(中学2年・FC東京U-15むさし)をそのまま前線の中央に送り込むと、68分に魅せたのは14歳。左CKを品田が蹴り込み、内野がパンチングで掻き出したボールを巧みに収めた久保はそのまま左足でフィニッシュ。軌道はわずかに枠の右へ外れましたが、スムーズな一連のシュートにスタンドからも思わず感嘆の声が。
70分は関東第一に4人目の交替。ボランチで奮闘した菅谷に替えて、古巣対決となる尾崎碧(2年・FC東京U-15むさし)をそのままの位置へ。75分は東京。最終ラインから篠原が好フィードを蹴り込み、走った原はわずかに届かず内野にキャッチされましたが、意図のあるアタックにベンチからも称賛の声が。逆に小野監督も「重田が外したシーンの後にもっと押し込めていたらと思うんですけど、ちょっと挽回されてしまった。あそこでもっと琴奨菊みたいにがぶり寄れれば良かったんですけど(笑)、がぶり寄る力がなかったですね」と振り返ったように、関一はなかなか攻撃の連携が見い出し切れず、時計の針ばかりが進んでしまいます。
一旦落ちかけた強度を相対的にではあるものの、取り戻すことに成功した東京は86分も2枚替え。サイドで存在感を発揮した吹野と小林幹を下げて、吉田和拓(1年・FC東京U-15深川)と長谷川大基(1年・FC東京U-15深川)をピッチヘ解き放ち、中盤のバランスを整えながら取り掛かるゲームクローズ。87分には関一も、篠原友哉が果敢なチェイスで奪ったボールをドリブルで運ぶも、ロストしたボールに食らい付いたプレーはオフェンスファウルの判定。どうしても1点を奪い切れません。
88分にゴールの位置とGKを確認した品田が、40mロングをゴール右へ外したシーンを経て、東京は最後の交替を。キャプテンマークを託された吉村に替えて、高橋海人(2年・FC東京U-15むさし)がピッチヘ送り込まれると、90分に左サイドで獲得したゴールまで約30mのFKを、品田がクロスバーの上へ外したシュートがこのゲームのラストチャンス。アディショナルタイムの3分間も潰し切った東京が、「点は取られなかったですけど、取られてもおかしくないシーンはあったので、今日はどっちが勝ってもおかしくないようなタイトなゲームだったと思う」と中村コーチも評した一戦を制して、開幕戦勝利を手繰り寄せる結果となりました。


後半はやや押し込まれる展開を強いられながらも、終わってみればきっちりゲームをコントロールしながら勝ち点3を見事に獲得してみせた東京。とりわけ前半15分以降に見せた"球際"の迫力は圧巻で、そこについては「今日に関しては非常にアグレッシブにやれていたと思います」と中村コーチも評価を口にしましたが、続けて「今後はボールを奪いに行く、行かないの判断の部分で、"今後"というのは次の試合とかじゃなくて、半年後にどうなっているかとか、ちょっとそういう形で見ていければなと思いますね」とさらなる先を見据えた発言も。早くもこのリーグに対するチームとしての意識を垣間見た気がしました。T1での戦いの意義を「プレミアでの出場時間が短い子が、こういうレベルの高いゲームを繰り返せるというのが良いことなのかなと。正直勝った負けたは他のチームのレベルもあるのでわからないですけど、言えるのはもっともっと上手くならない勝てないというリーグなので、絶対選手にとってやりがいはあるのかなと思います」ときっぱり語った中村コーチは、U-23も含めたやり繰りの難しさを問われると、「そのへんは佐藤監督が悩む所じゃないですか」と笑わせる一幕も。指示の声だけでスタンドを沸かせることのできる実力派コーチも加えた今シーズンのFC東京U-18が挑む新たなステージに、大きな期待を抱かせるような90分間だったのではないでしょうか。
「負けたので良いことは絶対にないと思いますけど、ウチも相手コートに入れていない訳ではないですし、後半はほぼウチのペースでやれていた所もあったので、大きく悪いという風に評価をする必要はないと思います」と小野監督も語ったディフェンディングチャンピオンの関一は黒星発進に。それでも「今年はある程度バランス良くサッカーをやろうという中で、トータルで攻撃も守備もやろうということを1つの目標にしているので、そういう所のバランス感覚は割合見せられた時間帯もあったと思う」と指揮官は手応えも口に。前述したように後半はらしさの一端を覗かせる時間も確かに創るなど、初めての公式戦ということを考えても収穫の少なくない90分間だったのかなと。どうしても周囲から昨年度のチームと比較されるのは仕方がない状況でも、「全体の底上げをしようということで、プリンス参入戦が終わってから年末の合宿に全員で行って、フェスティバルにも出て、年明けの1月はごちゃまぜにやってきたので、全体のレベルも良いんですよ。前のチームとの比較よりも、今年は自分たちの中でどれだけ高めて行けるかとか、どういうことを自分たちのスタンダードにできるか、ということの方が大事だと思います」と小野監督の中には明確な基準が。「『今日はお前たちがどういう気持ちを持って戦うのかという1年間の姿勢をちゃんと見せなさい』と言って送り出した」(小野監督)というこの90分間を、ピッチ内外の選手がどう捉えて、どう今後に生かしていくかで、この敗戦の意味も大きく変わっていくのは間違いありません。        土屋


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