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高校選手権開幕戦 関東第一×野洲@駒沢陸上

December 30, 2016 11:36 PM

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1230komazawa.JPG"4134分の48"を掴んだ精鋭たちが集う冬の祭典。第95回全国高校サッカー選手権大会。東京王者の関東第一と滋賀王者の野洲が激突する開幕戦は駒沢陸上競技場です。
2年連続で西が丘ファイナルでの敗退を経験した2012年以降は、なかなか都内でも上位進出を果たすことができず、インターハイで全国4強まで躍進した昨シーズンも準々決勝で姿を消すなど、冬の東京代表に手の届かない時間を過ごしてきた関東第一。ただ、夏の全国を2年続けて経験した今シーズンは、選手権予選も苦しみながら4年ぶりのファイナルまで勝ち進むと、林健太(3年・FC.VIDA)のオーバーヘッドで成立学園に1-0で競り勝って、とうとう秋の東京制覇を達成。「今年1年の東京に関してはかなり拮抗していて、ウチ以外にも本当に力のあるチームが多い代だったので、もちろん勝つということが一番なんですけど、負けたチームの分も良いサッカーをしないといけない」とは小野貴裕監督。東京勢の期待も背負って開幕戦に向かいます。
"セクシーフットボール"の異名を日本中に轟かせた、センセーショナルな全国制覇から11年。高校サッカー界の中でも校名とスタイルがすぐに結び付くという意味では、大きな存在感を放ち続けている野洲。今シーズンのインターハイ予選は準決勝で綾羽に屈し、プリンス関西でも黒星が白星を1つ上回っての7位と、なかなか目に見える結果が付いてこなかったものの、選手権予選では攻撃陣の爆発で複数得点を重ね、決勝でもストライカーの毛利大河(3年・横浜FC JY)がドッピエッタの活躍で、綾羽にリベンジを果たして県内連覇を。6年ぶりの全国勝利を引き寄せるべくオープニングゲームに挑みます。会場の駒沢陸上には楽しみなゲームを一目見ようと13,596人の大観衆が集結。開幕戦は14時5分、野洲のキックオフでその幕が上がりました。


ファーストシュートは滋賀王者。3分に左サイドへ開いた毛利のシュートは、関東第一のセンターバックを務める石島春輔(3年・JSC CHIBA)にブロックされましたが、積極的なトライを見せると、直後の左CKをレフティの江口凌馬(2年・セゾンFC)はグラウンダーでマイナスへ。ここは読んでいた菅屋拓未(3年・POMBA立川FC)のクリアに遭うも、面白いセットプレーを発動。10分にも左サイドでCKを獲得し、江口のキックで生まれた混戦は小野凌弥(2年・Wings U-15)が大きくクリアしたものの、まずは野洲が主導権を持って立ち上がります。
一方の関東第一も10分にビッグチャンス。菅屋が右サイドへ送ると、「ボールを持ったら余裕があった」と話したように、序盤からチームで最も動けていた篠原友哉(2年・府ロクJY)がマイナスにグラウンダーでピンポイントクロス。フリーで走り込んだ林のシュートはヒットせずにチャンスは霧散しましたが、この前後からセンターバックの鈴木友也(3年・VIVAIO船橋)と石島に、ボランチ起用となった冨山大輔(3年・FC習志野)でボールを回し始めた関東第一にも、ようやく惜しいシーンが。
それでも変わらないゲームリズム。13分は野洲。右から10番を背負う徳田竣希(3年・セゾンFC)が入れたCKに、キャプテンの川瀬相(3年・SAGAWA SHIGA JY)と中野知良(3年・セゾンFC)が突っ込むも揃ってわずかに届かず。15分は関東第一。「今日は開幕戦ということもあってワクワクしていて、楽しみが強かったので、前日も寝れないとか全然なかったですね」と語った篠原が右CKを奪うも、冨山のキックは中央でオフェンスファウルの判定。21分は野洲。江口を起点に高取誠隆(2年・セゾンFC)が左へ流し、回った徳田のクロスは関東第一のGK内野将大(3年・ジェフユナイテッド千葉U-15)が何とかキャッチしましたが、スムーズなサイドアタックを。22分も野洲。徳田のワンタッチスルーパスに抜け出した高取が左からマイナスに折り返し、江口のシュートは内野にキャッチされたものの、ストロングの左サイドが活性化した野洲の続く攻勢。
25分は関東第一にセットプレーのチャンス。景山のドリブルで得た左CKを菅屋が蹴ると、石島が競り勝ったボールは川瀬がきっちりクリア。直後の右CKをルーキーの小関陽生(1年・町田JFC)が蹴り込むも、中央でオフェンスファウルが。28分は中央やや左、ゴールまで約30mの距離で景山が粘って獲得したFK。スポットに立った冨山が直接狙ったキックは枠の左へ。ボランチからフォワードにコンバートされて、まだ公式戦は3試合目ながら「ポジションが変わったからって、そこは甘えていい部分ではない」と言い切る景山に、少しずつ入り始めたボール。
29分は野洲に決定機。江口がヒールで繋いだボールを高取が返し、左足を振り抜いた江口のシュートは内野を破るも、クロスバーにハードヒット。35分に下した小野監督の決断は1人目の交替。「攻撃に関しても守備に関してもボールとの距離が全然合っていなかった」と見た林に替えて、堤優太(3年・FCトッカーノ)を右サイドハーフへ送り込み、篠原を左サイドハーフへスライドさせて、攻撃へのテコ入れを図りましたが、37分にも野洲は江口との細かいワンツーから、高取がわずかにゴール左へ逸れるシュートまで。39分にも高取のミドルは枠を捉え、内野が丁寧にキャッチ。野洲の押し込む時間が長かった前半は、スコアレスで40分間が終了しました。


内容には決して納得は行っていなかったものの、「内容は良かろうが悪かろうが、前半を0-0で終えて来ることへのストレスはなかった」とは小野監督。ある程度難しい試合を想定していた関東第一サイドに対して、それでも野洲が繰り出すアタックの勢いは衰えず。42分に佐々木海人(2年・SAGAWA SHIGA JY)のアタックを起点に手にした左CKを江口が蹴り込むも、ここはDFのクリアに阻まれ、49分にも江口がFKを左へ蹴り出し、高取のクロスに徳田が飛び込むと、一旦ファンブルしたボールは内野が懸命に押さえましたが、ハーフタイムを挟んでも全体の流れは変わりません。
すると、関東第一を襲ったアクシデント。徳田と接触した流れの中で、守護神の内野が左手の小指を開放骨折してしまい、プレー続行が不可能に。54分。「元々能力的なものに関しては信用もしていますし、僕のクラスの子なのでいつもちょっかい掛けてやっていますけど、大舞台に凄く強い子なので」と小野監督は1年生の北村海チデイ(1年・GRANDE FC)をゴールマウスへ送り込み、ほとんど同じタイミングで小関と重田快(2年・バンデリージャ横浜)もスイッチ。「若いのを使っちゃうのは全然怖くないというか、使っちゃう時にこっちが思い切ってやらないとダメなので」と下級生たちにゲームを託します。
57分は野洲。左から徳田がFKを蹴り込むと、ニアに飛び込んだ鷹取新(3年・横浜FC JY)のヘディングはゴール左へ。60分も野洲。中野のパスから江口が狙ったミドルは枠の左へ逸れるも、押し込む滋賀王者に一瞬生まれたエアポケット。関東第一は60分に左サイドバックの佐藤大斗(3年・FC杉野)からパスを引き出した重田が、冨山に預けてゴー。10番のリターンを受けた重田がエリア内へ切れ込むと、マーカーと接触して転倒。福島孝一郎主審は迷わずペナルティスポットを指差します。キッカーはもちろん冨山。「先輩たちが培ってきてくれた伝統がありますし、自分たちの力だけじゃここまで来られていない」と語っていたキャプテンは、ゆっくりした助走から右スミへのキックを選択。野洲のGK井上聖真(2年・SAGAWA SHIGA JY)も触ってはいましたが、わずかに冨山の執念が上回り、揺れたゴールネット。劣勢の関東第一が1点のリードを手にしました。
攻め続けながらも1回のピンチでビハインドを負った野洲。63分には江口がドリブルで突っ掛け、徳田が放ったループは北村が確実にキャッチ。64分には長瀬慎吾監督も1人目の交替として、中野と陸田直毅(3年・セゾンFC)を入れ替え、サイドにさらなる推進力を。65分には関東第一も相手ディフェンスの乱れを突き、景山がチャンスを迎えるも、決定的なシュートは井上がファインセーブで回避。66分は野洲。徳田が右へ振り分け、上がってきたサイドバックの小礒慎二郎(2年・セゾンFC)が打ち切ったシュートは、佐藤が執念でブロック。67分も野洲。高取のミドルは枠の上へ。「後半も静かになった時に応援が凄く聞こえて、体力がけっこう回復して、気持ちも入ったので凄く助かりました」と話したのは関東第一の右サイドバックを任された小野凌弥。黄色いスタンドの後押しを後ろ盾に、関東第一が耐えるべき時間は残り10分間とアディショナルタイムへ。
72分は野洲。左から徳田が中へ付け、陸田のリターンを徳田が叩いたシュートはクロスバーの上へ。74分は野洲に2人目の交替。徳田を下げて、アサノ竜也(3年・豊田アソシエーションFC)を投入し、前線の顔触れに新たな変化を。76分も野洲。左から江口が蹴ったCKは、飛び出した北村が「元々バネがちょっと違う」と指揮官も認める驚異的なジャンプ力で好フィスティング。77分は関東第一。左サイドを重田が単騎で抜け出してエリア内まで潜るも、ここは飛び出した井上が果敢なタックルで阻止。掲示されたアディショナルタイムは4分。240秒のラストバトルに委ねられた勝敗の行方。
80+2分は野洲に交替。ボランチで奮闘した中貝元気(3年・豊田アソシエーションFC)と中川凌汰(3年・Fosta FC)を入れ替えて最後の勝負へ。80+4分は野洲にFKのチャンス。左から江口が丁寧に蹴り込んだキックに、高い打点で合わせた毛利のヘディングは右スミギリギリの枠を捉えるも、「なかなかあのセーブは出ないと思いますね」と小野監督も絶賛した北村が、信じられない横っ飛びで超ファインセーブ。80+5分のラストチャンス。江口の左CKも北村が大事に大事にキャッチすると、直後に吹き鳴らされた福島主審のファイナルホイッスル。「最低を想定していたという部分でいうと、本当に思った通りになってしまったというのは良いのか悪いのかわからないですけど、そこでしっかり頑張れた所が勝因なのかなという風に思っています」と指揮官が話した関東第一が、粘り強く選手権の全国初勝利を引き寄せる結果となりました。


「かなり色々な方に見に来ていただいている中で開幕戦をやるということは、もっと良いサッカーをやらなくてはいけないなという風に思っているので、そこに関しては本当に選手に対してどうこうということではないですけど、純粋に内容に関しては全く納得はしていません。ただ、子供は頑張ってくれたという風に思っています」と試合後に話した小野監督。当然内容にはこだわっていくものの、その内容が伴わない中でも勝ち切れるのが今シーズンのチームが有する最大の強み。「去年とかその前までは『関一と言えばテクニック』みたいな感じだったのですが、今年は全員攻撃全員守備という気持ちでやっていて、ああいう風に全員で我慢して守備すれば、必ずチャンスはやってくると思っていた」と景山が口にしたマインドを全員がしっかり共有できていたことが、この開幕戦勝利に繋がったのは間違いありません。「むしろ今日みたいな野洲のゲームをウチは何年か前は都内でずっとやっていたつもりだったので、それでなかなか勝ち切れなかったことで、感覚的には自分たちがやってきたことを相手もやろうとしてくる訳で、どこを守らなきゃいけないとか、どういう所はダメだというのは感覚的には自分で押さえているつもりです」と言葉を紡いだ小野監督の、ある意味で内容よりも勝敗に徹底してこだわる姿勢の変化が如実に現れた開幕戦勝利だったのではないでしょうか。      土屋

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J SPORTSのサッカー担当がお送りするブログです。放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
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