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J SPORTS J.LEAGUE

高校新人戦埼玉準々決勝 市立浦和×昌平@西武台第二G

February 8, 2016 8:00 PM

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0207niiza.jpg新チームの初タイトルを巡る埼玉・冬の陣もクォーターファイナル。市立浦和と昌平が激突する一戦は西武台第二グラウンドです。
高校選手権での全国出場は実に14回。さらに埼玉県勢最多となる4度の日本一に輝くなど、まさに強豪という呼び名がふさわしいおなじみオレンジ軍団の市立浦和。ただ、直近で全国出場を果たした92回大会以降の2大会は、それぞれ決勝と準々決勝で共に今回対戦する昌平に屈する格好で予選敗退。新チームとなった今大会も初戦で花咲徳栄を3-1で下して、またも因縁の相手との直接対決を迎えており、「初戦ともメンバーは違いますし、そのあたりはこの時期ですから公式戦の場を経験させておくことも大事」とは池田一義監督ですが、リベンジを果たしておきたい80分間であることは間違いありません。
県内初制覇を達成した選手権予選に加えてリーグ戦でも埼玉を制し、昇格決定戦も勝ち上がってプリンスリーグへの参入を勝ち獲るなど、華々しい成果を残した昨年度から一転、インターハイ予選も選手権予選も準決勝での敗退を強いられ、プリンスでも降格の憂き目を見るなど、今年度は試練の1年となった昌平。それでも、高いステージのリーグ戦を1年に渡って経験したことで「間違いなく意識が変わって、自分たちの目標を達成するためのトレーニングレベルが上がっている」と藤島崇之監督も確かな手応えを。中盤より前は昨年からのレギュラーが軒並み残っており、今回も難敵相手に返り討ちと行きたい所です。会場には冷たい風が吹いているコンディションにも関わらず、グラウンドを取り囲むようにして多くのギャラリーが。注目の準々決勝は昌平のキックオフで幕が上がりました。


ファーストシュートは3分の昌平。キャプテンマークを巻いた針谷岳晃(2年・FC古河JY)を起点に、本間椋(2年・FOURWINDS IBARAKI FC)が繋ぐと、星野蒼馬(2年・三郷JY)が果敢に狙った左足ミドルは市立浦和のGK中北瑞基(2年)にキャッチされましたが好トライ。7分のチャンスは市立浦和。細谷瑛史(2年・武南Jr)が右から斜めに縦パスを打ち込み、三富大樹(1年)の丁寧な落としを1トップの中尾拓夢(2年・C.A ALEGRE)は左足ミドル。ボールは枠の左へ外れましたが、まずはお互いに手数を出し合って立ち上がります。
そんな中で少しずつゲームリズムを掴んだのは「割とちゃんとボールを持てる選手を使っているので、そのスタンスが今はうまく行っている状況」と藤島監督も話した昌平。11分には左サイドを運んだ松本泰志(2年・クマガヤSC)が中へ戻すと、針谷が自ら「自主練でやっています」と言及したミドルはわずかに枠の左へ。12分にも中央を切り裂いた針谷の絶妙スルーパスに、抜け出した本間はシュートまで持ち込むも中北がファインセーブ。13分はピッチ中央、ペナルティエリアのすぐ外から松本が直接狙ったFKはわずかにゴール右へ。「練習から真ん中の崩しは凄く意識してやっている」と針谷も口にした中央のアタックから連続して決定的なシーンを。
18分も昌平。松本が右へ振り分け、受けた星野は1人かわして折り返し、走り込んだ松本のシュートはDFが何とかブロック。20分も昌平。松本の左CKは中北がパンチングで弾き出すも、その流れからCBの柳田竜成(2年・三郷JY)が縦に付けると、反転した佐藤大誠(2年)のスルーパスに抜け出した本間のシュートは、DFに当たってゴール左へ。23分も昌平。松本、本間とボールが回り、ここもミドルレンジから針谷が枠へ収めたシュートは、中北がわずかに触ってクロスバーを直撃。「すべて細かくやれと言っている訳ではないですし、ロングで蹴れとも言わないですし、自然な感じなので良いかなと思っています」と指揮官も認めた通り、パスワークと長いボールを巧みに使い分けながら、ジリジリ押し込む昌平の続く攻勢。
すると、やはり中央での崩しから先制のチャンスが。28分に「ウチは左のサイドバックにファイターがいるので」と藤島監督が名指しで期待を寄せる塩野碧斗(1年・1FC川越水上公園)が攻め上がり、松本を経由したボールを星野がフィニッシュ。中北が弾いたボールを至近距離から叩いた本間のシュートも、驚異的な反応で中北がストップしましたが、ルーズボールを収めた本間がエリア内で倒されると、主審はペナルティスポットを指差します。キッカーは松本。右を狙ったキックはGKの逆を突いてゴールネットへグサリ。好リズムをきっちりゴールへ結び付けた昌平が先にスコアを動かしました。
続けざまのスーペルゴラッソはナンバー10の右足から。32分に左サイドでここも塩野からボールを引き出した松本は、キックフェイントでマーカーを外して中へ切れ込むと、寄せたDFを再び巧みなキックフェイントで置き去りながら右足一閃。強烈な弾道はゴールネットへ激しく突き刺さります。1年時からレギュラーを務めてきた松本が前半だけでドッピエッタの活躍。昌平に2点目が記録されました。
さて、「前半は相手の9番と2列目の対応ということでちょっと考えた形で臨んで、失点するまでは何とか頑張っていたんですけど、点を取らないといけないということで」池田監督は早くも前半での2枚替えを決断。34分に細谷と田村仁(2年)を下げて、横井享朱(2年)と佐藤英太(2年)を投入。横井は左SBに入って、その位置にいた末次尚貴(2年)が左SHへ一列上がり、右SHに佐藤英太、1トップ下に三富を配して反撃態勢を整えます。
それでも止まらない昌平のアタック。36分に右から松本が蹴ったCKは市立浦和のCB西見勇輝(2年・GRANDE FC)がきっちりクリアしましたが、39分にはまたも決定機。佐藤大誠のスルーパスで飛び出した松本はシュートを枠へ収めるも、再三好守を見せていた中北がここもファインセーブで掻き出し、詰めた本間のシュートはサイドネットの外側へ。40+3分には市立浦和も中尾、三富、キャプテンの右SB高橋一樹(2年)の連携でCKを獲得したものの、中村航(2年・クラブ与野)が右から入れたボールは昌平のGK緑川光希(1年・FC古河)がフィスティングで確実に回避。「前半はボランチで繋げて前の選手もダイレクトやツータッチで簡単にプレーできたので、スムーズに行ったと思います」とは針谷。昌平が2点のアドバンテージを握った格好で、ゲームはハーフタイムに入りました。


後半はスタートから市立浦和に交替が。ボランチの平林賢人(2年)に替えて、関口直樹(2年)をCBの位置へ送り込み、CBの廣瀬周平(2年)は右SBへ、右SBの高橋は右SHへそれぞれスライド。さらに中盤は中村がアンカーに入り、その前に右から高橋、三富、末次、中尾を並べ、最前線に佐藤英太を置いた「いつもの形」と指揮官も話す4-1-4-1気味の布陣で残された40分間に向かいます。
この配置転換は結果的に奏功。42分には三富のパスから高橋が中へ付け、こぼれに自ら飛び付いた高橋のミドルは枠の右へ外れましたが、後半のファーストシュートは市立浦和に。直後にも横井、末次と繋いだボールを中村が右へサイドを変えると、待っていた高橋はダイレクトボレーにチャレンジ。ヒットこそせずに枠を逸れたものの、「展開も良かったし、シュートも枠にも行っていないけど、前半はそういう姿勢がなかったので、ああいう雰囲気を持ってやっていけば、また変わっていくと思いました」とは池田監督。市立浦和に甦った積極性。
45分には昌平もボランチの秋元星人(2年・F.C KASUKABE)のパスから、松本がドリブルシュートを放つも枠の右へ。50分は市立浦和。横井の仕掛けで奪った左CKを中村が蹴り込むと、ここは緑川ががっちりキャッチ。52分は昌平。松本の右CKは中北が丁寧にキャッチ。「後半は市立浦和が前からプレスを掛けてきたので、みんなバタバタしちゃって立ち上がりも悪かった」とは針谷。流れは明らかにオレンジ軍団へ。
52分は市立浦和。三富が右へ振り分け、中尾が打ち切ったミドルはDFに当たって枠の左へ。そのCKの1本目はDFに跳ね返されるも、2本目は中村がショートで蹴り出し、末次がクロスを放り込むと、こぼれは昌平のCB石井優輝(1年・C.A ALEGRE)が何とかクリア。55分も市立浦和。中村の右CKを西見と佐藤英太が頭で繋ぎ、三富が叩いたボレーは塩野が何とか体でブロック。その左CKを中村が蹴り入れたボールは石井が大きくクリアしましたが、「14番が中盤で引き出すというような状況は何となくわかっていたので、それにCBが行かなきゃいけない所をちょっとフリーにしていた」と藤島監督が話したように、最前線に入った佐藤英太が上手く基点と推進力を生み出し、チームに得点の香りを漂わせます。
ところが、次に記録されたのは1点目ではなく3点目。62分に左サイドで獲得したCKの流れから、自ら蹴ったボールを松本が拾って針谷へ。「クロース選手みたいにノーミスで点にも関われる選手が目標」と言い切る針谷のラストパスから、本間が打ったシュートは中北もファインセーブで応酬しましたが、すかさずこぼれに反応した佐藤大誠がプッシュ。ボールはゴールネットを確実に揺らします。劣勢の中でも少ないチャンスを生かし切るのは強者の証。両者の点差は3点に広がりました。
68分にも佐藤大誠のパスから本間が放ったシュートを何とかキャッチするなど、中北の奮闘に応えたい市立浦和は69分にビッグチャンス。中村の右FKはエリア内で混戦を生み出し、佐藤英太のシュートはDFのブロックに遭ったものの、関口が狙ったミドルは枠内へ。追撃弾かと思われたシュートは、しかしクロスバーを直撃して最後は秋元が大きくクリア。どうしても1点に手が届きません。
72分にはカードを切り合った両ベンチ。市立浦和は中尾と入れ替えた木村航平(2年)を中盤中央に置いて、末次が左SHへ。昌平は2枚替えを敢行。再三チャンスに絡んだ本間と佐藤大誠を下げて、佐相壱明(1年・緑山SC)と山下勇希(1年・浦和レッズJY)を送り込み、佐相を1トップに、山下を右SHへ配しつつ、星野をボランチに、針谷を1トップ下にスライドさせる采配で、「色々と層を上げていきながらプラスアルファをしていきたい」(藤島監督)という意図をピッチヘ滲ませます。
75分は市立浦和。右から中村が蹴ったFKに佐藤英太が競り勝つと、またも良いポジションを取っていた関口のボレーはクロスバーの上へ外れ、CBが掴んだ2度の好機も生かし切れず。77分は昌平。針谷を起点に松本を回った塩野のクロスに、ニアまで走り込んだ針谷のボレーは枠の左へ逸れ、「みんなが点を取っていたので自分も取りたかった」針谷は頭を抱えて悔しさを露わに。78分も昌平。山下からのパスを引き出した針谷は右へ走らせるパスを通し、上がってきたSBの篠山立(2年・クマガヤSC)はダイレクトでグラウンダーのパスを大外へ。飛び込んできた山下のシュートはゴール左へ外れたものの、ダイナミックなアタックを。80+2分のラストシュートも昌平。ドリブルからバイタルに潜った松本のシュートが中北にキャッチされると、しばらくあって聞こえたタイムアップのホイッスル。「個の判断と相手のポジショニングを見ながらということをやっているので、ああいう感じでやれれば良い部分が出てくるかなと思いますね」と一定の評価を藤島監督も口にした昌平が、ベスト4へと勝ち進む結果となりました。


前半から一転して、ゴールこそなかったものの後半は押し込む時間も長く、その実力の一端は垣間見せた市立浦和。「色々やらせています。色々な可能性や組み合わせを見て行きたいので」と池田監督が話したように、キャプテンの高橋が右SBと右SHをこなしたり、末次に至っては左SB、インサイドハーフ、左SHと3つのポジションを兼務するなど、チームと選手の柔軟性は一定以上に披露。「去年の3年生からほとんど変わっていて、高校の公式戦は初めてという選手が多い」(池田監督)中では、収穫も少なくない新人戦になったようです。「毎年色々テーマを持っている中で、今年は『止まらない』というのをテーマにしていて、チャンと判断を伴った中で動き続けて、効果的な動きがいつもちゃんとできるようなチームにしていきたいなとは思っていますけどね」と新チームのテーマを明かしてくれた池田監督の下、まずは6年ぶりのインターハイを、そして3年ぶりの選手権を見据えた市立浦和の今シーズンにも注目していきたいと思います。
「今年のチームは組織的に個々の選手がここに入ったらこうやって動くというのは一切やっていない」と藤島監督が話した段階にも関わらず、特に前半は流動性と技術が高次元で融合したアタックを連続して繰り出した昌平。逆に「今はそんなに創っていないのであまりスタンスを変えないというか、今年は自分たちでやっているのでそこが良いかなと」とある程度個人を尊重しながら、この大会は戦っている様子。そんな中でも前述したようにトレーニングの強度は高く保っており、「大きな目標は全国制覇で、小さな目標しては1個1個の大会を全部獲って行くという気持ちでみんな臨んでいるので、練習からその雰囲気ができてお互いにバチバチやっているので、みんな成長していると思いますね」と針谷もチームの手応えを口にしています。「チーム内の競争も増やそうという話をしているので、よりそういった部分でもう1ランク上の高いレベルの相手ともう1回やりたいと。『プリンスから自分たちで落としたんだから自分たちで持ってこい』と。『自分たちで上げて卒業しろ』と彼らにも言っています」と藤島監督。敵将の池田監督も「今年は県内でも彼らがちょっと抜けているんじゃないですか」と評した昌平の2016年シーズンは、自分たちが感じているであろう部分も含めてかなり期待値が高そうです。     土屋

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J SPORTSのJリーグ中継班がお送りするブログです。放送予定やマッチプレビュー、マッチレポートなどをお送りします。
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