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J SPORTS J.LEAGUE

インターハイ東京準決勝 国士舘×成立学園@駒沢第2

June 21, 2014 5:40 PM

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0621koma2 1.jpg晴れ舞台へと続く扉をこじ開けるための最終関門。首都東京のセミファイナルは勝ったら全国。舞台はインターハイの聖地・駒沢第2です。
支部予選からもぎ取ってきた勝利は既に8つ。2次トーナメントは初戦で今大会のダークホースと目されていた多摩大目黒に2-1で競り勝ち、先週の準々決勝では昨年の東京を牛耳った絶対王者の國學院久我山を、小松研貴(3年・FCトリプレッタJY)の一撃で堂々撃破するなど、ノリにノッている国士舘。「気持ちで絶対負けないことと走ること。そこだけは頑張れ」と選手に叩き込んでいる上野晃慈監督の下、6年ぶりの全国へ向けて最後の一戦に臨みます。
「去年ボッコボコにやられているので、僕らは『全国に出る』ためだけじゃなくて、『全国で勝つ』というのを常に言ってきた」とは太田昌宏監督。初戦で0-5と叩きのめされたあの全国へもう一度戻るため、日々研鑽を積んできた成立学園。1次トーナメントではいきなり実現した実践学園との難戦を3-1で制し、先週は暁星を激しい打ち合いの末に6-3と粉砕。約束の地へと辿り着くために必要な勝利はあと1つです。会場の駒沢第2は先週同様に夏の気配。全国を懸けたセミファイナルは、成立のキックオフでその幕が上がりました。


殴り合う両者。2分は成立。右から上田悠起(3年・成立ゼブラFC)が蹴ったFKを、小池拓斗(3年・武南FC)が頭で折り返し、詰めた守屋怜治(3年・三菱養和巣鴨JY)は果敢に突っ込むも、さらに果敢な飛び出しを見せた国士舘のGK名古屋日路(3年・三菱養和調布JY)がしっかりキャッチ。2分は国士舘。10番を背負う木村大輝(3年・三菱養和調布JY)のミドルはクロスバーの上へ。4分は成立。中央から上田が枠へ飛ばしたミドルは名古屋が何とかキャッチ。まずはお互いに勢いを持って手数を繰り出し合います。
ただ、序盤こそ若干バタバタしたものの、太田監督も「前半の立ち上がりから、自分たちのサッカーを貫いてやれている時間が今日は多かった」と話したように、少しずつ成立が掴んだ流れ。12分には国士舘も左SBを務める樋口大吾(3年・GIUSTI.世田谷)のクロスから、木村が得意のヘディングで枠の右へ飛ばすシーンを創ったものの、15分は成立の好機。右SBの吉田将也(3年・成立ゼブラFC)からボールを引き出した吉村伸(3年・アセノSC)は、カットインしながら3人をかわしてシュートを放ち、最後は名古屋のファインセーブに阻まれるも、素晴らしいチャレンジを。1分後も成立。上田が左の裏へ落としたボールを、そのまま打ち切った三角航平(3年・成立ゼブラFC)のボレーは名古屋が何とかキャッチ。今日も10番の上田がボールによく触り、ゲームリズムをジワジワと引き寄せます。
さて、ある程度押し込まれることはおそらく想定内。丸山拓海(3年・田無第四中)と尾田航士(2年・府ロクJY)のCBコンビを中心に、国士舘が創った守りのリズムはボランチの攻撃性に直結。19分、長谷川未来(2年・三菱養和巣鴨JY)、木村と回ったパスを、与那原大介(3年・川崎宮前平中)がミドルに変えたボールは枠の左へ。22分、左サイドで木村が戻し、小松のクロスに斉藤幸二(3年・KⅡFC)がダイレクトで狙ったシュートも枠の左へ外れましたが、ドイスボランチの両方が相次いでフィニッシュを。決してとどまらない"押されっ放し"。
25分は成立。吉村を起点に右から吉田がクロスを上げると、町田ブライト(3年・鶴ヶ島南中)が粘り、吉村が狙ったシュートはDFがきっちりブロック。29分も成立。上田がロブで裏へ落とし、町田が走るも判断良く飛び出した名古屋が確実にクリア。30分も成立。上田が左へ振り分け、SBの中村樹生(3年・クリアージュFC)がそのまま放ったミドルは名古屋がキャッチ。40分は国士舘の反撃。木村が右へ展開すると、長谷川のクロスをファーで小松が叩くも、よく戻った守屋が体で決死のブロック。「超攻撃的に行きたい」(太田監督)成立のアタックに、「根本的にまず1対1で負けるなと」(上野監督)送り出された国士舘もボールアプローチの速さで対抗。最初の40分間はスコア動かず。0-0でハーフタイムへ入りました。


後半のファーストシュートは国士舘。左から斉藤が投げたスローインを小松はそのままクロス。跳んだ木村のヘディングはヒットしなかったものの、その絶対的な高さを武器に最前線で聳える10番を使う形は、おそらく最もチームの高い"可能性"。パスを出す側も、受ける側も合わせたい照準。
45分の絶叫。左サイドでボールを持った三角が、ルックアップした視界に捉えたスペース。裏へ送り込んだピンポイントのフィード。走り込んだ上田は完璧な胸トラップでボールの勢いを殺し、そのまま左足を振り抜くと、ボールはGKを破ってフワリとゴールネットへ飛び込みます。準々決勝でもハットトリックを達成したエースが、この日も大仕事。「全体的にはこの間の試合のほうが良かったけど」と前置きした太田監督も、「よくあそこは走ったけどね」と称賛を口に。1本の"裏"でやり切った成立のスコアボードに、"1"の数字が灯りました。
畳み掛けるゼブラ。47分、中村の機を見たロングスローから、町田が左サイドを単騎で切り裂いてマイナスに戻し、吉村のシュートは名古屋にファインセーブで回避されたものの、おそらくは練習通りの形。50分、右サイドからカットインした上田のミドルは名古屋がキャッチ。56分、三角が左CKを蹴り込み、ファーで小池が折り返すと、CBのパートナーを務める内田悠磨(3年・東松山ペレーニア)が繋ぎ、中村のシュートは名古屋のセーブに阻まれましたが、直後にも吉田がドリブルシュートを枠の右へ。全力で目指す2点差、3点差。
54分に1人目の交替を決断したのは上野監督。ボランチの斉藤を下げて、細田晃輝(2年・三菱養和調布JY)をそのままの位置へ送り込み、中盤の強度向上に着手。それでも、1点のリードを保つ成立の壁は崩れず、58分に丸山が右から蹴り込んだFKは、成立のGK八木優樹(3年・東急SレイエスFC)が何とかキャッチ。62分に右から与那原が蹴ったFKもクロスバーの上へ。生かしたい木村の"空"も生かせず、苦しい時間が続きます。
63分は成立。町田のパスから巧みに右サイドで縦に持ち出した上田のクロスは、ゴール方向に向かうとかすめたクロスバー。64分も成立。中盤のダイナモ柴田知樹(3年・成立ゼブラFC)、上田と回り、守屋が右へサイドを変えると、吉田のクロスを4分前に投入された長島滉大(2年・成立ゼブラFC)はゴールへ流し込みますが、判定はオフサイドで追加点ならず。66分も成立。上田の右カットインシュートはDFのブロックに遭い、こぼれを収めた中村のミドルは名古屋がキャッチ。国士舘は65分に林克憲(3年・三菱養和調布JY)、69分に篠生健人(2年・東京ベイFC)を、成立は69分に平園尚臣(3年・成立ゼブラFC)をそれぞれ送り込み、いよいよゲームは最終盤へ。
「サッカーの『本質的に頑張る』とか、『ゴールにねじ込む』とか、『最後まで体を張る』とか、みんながそれぞれできることをやれと言っている」と上野監督も胸を張る国士舘の執念。流れを変えたのは途中出場のアタッカー。74分に小松のパスを受けた細田が左クロスを放り込むと、逆サイドから突っ込んできた林は左足でダイレクトボレー。クロスバーの上へ外れた軌道はわずかにボール1個分。頭を抱えたピッチとベンチと応援席が、しかし取り戻した勇気。75分には最後のカードとして小山健太(3年・BANFF横浜ベイ)がピッチへ解き放たれ、残された時間は5分とアディショナルタイムのみ。
77分も国士舘。ルーズボールを拾った篠生のシュートは、力んでしまい枠の左へ。78分も国士舘。奪い合いになったボールを、その密集の外で収めた林のミドルはわずかにクロスバーの上へ。アディショナルタイムの掲示は3分。80+1分も国士舘。林の左CKは八木がパンチングで弾き出し、篠生が右から折り返したボールを丸山が打ち切ったシュートは、わずかにゴール右へ。80+3分も国士舘。中央を小山が抜け出しかけるも、ここは中村がカバーしてしっかりクリア。「やられそうな時間でも声を掛け合って、途切れずにやっていたと思う」と太田監督。主審が確認する時計の針。
80+4分も国士舘。右SBの雁林拓馬(3年・Forza'02)が粘って残し、佐々木貫太(3年・十条FC)がミドルをクロスバーの上へ外すと、主審が鳴らした笛はゼブラ軍団にとって山梨への扉を開けるファンファーレ。「準決勝は戦術や技術の問題ではないからという話をずっとしていた」と太田監督も笑った成立が、戦術や技術の問題"以上に勝利への執念でわずかに上回り、昨年に引き続いて全国への出場権を獲得する結果となりました。


「今まで全国を目指してきていて、『何が足りないんだ』ということを去年、今年とずっとやってきた」と話す太田監督。辿り着いたのは「技術とかサッカーとか、そういう所の変化じゃなくて、やっぱり個人個人の考え方」だと。「サッカーはわかっているけど、どういう風なチームになるんだというベースの所が、選手のおかげで今年はだいぶ上がったかな」と手応えを口にしています。そんなチームを貫くのは「心を1つにして、仲間のためにサッカーするんだという」(太田監督)"One Heart Football"のスピリッツ。届きそうで届かなかった全国を、2年連続で手繰り寄せた彼らの心には、この精神がしっかりと息づいていたようです。次のステップは「全国で勝つこと」(太田監督)。ゼブラ軍団が甲斐の地で遂げるであろう飛躍に、是非期待したいと思います。
最後に。6年ぶりの全国切符が、ほんの少しの差でその手から滑り落ちていった国士舘にも、大きな拍手を贈りたいと思います。ここ数年はなかなか思うような結果を出せず、「自分たちの国士舘高校という伝統もプライドも、ズタズタになるようなことを色々な所で言われたりしてきた」(上野監督)ことも。ただ、そんな経験を反骨心に変えた彼らの、支部予選から続いたセミファイナルまでの旅路が、大いに誇って良い成果だったことは間違いありません。スタジアムの去り際に、「選手権はまたやりますよ。だって、アイツら全然懲りてねえんだもん」と笑顔を見せた上野監督。5ヵ月後。西が丘のピッチで最後に笑っているのが彼らであっても、何の不思議もありません。         土屋


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