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Week 29 - Votes of confidence, League Cup, FA Cup 後編

(1)League Cupの存続意義

一時期、文字通り「価値の無い」大会と軽視された、League Cup
●多くのクラブが戦後、スタジアムに夜間照明を導入し、試合の平日開催が可能となったことを受け、1960/61シーズンより創設されたLeague Cup。
●最初はあまり盛り上がらなかったが、1967年より決勝戦がWembleyで開催され、また優勝チームにUEFAカップ出場権が与えられるようになったことを受け、どんどん人気を集めた。
●プレミアリーグ創設まで、リーグ戦のテレビ中継が少なかったのに対し、カップ戦が普通に無料テレビで生中継があった為、FAカップとLeague Cupが広く注目を集めた。
●しかし、1990年代の半ばになると、League Cupの人気が一気に落ちてしまった。

人気が落ちた理由が大きく2つあった。1つ目はプレミアリーグの創設。
●それにより、リーグ戦のテレビ中継が一気に増えた為、カップ戦の特別さが薄くなった。
●そして、リーグ戦の賞金が高騰し、League Cupの賞金が安いままで優先しにくくなった。
●又、それまではあまり栄養やスポーツ化学に関して意識が無かった為、選手たちはどうせ万全なコンディションに居なかったし、試合数が多くなってもあまり気にしなかった。(経済的にも、多いほうが良かった。)
●それに対して、1990年代からどんどん選手たちのコンディションを重視するようになり、試合数が多過ぎたら問題視されるようになり、一番名誉も賞金も低いLeague Cupが危機を迎えた。

そして、2つ目はCLのグループステージ導入
●チャンピオンズカップは元々、最初から決勝T方式だった。
●そして1993/94シーズンまで3シーズン、1・2回戦を勝ち抜けてから、ベスト8の段階でグループステージが導入された。
●その1993/94シーズン、マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表として2回戦で敗退したが、国内の3大会はいずれも本気で戦い続け、2冠とLeague Cup準優勝を果たした。
●しかし、翌シーズンの1994/95より、CL本大会は最初からグループステージという形式に変わり、出場チームにとって秋の日程が一気に忙しくなった。
●その中、いつもLeague Cupも本気で戦っていたユナイテッドは1994年9月21日、国会議事堂まで広がる大騒ぎを起こした!

1994/95シーズン、League Cup 2nd Round 1st Leg、Port Vale vs. Manchester United
●GK: #1 Gary Walsh
●DF: #2 Gary Neville, #5 David May, #6 Roy Keane, #3 Denis Irwin
●MF: #7 Keith Gillespie, #8 David Beckham, #4 Nicky Butt, #11 Simon Davies
●FW: #10 Paul Scholes, #9 Brian McClair

●当時、2部リーグの下位チームだったPort Valeは、Peter SchmeichelやEric Cantona、Mark Hughesなどのエース選手たちをホームで迎える機会を大いに楽しみにしていたところ、
Alex Ferguson監督は誰も知らない、アカデミー出身の選手を一斉に先発で起用した。
●もちろん、今から見れば19歳のScholesがデビューで2ゴールを決めた活躍なんて、生で見れた人は貴重な経験ができたと言えるが、当時までこんなに選手を温存するケースが滅多になく、地元の国会議員が国会議事堂でクレームするほど大騒ぎが広がった。
●しかし、これを皮切りに、過密日程が気になったプレミアリーグ勢が次々とリーグ戦の賞金を優先し、League Cupを軽視するようになった為、このような大幅温存はたった数年で普通のことになった。
●その中、1998/99シーズンより「Worthington」というビールメーカーがスポンサーになり、「Worthington Cup」と改名されることになったが、それに因んで多くのイギリス人はLeague Cupのことを「Worthless Cup=価値のないカップ」と皮肉って呼ぶようになった。

ここ12年、また盛り上がるようになったLeague Cup。ある意味ではMourinhoがきっかけ!
●今となって、League Cupが昔とは違う意味で、重要な大会として位置付けられるようになった。
●賞金は非常に安いが、その分、プレッシャーも低いし、比較的に自由に戦えることができる。
(※優勝チームに賞金は£10万だけ。Rooneyが1人で3日間だけでそれよりもたくさん稼いでいる)
●敗退しても大きなショックは受けないが、ここ12年、優勝できれば次に繋がる、大きな弾みになると考えるビッグクラブが増えた!
●そして、その中ではビッグでないクラブにとっても、現実的に大きなタイトルと、ヨーロッパの舞台で戦う権利を獲得するチャンスとして見られている。
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●以上のように、2005年のチェルシーがリーグカップも本気で戦い、タイトルを獲得したことでリーグ優勝に繋がる弾みを得られた。
●翌年のマンチェスター・ユナイテッドも3年間、リーグ優勝から遠ざかっていたが、Keane・Beckham・Van Nistelrooyの時代を終えて、Rooney・Ronaldo・Ferdinandへと世代交代を図る中、タイトルを取ったことが翌年からリーグ3連覇に繋がった。
●また、プレッシャーが低い為、点の取り合いもあったりする。Chelsea 5-4 Manchester Unitedや、Reading 5-7 Arsenalが記憶に新しい。

再び盛り上がることが可能になったのは、League Cupのフォーマットに変更があったからだ。
●Football League(現:EFL)は1990年代半ばから現実を認め、色々と改革をしてきた。
●1996/97より、ヨーロッパ大会に出場するチームは2回戦ではなく、3回戦にスタート
●1999/2000より、日程を全般的に早めた。決勝戦が2月開催となった。
●2001/2002より、H&Aの2 legsだった2回戦が一発勝負に変わった。

2010年のLeague Cup決勝前、意識が変わったことについてSir Alex Fergusonが語った
●"All of a sudden you find yourself in a semi-final after playing three games. Once you get to a semi-final the focus changes. It definitely makes a difference."
「今は3試合だけ勝てば、いきなり準決勝を戦うことができる。準決勝になると、意識とプライオリティが変わる。新フォーマットは確かに変化をもたらした。」
●出典:Daily Post、2010年2月26日
http://www.dailypost.co.uk/sport/football/football-news/carling-cup-worth-winning-says-2764546 



(2)それに対して、FA Cupの存続意義

●今のLeague Cupは早い時期に終わるし、試合数も準決勝まで少ないので、割りと楽な気持ちでそこまで勝ち上がったチームはその後、優先しやすい大会となる。
●そして優勝チームはシーズンの残り3ヶ月に向かって良い刺激を受けることが出来る。
●それに対して、FAカップは時期的に非常にきつい状況にある!

もちろん、1872年まで歴史が遡る、世界最古の大会は存続意義が非常に大きい。
●アマチュアチームまで全国のクラブが参加できるし、下部リーグのチームにとって経済的にも「夢」的にもすごい大会である。
●そして、今シーズンは3回戦から暫く盛り上がらなくなったが、4回戦には番狂わせが多かった為、5回戦にはFAカップらしいカードが非常にたくさん出た。
●今は本気で戦った上位チームと、快進撃で勝ち上がった下部リーグのチームが残っている。本気でなかったチームが敗退してくれたので、今は理想的な状況かもしれない!
●しかし、毎年は結局こうなるという保証はない。

ここ十数年、盛り上がりが覚めた問題が深刻。理由が様々ある。
●League Cupとは違い、FA Cupは20世紀終了までずっと人気とステータスを保った。
●しかし、1999/2000シーズンから次々と問題が出た。
●まずはCWC。前回王者のマンチェスター・ユナイテッドは1999/2000のFA Cupに参加せず、1月にブラジルで行われた初回CWCに出場した。これはW杯開催を目的にFAがお願いしたことなので、FAが自らの大会に水を差す行為となった。
●そして、CL。1999/2000シーズンより2次グループステージが導入され、各国から最大2から最大4チームまで出場できるように拡大された。
●それにより、CLの試合数が増えるだけではなく、イングランド勢のより多くのチームにとって試合数が増えることになった。
●その中、賞金の高いプレミアリーグとCLの両立だけでも難しいので、その2つを優先して、FA Cupを優先できなくなったクラブが多い。

現在の課題
●FAカップの優勝チームに£180万の賞金が支払われる。
League Cupよりは18倍も多いかもしれないが、リーグ戦などと比べて極微額である。
●今シーズンのプレミアリーグでは、放映権の新契約1年目なのでまだ前例が出ていないが、
最下位チームは凡そ£9000万を貰うと思われる。
そして、1つの順位で更に約£180万をもらうと思われる。
●つまり、FA Cupで決勝まで勝ち上がり、優勝できたとしても、リーグ最終節で1つ順位を上げたチームが同じ賞金を貰える。
●その「安い」大会を、シーズン終盤に優先することが多くのチームにとって困難。
プレミアリーグ勢だけではなく、プレミアリーグへ昇格を目指すチャンピオンズカップ勢もその傾向になっている。
●また、3回戦はシーズンの一番忙しい時期の終わりに行われるし、今季の4回戦も平日開催リーグ戦の直後に行われた。ちょうど選手を休ませる必要があるタイミングである。
●その中、勝ち上がるのは平気だが、どうしても再試合を避けたいので、引き分けより負けるほうがましというクラブもいる。
●しかし、下部リーグのクラブにとって、再試合の可能性がなくなれば大変だ。



(3)纏め:FAカップを守る為に2つの提案

提案1: 現実的で来季からでもすぐ導入できる提案
●基本的に5回戦まではこれまで通り、再試合を行うが、各カードで両チームが予め合意すれば、そのカードは一発勝負に変更することを可能とする。
●実は、これは5部〜8部リーグのチームが戦う、FA Trophyという大会からインスパイアされた提案だ。
●FA Trophyも基本的に再試合を行うし、元々の試合は90分で終了する。
●しかし、両チームが試合前に合意すれば、元々の試合では延長戦だけ追加することができる。
(ただ、PK戦は行わない。120分の末、まだ同点の場合は再試合を行う。)
●この考え方を拡大し、FA Cupで元々の試合の前にその選択肢を与えれば良い。
●恐らくプレミアリーグとチャンピオンズカップのクラブは再試合を避けたいので、そのリーグ同士のカードは両チームが合意して、1試合だけで勝負することが多くなりそう。
●そのクラブのサポーターにとっても、カップ戦ならではの一発勝負のテンションが上がり、PK戦の可能性もあるので、観客動員数が多くなる可能性も高い。
●一方、例えば3部以下のチームにとっては、再試合があったほうが経済的に効果が出たり、勝ち上がる可能性が高くなったりするというメリットがある。
●その場合は、例え片方だけが再試合を残したいと言えば、相手が一発勝負が良いと言っても再試合は行う。
●それにより、スモールクラブやFA Cupの「夢」を相変わらず守ることができる。

提案2: 現実的ではないかもしれないが、長期的に考えると必要と感じる提案
●プレミアリーグとEFL(2部〜4部リーグ)、FA Cup、League Cupの放映契約が相変わらず別々にしても、放送するテレビ局がそれぞれ違っても、合計の放映権料を1つに纏めてから分配する。
●賞金に関して、FA Cup優勝=プレミアリーグ11位と12位の差=18 x League Cup優勝
という現状がどうしてもおかしい。
●つまり、FA Cupの放映権で例え、プレミアリーグと比べて1%の金額しか集められないとしても、
プレミアリーグのお金を一部、FA Cupの賞金に回せば良い。
●その為に、FA Cupやプレミアリーグを運営する団体を、改めて1つに合併する必要があるかもしれないが...

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Week 29 - Votes of confidence, League Cup, FA Cup 前編

(1)【特集記事】ラニエリ解任:「恐ろしい信任投票」

#27で紹介した、「恐ろしい信任投票」はやはり恐ろしいものだ (#27のレポートより)
●クラブが7日、ラニエリ監督へのサポートがブレないと発表した。
●そのような発表は英語ではよく「the dreaded vote of confidence」という。
Dreaded = 恐ろしい
Vote of confidence = 信任(投票)
●何故、恐ろしいかというと、クラブがそんなことを公言しなければならないほど、状況が悪化している証でもあり、そんなことを公言して間もなく解任を決めるクラブ・オーナーも少なくないから!

信任投票を受けた7日より16日後、23日に解任されたRanieri。このパターンははっきりしている!
●23日、Ranieri解任の発表を受けて、Daily Mirror紙が「信任投票を受けて間もなく解任された8人」という特集記事を掲載した。

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●出典:Daily Mirror
http://www.mirror.co.uk/sport/row-zed/7-managers-sacked-after-vote-9773138
※記事では年月までしか書いていない為、ベンが具体的な日付を調べて追加した。また、実際の日数を算出し、その順で順番を整理し直した。





(2)【特集記事】 本文より、関係者の言葉

Jose Mourinho、Chelsea: 73日

2015年10月5日、クラブの公式発表
●"The club wants to make it clear that Jose continues to have our full support. As Jose has said himself, results have not been good enough and the team's performances must improve.
「クラブとして、相変わらず全面的にJoseを支援していることを明らかにしたい。Jose自身も言ったように、これまでの試合結果は不十分であり、チームのパフォーマンスを改善する必要がある。」
●"However, we believe that we have the right manager to turn this season around and that he has the squad with which to do it."
「しかし、今シーズンの成績を好転させる為に彼が最適な監督であること、又、十分の選手達が揃っていることを信じている。」

●解任発表: 2015年12月17日
●その間のチーム成績:
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Brendan Rodgers、Liverpool: 58日
2015年8月7日、Tom Wernerチェアマンの言葉:
●"First of all, we take a long-term view on these matters. We believed in Brendan when he won Manager of the Year for 2013-14.
「まず、このようなことに関しては必ず長期的な見方をしている。2013/14シーズンの最優秀監督賞を受賞したときも、Brendanを信頼していた。」
●"We do believe Brendan is the right man for Liverpool and the right man to take the club forward. Brendan was very instrumental in the transfer targets that we went after this summer. We expect we're going to see a strong improvement."
「今も、リヴァプールに更なる成長をもたらす為にBrendanが最適な監督であることを信じている。今夏、移籍活動の方向性を決める上でBrendanが中心的な枠割を果たした。これでチームが強くなることを期待している。」

●解任発表: 2015年10月4日
●その間のチーム成績:
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Roberto Mancini、Manchester City: 53日
2013年3月13日、Ferran Sorianoチーフエグゼクティブの言葉:
●"He [Mancini] is a champion, I do not add more. Anyway, it is not easy to win back any league, especially in the Premier League."
「彼はチャンピオンだ。それ以上、何も言う必要は無い。そして、どのリーグに居ても連覇はとにかく難しいことだし、プレミアリーグでは特に難しいだろう。」

●解任発表: 2013年5月13日
●その間のチーム成績:
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Louis van Gaal、Barcelona: 37日
2002年12月22日、新たに就任したSixte Cambra副会長の言葉:
●"The coach stays and there are no changes at the club".
「監督は残留するのだ。このクラブに変更の予定は無い。」

●解任発表: 2003年1月28日
●その間のチーム成績:
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Kenny Dalglish、Liverpool: 34日
2012年4月12日、Tom Wernerチェアマンの言葉:
●"We've got great confidence in Kenny. We feel the team is going to make strides in the future and he enjoys our full support."
「Kennyに大きな信頼を持っている。このチームは今後、大きな前進を遂げると感じており、全面的に監督を支援している。」

●解任発表: 2012年5月16日
●その間のチーム成績:
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Claudio Ranieri、Leicester City: 16日
2017年2月7日、クラブの公式発表:
●"In light of recent speculation, Leicester City Football Club would like to make absolutely clear its unwavering support for its First Team Manager, Claudio Ranieri."
「最近の臆測を受けて、レスター・シティ・フットボール・クラブとしてClaudio Ranieriへのサポートが絶対にブレていないことをはっきりさせておきたい。」

●解任発表: 2017年2月23日
●その間のチーム成績:
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Tim Sherwood、Aston Villa: 10日
2015年10月15日、Charles C Krulak理事の言葉:
●"To say Tim Sherwood has to win those games to survive is pure speculation. Randy has always wanted continuity and someone there for the long term."
「Tim Sherwoodがこれから数試合、勝たなければ生き残れないというのはただの臆測だろう。Randy Lernerオーナーはこれまでもずっと継続性、そして長くチームを引っ張ってくれる監督を求めているからね。」

●解任発表: 2015年10月25日
●その間のチーム成績:
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Kenny Jackett、Wolves: 4日
2016年7月25日、Jeff Shi理事の言葉:
●''I'm trying to give him all the support I can. We share the same opinions."
「私は自分にできるだけ、監督をサポートしてあげようとしている。私は彼と同じ意見を共有している。」

●解任発表: 2016年7月29日
●その間のチーム成績:
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出典
●特集記事:Daily Mirror紙
http://www.mirror.co.uk/sport/row-zed/7-managers-sacked-after-vote-9773138
●試合結果: Soccerbase(2002~13年)、Wikipedia (Wolvesのみ)、自作資料(その他)


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「UEFAチャンピオンズリーグ ラウンド16 1st-leg その2」

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「ビエルサ、来シーズンからリールの監督に就任」

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Talking Foot! ~2017年Jリーグ開幕~
ゲスト:平畠啓史さん ワッキーさん

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「UEFAチャンピオンズリーグ ラウンド16 1st-leg その1」

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「セルヒオ・ラモス レアル・マドリー公式戦500試合出場」

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(1)冒頭:FAカップ、ノンリーグ勢の快進撃がベスト8へと続く
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リンカーン・シティの決勝ゴールを決めた、Sean Raggett。試合直後の言葉でノンリーグの現実も分かる。
●"I'm lost for words, it's mad right now, I can't believe it, but we're a special group. I really didn't know what to do with my celebration.
「言葉が見つからない。今、本当にすごいことだ。信じられない。このチームは特別だ。ゴールセレブレーションのとき、どうすれば良いかさっぱり分からなかった。」

●They're a top-quality side, they drew with Chelsea last week! It's amazing!
「相手はハイレベルだし、つい先週、チェルシーと引き分けただろう!アメイジングだ!」

●We didn't come here for the occasion, we came here to win! It's crazy! A non-league side in the quarter-finals?! It's unheard of.
「私達は楽しむ為ではなく、勝つために来たが、これはクレイジーだ!準々決勝にノンリーグ勢が居るなんて?聞いたことないね。」

●No time for celebrations, though, it's North Ferriby away on Tuesday."
「だが、あまり喜んだりする時間が無い。火曜日にはノース・フェリビ−とアウェイ戦があるからね。」


ノンリーグの現実なんて...サットンの32歳MF、Nicky Bailey(元チャールトンやミドルスブラ)が面白い
●"My diet has got me to where I am today! I am not the best eater.
「ここまでやってこられたのは、食生活のおかげだ!いや、あまりちゃんとしていないけど。」

●"I don't think I've ever had a salad in my life, or a vegetable. It's always worked for me. My pre-match meal is always a McDonald's -- nine nuggets.
「たぶん、人生で一度もサラダとか野菜を食べたことがない。だが、私に合う食生活があるからね。試合前は必ず、マクドナルドを食べる。チキンナゲットを9個。」

●"I used to live in a pub for five years when I was at Charlton. I used to drink in it a fair bit, too!
「チャールトンでプレーした頃、5年間もパブに住んでいた。よくそこで飲んでいたし!」

●出典:The Sun紙
●尚、皮肉にも、Baileyの親が昔、ロンドンの市場で果物と野菜の屋台をやっていたそうだ。





(2)バイエルン戦を受け、ベンゲル引退?続投?の報道が続く

Amy Laurence、The Guardian紙、16日
●The words that clanged in the immediate aftermath were "mentally very jaded".
「試合直後、Wengerが残した言葉の中で最も心に響いたのは『メンタル的には、非常にうんざりした』という表現だった。」

●Jaded seemed to be everywhere for the beleaguered visitors in Munich - in the all too familiar image of Alexis Sánchez down on his haunches staring into space; in Mesut Özil, promised enormous financial rewards to sign a contract extension that he is yet to autograph but failing to influence another big away game...
「確かに、どこを見てもうんざりした様子だった。何度も見てきたように、しゃがんで空虚を見つめたAlexis Sánchezの様子。巨大な給料をオファーされてもまだ契約を更新しないMesut Özilがまた、大きなアウェイ戦で消えてしまった様子。」

●...in the disillusioned outpourings of fans who travel to the toughest assignments without much expectation; in the board sitting quietly powerless as they watch; in Wenger himself, looking hollowed out at the end of it all.
「完全に期待を捨てた状態でスタジアムまで足を運ぶ、サポーターたちの様子。無力で静かに観戦する理事たちの様子。そして、試合終了時点に目がくぼんだ、Wenger自身の様子。」

●The thing is, Arsenal have been jaded before. It has felt like Wenger's endgame before. Is this 5-1 humiliation in Munich notably worse, or more damning, than the last one? Or the 8-2 at Manchester United? The 6-0 at Chelsea? The 4-0 in Milan ...?
「しかし、アーセナルはこれまでもうんざりした状況を経験した。Wengerがそろそろ終わりという感覚も初めてではない。ミュンヘンで5対1と惨敗する、今回の屈辱は、前回よりも特に悪いことなのだろうか?マンチェスター・ユナイテッドに8対2で負けたときよりも?チェルシーに6対0?ミランで4対0?」

●Will Wenger and his players regroup for the season to recover to a point of respectability (as they usually do) and will that be enough? Or are these things cumulative? Where is the tipping point and are they there yet?
「これからシーズンが終了するまで、Wengerと選手たちはいつものようにある程度巻き返し、地位を取り戻せたら、十分なのだろうか?それとも、積み重ねてきたダメージはもう大き過ぎるのか?アーセナルの限界はどこにあるのか?もう来ているのか?」
https://www.theguardian.com/football/blog/2017/feb/16/arsenal-arsene-wenger-bayern-munich

Rio Ferdinand、Sunday Times紙、12日
●"Speaking to Robin van Persie and other friends who had been at Arsenal before moving to winning clubs, they all found the mentality different."
「Robin van Persieをはじめ、アーセナルでプレーしてから勝つクラブに移籍した仲間と話すと、やはり皆はメンタリティが違うと言っている。」

●"Robin said of United: 'This place is built to win.' I don't get the impression it was like that at Arsenal, and maybe the problem's getting worse. "
「Robinはユナイテッドについて『ここが勝つ為に存在するクラブだ』と言った。アーセナルではそんな印象がなかったし、もしかして今は更に悪化しているかもしれない。」





(3)大前提:最終的に決めるのは本人

Amy Laurence、The Guardian紙、16日
●There is a paralysis at Arsenal that makes this situation so difficult to resolve. Any discussion about the club's management boils down to the relationship between Wenger and Stan Kroenke, the majority shareholder who regards his asset from a distance. No matter how turbulent the hullaballoo around Wenger on the subject of his future, the only two people who have any kind of significant say are Kroenke and the man in the mirror. The rest is just white noise.
「アーセナルにはこの状況を解決しづらくする、麻痺状態がある。監督を巡る議論は全て、詰まるところでWengerと主要株主のStan Kroenkeとの関係によって左右される。Wengerの今後について、世の中が幾ら騒いでも、最終的にこの2人にしか口出する権利がない。それ以外の声はただのホワイトノイズだ。」

●The personal relationship between the two men is strong and respectful. There is no evidence of Kroenke showing anything other than an unquestioning admiration for Wenger and his ideas, and the kind of nightmare defeat endured at Bayern Munich is not about to change any of that.
「また、2人は信頼関係が相変わらず強く、尊敬し合っている。Wengerとのその哲学に対して、Kroenkeの称賛は一切ブレていない。バイエルン・ミュンヘンで見た、悪夢のような惨敗でも、この関係に影響を及ぼす気配はない。」

●It leaves Arsenal in the unusual position where the manager is held in such esteem he dictates his own future. There is no great appetite for change from Kroenke, who seems satisfied with the club's business model.
「その結果、アーセナルは珍しい状況にある。監督が自分の将来を自らの判断で決めても良いほど、尊敬されている。Kroenkeは変化を求めていないし、クラブのビジネスモデルにも満足しているようだ。」
https://www.theguardian.com/football/blog/2017/feb/16/arsenal-arsene-wenger-bayern-munich






(4)本人は引退する気が全くない
●バイエルン戦の後、ドイツのテレビ局とのインタビューにてWengerは「3月か4月」に契約を更新するかどうか決めるとコメントした。それを受けて、17日の記者会見にて色々と聞かれた。

Arsene Wenger、記者会見、17日
● "If I said March or April it is because I don't know.
「3月、4月に決めると言ったのは、まだ分からないからだ。」

●"No matter what happens, I will manage next season, whether it's here or somewhere else, I am not sure,"
「しかし、何があっても来シーズンは監督の仕事をしている。ここなのか、違うクラブになるのか、それだけ分からない。」

●"No, it's not a threat, not at all. My preference is always to manage Arsenal and I have shown that.
「こう言ってアーセナルに圧力をかけるつもりではない。私の希望はずっとアーセナルで指揮を取っていくことだ。」

●"I want to do extremely well, I feel a big responsibility.
「私は大成功したいし、大きな責任を感じる。」

●"Even if I go, Arsenal will not win every single game in the future, that is part of it, you have to accept that, as much as it hurts to lose games.
「例え、私が辞めたとしても、アーセナルは今後どの試合でも勝つわけではない。試合で負けるのは辛いことだが、受け入れるしかないだろう。」

●"In the last 20 years only three clubs have played in Europe every season: Arsenal, Bayern Munich and Real Madrid. That means that although everything is not perfect, not all is wrong.
「ここ20年、必ず毎年ヨーロッパ大会でプレーしたチームは3つだけ。アーセナル、バイエルン・ミュンヘン、そしてレアル・マドリーだ。だから、全てが完璧ではないかもしれないが、全てが駄目になったわけでもない。」

●"Ferguson has some other interests in life and he was older [when he retired] than I am today. He was four years older. He retired at 71 and I'm 67."
「Fergusonは(私と違って)他にも趣味があったし、引退したときは今の私よりも年が4つも上だった。彼は71歳で引退したが、私はまだ67歳だ。」

●"Maybe more, maybe less, I don't know. Everybody is different. Ferguson... was an absolutely unbelievable manager, but he had enough. He had enough. And I'm not at that stage."
「では更に4年続けるつもりかと言えば、まだ分からない。それほど長くは続けないかもしれないし、むしろもっと長く続けるかもしれない。人がやはりそれぞれだ。Fergusonは信じられないほど素晴らしい監督だったが、彼は引退したくなっていた。限界に達していた。私はまだ、限界を感じていない。」

https://www.theguardian.com/football/2017/feb/17/arsene-wenger-manage-next-season-arsenal-somewhere-else
https://www.theguardian.com/football/2017/feb/18/arsene-wenger-arsenal-manager-four-more-years

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今週のFoot!

3/20~3/24のFoot!


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【3/20】MC:西岡明彦 ゲスト:ミムラユウスケ
月曜は週末に行われた試合のハイライト中心にお届け!
▽プレミアリーグ ハイライト
―マンチェスターC×リヴァプール、トッテナムー×サンサンプトン 他
▽ブンデスリーガ ハイライト
―ボルシアMG×バイエルン、ケルン×ヘルタ 他
▽香川について ミムラさんが知ってる二、三の事柄

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【3/21】MC:野村明弘 コメンテーター:ベン・メイブリー
火曜日はベン・メイブリー氏を迎え、週末に行われた注目ゲームを分析します。
▽ベン・メイブリーの分析
―第29節から気になる試合をピックアップ!黒板を使って解説!
▽現地メディアの特集記事

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【3/22】MC:下田恒幸 コメンテーター:ワッキー(ペナルティ)
水曜日はブンデスリーガの分析、そしてJリーグを独自取材を交えながらお届けします。
▽2017シーズン Jリーグ第4節
―注目の試合をレビュー
▽Foot!が選ぶJリーグベスト11
▽ブンデスリーガ
―週末に行われた試合を現地情報とともに振り返る

J SPORTS オンデマンド 会員無料でUn Poco Foot! WEDNESDAY 配信!»詳しくはこちら

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【3/23】MC:八塚浩 コメンテーター:チェーザレ・ポレンギ
木曜日は、セリエAを中心としたフットボールのホットな話題や現地ジャーナリストのインタビューもお届け。
▽ロシアW杯 欧州予選
―イタリア×アルバニア プレビュー & アンドレア・ベロッティ 特集
▽セリエA
-CL・EL出場権争い & ラツィオとインテル特集
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【3/24】MC:倉敷保雄 コメンテーター:マリーニョ
金曜日は1週間のフットボールニュースをまとめて紹介。
世界各国の旬なフットボールニュースを様々な角度から解説&分析します。
▽各国で行われたW杯予選の模様をマリーニョさんの見立てで振り返る
▽今週の各国ニュース

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Foot!について

2000年の番組開始から10年以上に渡り、良質かつ多彩な企画で人気を博してきた、J SPORTSオリジナルサッカー番組「Foot!」。2011年8月から、週5日放送のデイリーサッカーニュースとしてリニューアルし、世界のサッカー情報を余す ことなく紹介する。
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ナビゲーター紹介

月曜日
MC:西岡明彦
コメンテーター:J SPORTS解説陣、菅原慎吾

月曜日は、週末に行われたイングランド プレミアリーグ、ドイツ ブンデスリーガのゲームハイライトを振り返ります!菅原Pのリーガエスパニョーラ情報もお届け!

火曜日
MC:野村明弘
コメンテーター:ベン・メイブリー

火曜日はベン・メイブリー氏を毎週ゲストに迎え、週末に行われた注目ゲームを映像と黒板を使って分析します。また、英国人ジャーナリストのインタビューのほか、現地メディアの特集記事をご紹介。

水曜日
MC:下田恒幸
コメンテーター:ワッキー(ペナルティ)

水曜日はブンデスリーガの分析、そしてJリーグを独自取材を交えながらお届けします。

木曜日
MC:八塚浩
コメンテーター:チェーザレ・ポレンギ

木曜日はチェーザレ・ポレンギが、セリエAを中心としたフットボールのホットな話題や現地ジャーナリストのインタビューもお届け。

金曜日
MC:倉敷保雄
コメンテーター:中山淳

金曜日は1週間のフットボールニュースをまとめて紹介。世界各国の旬なフットボールニュースを様々な角度から解説&分析します。



視聴方法

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J SPORTSは、スカパー!、全国のケーブルテレビなどでご覧頂けます。

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