東京都クラブユース(U-17)選手権決勝リーグ FC東京U-18×杉並FC@小平

  • 2011年01月30日 20:51
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選手権が終わり、各都道府県でも1、2年生による新人戦が開催されている高校サッカー界。そしてJユースカップが終わったクラブユース界でも、新しいシーズンは始まっています。今日はそんなクラブユースの新人戦とも言うべき、東京都クラブユースサッカー(U-17)選手権にやってきました。対戦カードは新チーム始動2週間にして、初の公式戦を迎えたFC東京U-18と、1次リーグを3勝1敗の1位で通過してきた杉並FC。昨年のJユースカップでは東日本代表決定戦で惜しくも敗れ、あと一歩で全国を逃した強豪で、この2チームは「毎年この時期に当たって接戦になる」(FC東京U-18・倉又寿雄監督)らしいです。時折晴れ間は覗くものの、寒さが身に染みるコンディションにも拘らず、スタンドがほぼ埋まるほどの観衆を集めてキックオフしたゲームはいきなり1分、斉藤裕輔(2年・ヴェルディ調布)のFKから、長身の平林新(2年・杉並FC)が頭で落とし、オフサイドにはなったものの杉並がチャンスを創りましたが、以降はほぼ全員がしっかり引いて守りを固める杉並のブロックと、圧倒的なポゼッションからチャンスを窺う東京の、我慢比べのような展開が続きます。東京は主導権を握りながらも「もう少しサイドを変えたかった」と倉又監督が話したように、ダイナミックにボールを動かすことができず、前線の動き出しも乏しかったため、なかなかシュートシーンまで持ち込めません。さらに少しずつ杉並も守備のリズムを掴み始め、膠着した時間が続きましたが、そんな嫌な流れを断ち切ったのは1本のFK。25分、岩木慎也(2年・FC東京U-15むさし)が中央左から直接狙ったキックは無回転でゴール右スミへ突き刺さるゴラッソ。「まだ完璧じゃないけど、アレはいいコースに行きました」と本人も笑顔を見せた一発で、流れの中から決定機を創れなかったチームに先制ゴールがもたらされると、ようやく落ち着いたのかここから東京がラッシュ。30分と34分に斎藤涼汰(1年・FC東京U-15深川)が、37分には自ら「僕の持ち味なんで」と話す岩木のドリブル突破から、最後は湯浅寿紀(2年・FC東京U-15むさし)がフィニッシュを迎えるなど、杉並ゴールを脅かします。そして39分、湯浅のショートコーナーから、代表帰りの野沢英之(1年・FC東京U-15深川)が繋ぎ、キャプテンマークを巻いた山口泰志(2年・FC東京U-15深川)のクロスにニアへ飛び込んだのは斎藤。点差が2点に広がり、前半は終了しました。ハーフタイムを挟んでも勢いは変わらず。46分、右サイドを上がってきた吉田一彦(1年・FC東京U-15むさし)がクロスを上げると、後半開始から投入されたばかりの岩田拓也(1年・FC東京U-15むさし)が二アで見事なダイビングヘッド。「最近調子を落としてたけど、アレがアイツの特徴」と倉又監督も評価した、新エース候補がわずか1分で結果。3点差が付きました。攻撃の手を緩めない東京。52分に湯浅の右足クロスを、後半はボランチから2トップの一角に上がった野沢がボレー。60分には吉田のラストパスから、1トップ下、2トップの一角、ボランチと2回ポジションが変わった橋本拳人(2年・FC東京U-15深川)がドリブルシュート。共に枠を捉えながら、ここは杉並もGK神山昌士(2年・MID FC)がファインセーブ。意地を見せます。ここからはお互いに交替カードを切り合い、少しゲームは落ち着きますが、次のゴールも東京に。74分、左SBにポジションを移していた湯浅が中央を切り裂くスルーパスを送ると、抜け出した岩田は冷静にGKもかわして4点目。77分には斉藤が杉並初の決定機を迎えたものの、シュートはDFのブロックに遭って枠を外れると、84分にトドメの5点目。途中出場の二瓶翼(1年・FC東京U-15深川)が蹴ったCKを橋本が左足ボレーで合わせたボールは、クロスバーを叩いてゴールラインの内側へ。再三の決定機を逃し続けた橋本にとって、自身5本目のシュートがようやく実り、チームも打ち止め。実力差を的確に表すような5-0というスコアで、東京が新チームの幕開けを快勝で飾りました。まあ、東京にとっては最初の公式戦ということもあって、「まだまだこれからだね」と指揮官。前半の途中で4-2-3-1から4-4-2へシフトしたり、選手のポジションを入れ替えたりと、骨格が見えてくるまでにはもう少し時間がかかりそうな印象です。しかし今日は本当に寒かった!観戦に訪れた皆さん、お疲れさまでした。   AD土屋


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