プリンス関東2部参入決定戦 成立学園×鹿島@鹿島ハイツ

  • 2010年02月14日 18:36
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チームによってバラつきはあるものの、新チームが結成されてからこの数ヵ月の集大成をぶつける舞台が今日。県内、あるいは都内のコンペティションにとどまるか、それともより広い世界に打って出るか、プリンス関東2部への参加を懸けた参入決定戦を見に、甲斐チーフと鹿島ハイツへ行ってきました。10時半からの第1試合はガッツが足りずに無念の回避。第2試合の東京都代表・成立学園と茨城県代表・鹿島をレポートします。昨年のレギュラーはキャプテンのMF東大樹(2年)とGK四宮祐貴(2年)の2人のみ。まさに新チームと言うべき成立は、今日が宮内監督復帰後、初の公式戦。一方の鹿島は、新人戦でベスト8、先週の県代表決定戦でも古河第三を3-2で振り切るなど真剣勝負を経験。GK片波見晃洋(2年)、左SB田村謙太(2年)、ボランチの橋本祥太朗(2年)と3人の選手権経験者を擁し、プリンス残留を目指します。いきなり鹿島のMF坂口勇樹(1年)が積極的なミドルを放って始まったゲームは、まず成立に攻撃の形が。1つは右SBの井上啓太(2年)に展開しての、またCB川崎裕大(2年)からの縦パスで、竹中公基(2年)と石堂圭太(2年)の2トップを走らせて基点を作るという、昨年のチームと同じスタイルを多用します。7分には井上の縦パスを、右サイドから石堂が折り返し、竹中がターンしてシュート。狙った形でフィニッシュまで持ち込みました。さて、ややキープ率では劣っていた鹿島も、ボールを持った時の繋ぐアイデアと技術はなかなか。4-5-1の1トップ下に入った久保和輝(2年)を中心にパスを回し、長身ボランチの橋本も前線まで飛び出してくるなど、反発力も見せます。20分過ぎからはかなり膠着した展開の中、少しずつ成立に自陣でのファウルが目立ち始め、鹿島が久保、栃本剛(2年)、レフティの田村と3人のキッカーを使い分けるセットプレーからチャンスを窺うシーンも頻発。39分には宮内監督もリュックからネックウォーマーを取り出して装着するような寒さの中、ほぼ互角のままに前半は終了しました。後半は立ち上がりから成立が主導権を奪還。特に目立ったのは、先輩の戸島章(千葉)に勝るとも劣らない竹中の安定したポストワーク。ここに収まることで、東や飯田涼(1年)も思い切って飛び出していくシーンが増え、いくつかチャンス到来。さらに宮内監督も、右サイドに渋谷修一郎(2年)、グラム・マッシュー・リアム(1年)を投入。飯田をボランチにシフトして、攻勢を強めます。鹿島は61分に栃本がドリブルで抜け出し、シュートまで持ち込んだのが後半初めてのシュート。成立の圧力に押され、運動量にも差が出てくると66分、竹中がくさびを受けて縦へ。東は浮き球をコントロールしきれなかったものの、詰めていた渋谷が粘って混戦に。こぼれは再び東の下へ。飛び出したGKの肩口を抜く、冷静な一撃。ようやく成立が先制点を奪いました。リードを許した鹿島の中條文樹監督も69分、小谷勝登(2年)を投入。小谷は2分後、やや距離のあるFKから枠を狙って四宮を慌てさせるシーンを演出すると、直後の72分にも右サイドでタメて、絶妙のタイミングのパス、上がってきたSBの永島堅伍(2年)のクロスを、橋本がダイレクトでシュート。この日鹿島最大のチャンスは、しかしわずかにゴール右へ。追い付けません。以降は、川崎と榎本光希(2年)の両CBが鹿島の攻撃をシャットアウト。成立も東や飯田が決定機を掴みながら追加点は奪えず、91分にも飯田の素晴らしいラストパスから、交替出場の西岡梧郎(2年)がGKまでかわしながら、シュートをクロスバーにぶち当て、応援団やベンチから「ゴロー!」と、落胆&爆笑を誘います。結局スコアは1-0。辛勝ながら成立が2年ぶりにプリンスへの出場権を獲得しました。試合後、宮内監督は「1年を通じて見て下さいね」と笑顔を見せてくれましたが、とりあえず今日は何より勝利が重要。苦しみながらも結果を出したことは素晴らしかったと思います。なお、その他のゲームは、幕張総合(千葉)1-0甲府ユース(山梨)、川崎U-18(神奈川)1-0(延長)栃木ユース、大宮ユース(埼玉)4-0前橋商業(群馬)、という結果になりました。プリンス関東は4月11日開幕。うーん、超楽しみですねえ。    AD土屋


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