Jユース サンスタートニックカップ 決勝T2回戦 FC東京U-18×三菱養和ユース@深川G

  • 2009年12月13日 16:22
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今シーズンの実績、また両者の実力を考えても、これがそのままファイナルでもおかしくないようなカードが実現。夏のクラブユース選手権準優勝のFC東京と、秋の高円宮杯ベスト4の三菱養和。「ウチとやる時は養和さんもホントに全力でぶつかってくる」と東京・倉又寿雄監督。大会こそJユースカップですが、これは今シーズンの東京王者を決する戦いでもあります。好カードにふさわしく、公式記録では観衆800人。立ち見も続出する中(そもそも立ち見ベースの会場ですけど)、ゲームは開始されました。ユルネバに送り出された東京は序盤から全開。特に右サイドを生かす形が多く、SHの三田尚央(3年・足利両毛ユナイテッド)がチャンスを創出。10分には三田が絡み、重松健太郎(3年・U-18日本代表・FC東京U-15むさし)の右クロスに飛び込んだのは、右SBの廣木雄磨(2年・U-18日本代表・FC東京U-15むさし)。ゴールには到らないものの、押し気味にゲームを進めます。しかし15分、東京陣内でDFがクリアしきれなかったルーズボールに、養和の田鍋陵太(1年・U-18日本代表・三菱養和巣鴨JY)がいち早く反応してプッシュ。劣勢だった養和が先手を取りました。この前後の時間帯で目立っていたのは、養和3トップのセンターを務める木村陽一郎(3年・三菱養和調布JY)。184センチの長身ながら、体格を生かしつつも巧みな足元でのポストワークも披露。苦しい中でもうまく時間を作っていました。ただ、徐々にこの木村から自由を奪う刺客が登場。170センチのCB松藤正伸(2年・FC東京U-15深川)です。確かに最初は木村の高さとリーチに苦しんでいましたが、少しずつアジャストしていくと、15センチ近く差のある木村に競り勝つ場面も頻発。「カバーリングもうまくやってくれた」とは倉又監督。さながら“和製カンナヴァーロ”とも言うべき小柄なCBの存在感が増していくと共に、再び東京のギアも上がっていきます。そしてスコアが動いたのは43分。左サイドから梅内和磨(3年・FC東京U-15むさし)が右足でクロスを送ると、山口潤(3年・FC東京U-15むさし)が繋いで、重松へ。左足ボレーが二アサイドを破り、東京が同点に追い付いてハーフタイムを迎えました。すると後半も攻勢は東京。50分、松藤のパスカットから、再び梅内の左クロス、受けた重松、右にはフリーの味方が。「味方の動きはわかってたが、最初から自分で打つ気だった」と重松。一瞬タメてDFのタイミングを外し、放ったシュートは左ポスト内側を叩いてゴールへ。GK一歩も動けず。倉又監督も「アレはすごいよね」と笑顔を見せた、FWらしい一撃で東京がゲームを引っ繰り返します。さらに57分、エリア内で三田が倒されてPK獲得。これを右スミに蹴り込んだ重松はハットトリック達成。瞬く間に2点の差が付いてしまいました。リードを許した養和は、田鍋の独力は目立ったものの、4-3-3システムにおける自慢の中盤、新潟内定の加藤大(3年・U-18日本代表・FC杉野)と玉城峻吾(3年・U-18日本代表・三菱養和巣鴨JY)にボールが入らず。「どうしても3枚を2枚で見なきゃいけないので、後半からFWの山口を中盤に落として、アンカーの6番(中垣内優太・3年・三菱養和巣鴨JY)をケアさせた」とは倉又監督。数的同数で中盤を分断され、攻撃を繰り出せません。67分には斉藤和夫監督も3枚替え。注目の田中輝希(2年・U-18日本代表・三菱養和巣鴨JY)も投入して反撃を期すと、直後にビッグチャンス。玉城のFK、こぼれを加藤がボレーで狙いましたが、東京GK崔創喜(3年・FC東京U-15深川)がファインセーブで逃れ、ゴールならず。逆に85分、トップに昇格する阿部巧(3年・U-18日本代表・FC東京U-15深川)のCKを、高い打点で梅内が叩いて4点目。終わってみれば意外な大差で、東京が長居での準々決勝へ勝ち進むこととなりました。敗れましたが、養和は駒沢での新人戦を見た時に、ここまでの強さになるとは正直想像できませんでした。中盤より前のタレントは全国屈指。本当にいいチームだったと思います。東京はやっぱり強いですねえ。特に最終ラインは上背こそないものの、当たりの強さは特筆モノ。サイドから崩す形に、決定力のあるストライカーも擁していますから、養和の分まで頑張って欲しいと思います。   AD土屋




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