J1第23節 柏×横浜FM@国立

  • 2009年08月22日 23:56
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前節は埼スタで浦和相手に今季ベストとも言える内容で快勝した柏。今日の相手は10位の横浜FM。勝ち点差は9離れていますが、残留争いに引きずり込みたい相手であることは間違いありません。ゲームが始まると序盤からボールを回したのは横浜FM。山瀬、狩野の中盤に2トップも絡んで細かくパスを刻みます。特にアンカー気味にDFラインの前へ残る松田は、パスが詰まりかけると絶妙のサポートから再び展開。技術の高さと流れを見る力を見せ付けます。しかし、ここ3試合は同じ顔触れが並んだ柏のDFラインも「守備が凄い安定してきた手応えはある」と近藤が話したように、ポゼッションを取られても慌てることなく対処。シュートは打たれても決定的なピンチは迎えることなく推移。20分には菅沼の右クロスにポポがダイブ。飯倉のファインセーブに阻まれますが、柏も一瞬のキレに鋭さを感じさせます。ただ、徐々に「シューティングレンジで誰も無理しない」(横浜FM・木村浩吉監督)横浜も手詰まりになり、お互いにシュートまで持ち込めない展開に。20分以降はあまりゴールの匂いがしないままにハーフタイムを迎えることになりました。手元にとっておきのジョーカーを抱えているネルシーニョ監督にすれば、前半をゼロで抑えたのは狙い通り。後半は開始から「よくチームを理解して守備面でよくチームを助けてくれた」(ネルシーニョ監督)特別指定の田中順也に替えて、「空いているスペースを使ってポゼッションをもたらして欲しい」(同)とフランサを投入。新たな起動スイッチをピッチに仕掛けます。46分小宮山、50分山瀬と続けて危ないシーンを何とか逃れると、54分にはポポのCKからあわや先制という際どいシーンを創出。やはり10番が柏に勢いを。しかしここでアクシデント。58分、山瀬が接触でシミュレーション気味に倒れるも高山啓義主審はノーホイッスル。これに異議を唱えたという判定で山瀬に出されたイエローカードは2枚目。やや厳しい判定に「意味のわからないレッドカードで非常に不満」とは木村監督。30分以上を残して人数の均衡は破れました。すると早速柏に決定機。59分、エリア内に入った大津がルーレットで2人を振り切りシュート。60分には裏に抜け出した菅沼がシュート。共に先制点までは至りませんが、ゴール裏も気勢が上がります。しかし、この数的優位で「引いてカウンターがうまく使えていた状況」(柏・北嶋秀朗)が皮肉にも瓦解。「逆に前掛かった時の攻め方がハッキリしてない」(近藤)ことに加えて、木村監督が狩野と坂田を外して、長谷川と兵藤を投入したことで、再び横浜のボール回しが復活。10人のチームが逆に主導権を奪い返します。そして74分、左サイド、フリーで受けた小宮山は藏川を鋭い切り返しで振り切って左足一閃。待望の先制点は横浜に記録されました。1人多い中で劣勢に立たされた柏は大谷と北嶋を相次いで送り込み、最後の抵抗を試みます。76分兵藤、78分長谷川と2度の大ピンチも菅野が防ぐと、わずかにたなびいた流れを引き寄せたのは同級生コンビ。87分、終盤は右サイドに自らの意志で張り出し、高速クロスを上げ続けたポポが、フランサとのコンビから抜け出してやはり右クロス。ニアに飛び込んだのは「あそこで23年間やってきた」とFWのプライドを見せた北嶋。これが相手のオウンゴールを呼び込み同点。最後の最後で追い付いた柏。両チームに勝ち点1ずつが振り分けられて、ゲームは終了しました。横浜は率直に言って、アレだけ揃っているタレントが十分に生かされてない印象です。個の能力は申し分ない山瀬もどこか窮屈そう。個が思い切って躍動できるような戦い方を採っても面白いかもしれません。柏は「毎試合進歩してきているし手応えもいいものを感じている」とネルシーニョ監督が語ったように、戦い方はハッキリしてきました。近藤も「ポジション取りは凄く細かく言われるけどわかりやすい」と監督への信頼感を口に。今日の勝ち点1が意味のあるものになるか否か。残された試合は11です。  AD土屋




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コメント

comment # 1

先日はイングランド出張中の忙しい中丁寧なコメントを頂き
ありがとうございます。昨日の国立で試合終了後・・・
いや千葉戦の後にも考えていました。贅沢を言えばこの内容が
二ヶ月前いや一ヶ月前であればと・・・

契約やタイミングがあるのは当然ですが願望とわかっていても石さんからネルシーニョにスムーズに移行したらどんな景色が見られただろうとふと思ってしまいます。

ただ現状から目を背けることは出来ませんし選手が自信や
手ごたえのようなものは外から見ても感じるのでそれが
今シーズン終了時に結果として現れている事を願っています。

投稿者 太陽サポ : 2009年08月23日 11:57

comment # 2

切り崩せず、守りきれない最近のF・マリノス。
詰め将棋のような勝負によりこだわる試合運び
をもっと押し出しても良いのではと思います。
派手さのない試合でも勝つ事の喜びは何よりも
替えられないと、このところ強く感じるので。

投稿者 Haru8 : 2009年08月24日 01:00

comment # 3

>太陽サポさん
うーん、このゲームも何とも言えないゲームでしたね。
10人の相手に先制された点と、残り3分で追い付いた点。
どちらを評価すべきか、今の時期で非常に判断の難しい結果だと思います。
間違いないのは守備が著しく安定してきているということ。
やり方が大きく変わって守備重視にしているので安定してもらわないと困るのですが
それにしてもここ5試合で失点が3というのは驚異的でしょう。
パク・ドンヒョクが早々にフィット、近藤もすっかり復調しましたね。
あとは何とかゴールを決めきる力。2点取れれば少なくとも負けはなさそうな今の状態ですから
力技でもいいからゴールを取れる選手出て来い!

>Haru8さん
初投稿ありがとうございます&コメント遅れて申し訳ありません。
今シーズンのF・マリノスは現場で3試合、TVではほとんど見てるんですけど
いつも思うのはタレント揃ってるなあという一言に尽きます。
でも特に前線は、文章にも書いた山瀬に象徴されるようにどこか窮屈そうな印象を受けてしまいます。
ただ、そこまで細かく指示を受けてプレーしているようにも思えないので、
チームとしてのイメージがはっきりと掴みにくいんですよね。
Haru8さんがおっしゃる通り、勝負にこだわる試合運びを徹底してもいいと思いますし、
それができるだけのポテンシャルは十分過ぎるほど備わっているのではないでしょうか。
本当に勝つ事の喜びに勝るものってないですから。


投稿者 AD土屋 : 2009年08月31日 16:54

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