ナビスコ準々決勝2nd-Leg 川崎×鹿島@等々力

  • 2009年07月29日 23:57
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カシマで行われた“表”は小笠原執念のヘディングで鹿島が1-0と先勝。今日は等々力開催の“裏”。夏休みとはいえ平日開催の好カードに13581人のサッカー好きが集結しました。シチュエーションを考えると、川崎は1つでもアウェイゴールを奪われると、3ゴールが勝利への最低条件に。一方の鹿島は0-0でも勝ち抜け決定。お互い慎重になるのは自明。事実、立ち上がりは探り合いになりますが、それでもゴールを奪わない限りはドローもない川崎が徐々にギアを上げて攻勢に。ギア加速の要因として感じたのは2つ。まずは恐ろしくキレていたジュニーニョのドリブル。4分、16分と矢島にピンポイントクロスを送る過程で相手DFを翻弄。26分には自らエリア内に切れ込み、矢島の決定機に繋げます。あとは中村が見せた中途半端な位置取りの巧みさ。ボックス前目の中盤右サイドから、気付くと中央バイタルに侵入してチャンスを創出。20分は矢島にスルーパス、29分にはワンツーから抜け出して強烈なミドル。ゴールへの意欲を押し出します。そんな中、鹿島も14分には小笠原の縦パス一本で興梠、21分には小笠原のFKに岩政、1分後にマルキーニョスの折り返しを伊野波スルーで本山と、シンプルなフィードやセットプレーからしっかり決定機を掴む狡猾さを披露。「立ち上がりからゲームコントロールはできていた」とはオリヴェイラ監督。ある程度リスクは冒さずにセーブしながら、絶好の獲物には容赦なくナイフを突き立てるようなイメージ。まずは0-0で45分間は経過しました。後半はハーフカウンターの応酬気味にお互いが攻め合う展開へ。52分、本山の左足ボレー。57分、内田の右クロス、シュートエリアにいた興梠はパスを選択し、最後はマルキーニョス。ややゴールの予感は鹿島に漂い始めます。関塚監督、決断。65分に山岸からレナチーニョ、69分に矢島からチョン・テセと相次いで入れ替え、4-3-3で勝負。この前掛かった川崎に、「彼らが出てくる時間帯で両SBを押し上げて、ボランチも前目に」(オリヴェイラ監督も)という指示を受けた鹿島は主導権を持っていなし続け、依然スコアは動かず。74分、鹿島1枚目の交替は本山OUT中田IN。82分、野沢OUTダニーロIN。85分、興梠OUT田代IN。「誰が見てもわかる流れの交替」(鹿島・伊野波雅彦)で、ゲームをクローズしに掛かりました。追加タイムの4分も経過。確実な逃げ切りに王者鹿島の強さを見ていた95分、事態急変。主役はジュニーニョ。フィードのこぼれ球を右サイドで拾ったものの、上げないクロス、迫るDF、刹那振りぬいた右足。まさかの角度からまさかのタイミングで、ボールはニアサイドを突破。対峙していた岩政も「同じ場面があっても飛び込むことはできない。シュートを褒めるしかない」と素直に脱帽。「最後の最後まで望みを捨てずに」蹴り込んだエースの奇跡弾。直後にタイムアップ。ゲームは延長に突入しました。ただ、もはや流れは完全にホームチーム。94分、再三の精度を見せていたジュニーニョのクロスにレナチーニョ。川崎、勝ち越し。102分、森の縦パスをチョン・テセが柔らかいトラップから伊野波をかわして、「このシュートをずっとやりたかった」と左足でズドン。川崎、ダメ押し。そして、108分に菊地の退場もあった中で鹿島をシャットアウト。凱歌は川崎。0-0で勝ち抜くプランが残り数秒で瓦解すると、あの鹿島でも「どうしても受け身受け身になってしまった」(伊野波)という展開や勢いの妙。川崎の「みんな最後まで諦めてなかった」(川崎・川島永嗣)という初タイトルへの執念。サッカーの面白さと怖さが同居した、そんな120分間でした。   AD土屋




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コメント

comment # 1

「ナビスコ勝つと翌年良いことないから、これでいいんです」
という負け惜しみで悔しさを堪えた鹿島ファンの私です。

職場で田代のレプリカを着て、テキストライブで追っかけ。
『失点』の速報メールさえ来なければ勝ちと分かっている中、
迎えた後半45分過ぎ。ブィィィンと携帯が揺れて、
「おお、勝った」と思って開くと「89分ジュニーニョ選手のゴール」。

( ̄◇ ̄;)

ACLでも負けて、ナビスコでも負けて、「残りのタイトル全部獲る」
というフレーズも空しく響く一方。リーグ戦も危ないし。
オズへの信頼は揺るがないものの、疲れを理由にしてる選手は
外した方がいいんでない?なんて辛口になってしまう
“ファン”なのでありました。

投稿者 Dびっと : 2009年08月03日 12:52

comment # 2

>Dびっとさん
コメント遅れて申し訳ありません。
テキストライブだと速報メールが来るんですね。
実質ジュニーニョのゴールは95分だったと思います。
でも、あの流れはスタジアムで見ていた人もまさかまさかでしたからねえ。
映像がご覧になれなかったのであれば、よりショックも大きかったのでは。お察しします。
ただ、リーグタイトルは経験値、選手層に加えて、それこそ他のタイトルがなくなっただけに
かなり濃厚なのではないでしょうか。
黄色いチームを応援している身としては、色々なタイトルの可能性を
常に感じられるということがうらやましい限りです。


投稿者 AD土屋 : 2009年08月11日 11:46

comment # 3

『今年こそは何かタイトルを』と思っている清水サポーターです。清水は7年間もタイトルから遠ざかってて、しかも去年のナビスコや3年前の天皇杯と決勝で負けてるんで『王国清水』復活のためになんでもいいからタイトルが一つ欲しいです。次はいよいよ準決勝、去年の雪辱を晴らすために国立に行きたいです。

投稿者 ズラタン : 2009年08月12日 14:50

comment # 4

>ズラタンさん
そうですか、決勝に弱い清水ですか。
実は私も柏がJに上がる前は、Jリーグの中で一番好きなのは清水でした。
なので92年のナビスコ準優勝や、93年のニコスシリーズで
ヴェルディとの大一番にマルコーンっていう秘密兵器って言われてて試合出たら全然ダメだったブラジル人とか
結構力入れて清水の試合を見てましたよ。その頃から、タイトルには一歩届かないイメージでした☆
準決勝はFC東京ですか。向こうもしばらくタイトル獲ってないのでいいゲームが期待できそうですね。

投稿者 AD土屋 : 2009年08月24日 00:42

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