J1第2節 柏×千葉@日立台

開幕戦は共に消化不良の感が否めなかった柏と千葉。しかし、やはりダービーとなればモチベーションも通常よりグッと高まるのは必然。千葉の盟主を懸けた一戦は、悪天候にも拘らず8723人を集めた日立台でキックオフされました。スリッピーなピッチ状態、そして「こういう風の中でプレーするのは難しい」と千葉のミラー監督が嘆く程の強風下で、序盤は双方ボールの落ち着きどころがなく、ロングボールが行き来するガチャガチャした展開になります。そんな中で、徐々にボールを動かしてチャンスを創り始めたのは柏。特にボランチの栗澤、ワントップ下の李、トップのフランサと、センターラインでボールが収まり出したことで、「相手にフリーで持たれてDFラインが下がり過ぎていた」(ミラー監督)千葉のゴール前に迫るシーンが増えていくと、やはり10番を基点に柏が先制します。26分、フランサが右へ素晴らしいサイドチェンジ。受けた村上はフリーでクロス、これを中央でもフリーになった李が頭から飛び込み、見事なダイビングヘッド。ゲームの流れそのままに、ホームチームがリードを奪いました。このシーン、ミラー監督は「クロスを上げる選手にも点を取った選手にも寄せられなかった」と振り返りましたが、実は谷澤とアレックスの左右SHを監督の指示で入れ替えた1分後の失点。サイドの守備が一瞬混乱した隙を突かれたことは否めません。前半は得点も奪った柏がかなり優勢のまま、折り返すことになりました。さて、この日の千葉で注目されたのは開幕戦では出番がなかった中後。前半はボランチでコンビを組む下村と共に低い位置から前へと出ていくシーンも少なく、攻撃面での貢献度は低かったのですが、ビハインドを追い掛ける後半はボールを呼び込み出します。そして収まり所を見出だした千葉は徐々にサイド、とりわけ左サイドを制圧。そして52分、やはり左サイドから青木良太がクロス、谷澤が頭で繋ぐと、そこにはオーバーラップしてきた坂本。スタメン最年長の隊長は、腿でトラップすると素早く左足でボレー。これが左スミに吸い込まれます。ベテランの美しい一撃で、千葉がスコアをタイに引き戻しました。その後もペースは千葉が握る展開に。「柏が前半やっていたように前からプレスに行って、ボールを奪ってポゼッションできるようになった」とはミラー監督。孤立気味だった巻へのフォローも厚くなり、いわゆる゛形"も見えてくるようになっていきました。逆に柏は「シュートで終わってないのでカウンターを食らう場面が多かった」と高橋真一郎監督。後半は思い切りに欠けるシーンが目立ち、決定機は77分にフランサが単独でドリブル突破から放ったシュートくらい。結局ゲームはドローに終わりましたが、より手応えを得たのは後半に機能する形を見せた千葉だったのではないでしょうか。ミラー監督も会見で「相手もドローで納得しているかと思うが、我々もこの結果に納得している」と語りました。柏は2戦続けて先制しながら追い付かれての勝ち点1。川崎戦同様に、リードした後の消極性が気になります。「勝ちに行ったけど残念ながら引き分けてしまった」とは高橋監督ですが、大津と北嶋の同時投入はラスト10分。どうしても勝ちに行く姿勢は見られなかったように思います。熱地帯も試合終了のホイッスルを聞くと、溜め息に包まれてしまいました。まだまだ2009年版レイソルの完成には時間がかかりそうですね。 AD土屋
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コメント
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投稿者 genuine UGG Boots : 2011年11月09日 15:15
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