高校選手権決勝 藤枝東×流通経済大柏@国立〜流経大柏編〜

  • 2008年01月14日 23:04
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思えば僕は千葉県予選の準決勝も含め、今大会の流経大柏の試合は全て観ているので、自然と流経大柏への思い入れも強くなりました。なので今回は、一緒に観ていた土屋と役割を分担しまして、僕は流経大柏目線から観た決勝戦をマルチアングル方式?でお送りします。試合は、初戦の久御山戦で負傷交代したFW上條が待望のスタメンに復帰しベストメンバーと思える布陣でスタート。今までの試合と違う点と言えば、藤枝東の攻撃の中心であるMF河井に6番海老原がマンマークで密着。河井は試合を1人でも決められる選手なので、それだけ警戒していたことが伺えます。その海老原は、河井に前を向いた状態でほとんどボールを触らせず、自分の仕事を完璧にこなしました。スタメン復帰のFW上條も欠場していたブランクを全く感じさないプレーを見せ、エース大前は上條の作ったスペースを自由に動き、先制点は前半6分。その大前が個人技で3人のDFを引き付けフリーの村瀬にパス。村瀬がこれを冷静に決め、最初の決定機を見事にものにしました。その後も連動したプレスから藤枝東のミスを誘い相手クリアボールをことこどく拾いまくり中盤を完全に制圧。攻撃では、上條のポストプレー、大前のドリブル突破、中里、村瀬のミドルシュートなど多彩な形で攻め込み、DF陣も早い潰しで藤枝東にシュート1本しか打たせず危なげなく前半終了。追加点は後半開始早々でした。上條のポストプレーを起点にキャプテン名雪の右からのクロスを大前がGKのニアサイドを破りゴール。後半開始から藤枝東が攻撃に出る意欲を見せていただけに良い時間帯の追加点になりました。流経大柏は自分達のスタイルを貫くことで藤枝東に主導権を握らせず、後半17分には大前の『得点王三冠』を確実のものとした今大会7点目のゴール。26分には、限界までプレーし続けた上條に代わり交代出場した2年生MF田口のゴールもあり4-0の圧勝で高円宮杯との二冠を達成し優勝候補筆頭の役割もしっかり果たしました。運動量など全ての面で藤枝東を上回り、この試合に関してはスコア以上の差があったかも知れません。エースの大前が注目されがちでしたが、この試合途中出場ながらも4点目を挙げた2年生MF田口を個人的には今大会のMVPに選びたいと思います。試合後「ここ数試合では一番良い試合だった。出来すぎです。」と本田監督も語っていたように、得点した時間帯など全てにおいて完璧な試合運びでした。今大会を通じて、チームも大前と共に尻上がりに調子を上げていった印象があります。あとは、流経大柏が地元千葉県でももう少し人気が出てくれればいいんですけどねぇ。終わってみればですが、流経大柏が一番苦しんだ相手は、千葉県予選決勝の市立船橋だったかも…。まぁでもこれで『新サッカー王国・千葉』を名乗ってもいいのかなぁ。しかし、決勝戦だけの45分ハーフとか今大会のようなおかしな日程に関しては、そろそろ何とかしてほしいものです。  石神




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コメント

comment # 1

準決勝・決勝見ての感想は流経のプレスに対し、真っ向から繋いで行こうとするなぁですね。
勿論、自信のあるスタイルをぶつけている訳ですし、別に悪いとは思いませんが。

しかし、日本人サッカーのという視点で考えた時、代表でも間々ありますが、相手の長所・短所を考えて試合を運ぶという部分の欠落、特に選手の対応力の無さは改善しないと。

むしろ身長差などの優位性を、敢えて無視して勝とうとする美学すら感じる時があります。

戻って、選手権はやはりW杯方式のリーグで2チーム勝ち抜け、トーナメントにして欲しいなぁ。
64(各県で48+前年ベスト16地域にもう1枠、但し各県最高でも2枠まで)4×16リーグ、ベスト32でトーナメント。

投稿者 松 : 2008年01月15日 01:09

comment # 2

>松さん
おっしゃる通りですね。
流経のあの激しいプレスに対抗するには、準々決勝の東福岡のように
ある程度、自分達のスタイルを捨てでも守備的になり
ロングボールを多用するのも仕方ないことかと思います。
実際、準々決勝は流経ペースでしたが0-0でPK戦までもつれ込んでますから。
何より、相手あっての試合ですからねぇ。
テレビ放映とか日程とかトーナメント特有の緊張感とかもわかりますが
全国の舞台が1試合で終わってしまうのは寂しいですよね。

投稿者 石神 : 2008年01月17日 18:40

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