ベースボールとエルビス・プレスリー
ちょっと素敵なエピソードを思い出したのでご紹介を。
あれは2年半前、まだ原さんがFC東京の監督をしている頃に行った
スペイン紀行ロケ中の出来事でした。
メンバーは原さん(現・FC東京監督)、長澤さん(現・FC東京ヘッドコーチ)、
甲斐チーフに、AD土屋の4名というスリムパーティーです。
さて、原さんが昔から行きたかったロンダという街に着いた一行。
覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、
切り立った崖の上にパラドールをはじめとした、数々の家々が立ち並び
街を二分する渓谷の下から見た橋、“プエンテ・ヌエボ”が絶景だったあの名所。
しかし、ここまで美しい景観にはなかなか出会えないであろう素晴らしい地で
その美しい景観に負けず劣らずなかなか出会えないであろう人物に
我々は遭遇するのです。
最初は“プエンテ・ヌエボ”から、崖の下に広がる景色を見ていた我々でしたが、
「下に行ってみっか」のボス(原さん)の一言で橋の下へと降りてみることに。
するとその道程で、彼は我々を待ち受けていたのです。
こちらをあからさまに意識しながらラジカセを左手に握り締め、何やら歌っている様子。
正直、接触するのが憚られる程の雰囲気に一行もやや困惑気味。
しかし耳をそばだててみると、聞こえてきたのは往年の名曲「マイウェイ」。
その時、ようやく彼が誰なのかに我々はハッと気付かされました。
襟を立てた首元、憂いを帯びた瞳を隠すサングラス、そしてトレードマークのモミアゲ。
そして、激しい音量で鳴り響くあの歌。そう、その人こそ写真の人物
ロンダ名物“エルビス・プレスリー”のそっくりさん風のオッサンだったのです。

つーか誰だよ、おまえ。
AD土屋
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