ブエルタ・ア・エスパーニャとは

ツール・ド・フランス閉幕からわずか1ヶ月。未だ灼熱の太陽が照りつけるスペインの乾いた大地で、年間3つ目のグランツール「スペイン一周」が行われる!
見渡す限りの荒野、もしくは果てしないオリーブ畑の中をプロトンは延々と進む。風景の変化は乏しいが、その代わり地形の起伏はとてつもなく激しい。大会序盤から難関山岳が組み込まれることもしばしば。山頂ゴールの数も容赦なく多い。シーズン終盤に差し掛かり疲労が蓄積した選手たちの脚に、容赦なくアップダウンが襲い掛かる。しかも季節はすでに秋に差し掛かっているため、下界は猛暑でも、山頂は酷く寒い。これもブエルタの恐ろしさのひとつだ。
現行の秋開催となったのは1995年から。1935年創設当時は春開催だったが、国際自転車カレンダー調整のために9月へと移行された。このツール直後・世界選手権直前という日程のせいで、世界戦への調整レース、はたまた地元スペイン勢によるローカル大会というイメージが出来上がった。
それでも2005年1月から導入されたUCIプロツールのおかげで、国内外の強豪チームがブエルタへ戻ってきた。さらに2008年6月からは、ASO(ツール・ド・フランス開催委員会)がユニプブリック(ブエルタ開催委員会)に資本参入を開始。今後はさらに国際的な地位を取り戻していくに違いない。
2009年ブエルタの概要
2009年ブエルタ・ア・エスパーニャの全長3281kmの旅は、オランダ・アッセンから始まる。今年で64回目を迎えるスペイン一周が国外から走り始めるのは、1997年ポルトガル・リスボンに続く2回目。今回は4日間かけてオランダ、ドイツ、ベルギーを通過したあと、休養日を1日はさんで、戦いの舞台をスペイン本土へと移す。
肝心の難関山岳が始まるのは1週目の終わり、第8ステージから。いきなり山頂フィニッシュを含む8つの峠が、選手たちの脚を試しにかかる。その後はほぼ1週間ぶっ続けの山越えが繰り広げられ、山頂ゴールは5回!特に第12ステージからの山頂フィニッシュ3連戦が、総合リーダージャージの行方を大きく左右する。個人タイムトライアルは初日4.5kmを含む3回。山岳突入直前の第7ステージと最終日直前の第20ステージに、それぞれ30kmと26kmという比較的短めの距離で争われる。
そしてスタート地から約1900km離れたスペインの首都マドリードで、3週間の長き旅は終わりを告げる。ラストは市の大通りを6kmのサーキットに見立てたおなじみの周回コース。シベレス広場での華やかな集団スプリントで、21ステージの激戦は幕を下ろすことだろう。
ブエルタ近年の振り返り
ツール・ド・フランス閉幕からわずか1ヶ月。未だ灼熱の太陽が照りつけるスペインの乾いた大地で、年間3つ目のグランツール「スペイン一周」が行われる!
見渡す限りの荒野、もしくは果てしないオリーブ畑の中をプロトンは延々と進む。風景の変化は乏しいが、その代わり地形の起伏はとてつもなく激しい。大会序盤から難関山岳が組み込まれることもしばしば。山頂ゴールの数も容赦なく多い。シーズン終盤に差し掛かり疲労が蓄積した選手たちの脚に、容赦なくアップダウンが襲い掛かる。しかも季節はすでに秋に差し掛かっているため、下界は猛暑でも、山頂は酷く寒い。これもブエルタの恐ろしさのひとつだ。
現行の秋開催となったのは1995年から。1935年創設当時は春開催だったが、国際自転車カレンダー調整のために9月へと移行された。このツール直後・世界選手権直前という日程のせいで、世界戦への調整レース、はたまた地元スペイン勢によるローカル大会というイメージが出来上がった。
それでも2005年1月から導入されたUCIプロツールのおかげで、国内外の強豪チームがブエルタへ戻ってきた。さらに2008年6月からは、ASO(ツール・ド・フランス開催委員会)がユニプブリック(ブエルタ開催委員会)に資本参入を開始。今後はさらに国際的な地位を取り戻していくに違いない。
各賞ジャージ紹介
- 総合リーダージャージ(マイヨ・オロ)
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総合タイムの合計が最も少ない選手に与えられるリーダージャージ。カラーは金色。実は昨年末に新色「赤ジャージ」に変更すると発表されたが、蓋を開けてみれば今年も黄金ジャージのままだった。2010年大会からは赤に変わるとのことだが……。
- ポイント賞ジャージ
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各ステージに設けられた中間ポイント(1位通過4p、2位2p、3位1p)と、ゴール地に設けられたポイント(1位25p、2位20p、3位16p、4位14p、5位12p、6位10p、7位9p、8位8p……15位1p)の合計で争われる。総計の最も多い選手には緑色のジャージが与えられる。
- 山岳賞ジャージ
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各峠の山頂に設けられたポイントの合計で争われる。総計の最も多い選手にはボルドー色のジャージが与えられる。
級 ポイント 超級(12人) 30、25、20、16、12、10、8、6、4、3、2、1 1級(9人) 16、12、10、8、6、4、3、2、1 2級(6人) 10、7、5、3、2、1 3級(4人) 6、4、2、1 4級(3人) 3、2、1
- コンビネーション賞ジャージ
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総合順位、ポイント賞順位、山岳賞順位の合計で争われる。ポイント賞・山岳賞にランクインしていることがこの賞の必須条件。そして総計の最も「少ない」選手に白色のジャージが与えられる。
過去の歴代チャンピオン
- 第1回 1935年 Gustave Deloor
- 第2回 1936年 Gustave Deloor
- 第3回 1941年 Julian Berrendero
- 第4回 1942年 Julian Berrendero
- 第5回 1945年 Delio Rodriguez
- 第6回 1946年 Dalmacio Langarica
- 第7回 1947年 Edouard Van Dyck
- 第8回 1948年 Bernardo Ruiz
- 第9回 1950年 Emilio Rodriguez
- 第10回 1955年 Jean Dotto
- 第11回 1956年 Angelo Conterno
- 第12回 1957年 Jesus Lorono
- 第13回 1958年 Jean Stablinski
- 第14回 1959年 Antonio Suarez
- 第15回 1960年 Franz De Mulder
- 第16回 1961年 Angelino Soler
- 第17回 1962年 Rudi Altig
- 第18回 1963年 Jacques Anquetil
- 第19回 1964年 Raymond Poulidor
- 第20回 1965年 Rolf Wolfshohl
- 第21回 1966年 FranciscoGabicagogescoa
- 第22回 1967年 Jan Janssen
- 第23回 1968年 Felice Gimondi
- 第24回 1969年 Roger Pingeon
- 第25回 1970年 Luis Ocana
- 第26回 1971年 Ferdinand Bracke
- 第27回 1972年 Jose Manuel Fuente
- 第28回 1973年 Eddy Merckx
- 第29回 1974年 Jose Manuel Fuente
- 第30回 1975年 Augustin Tamames
- 第31回 1976年 Jose Pesarrodona
- 第32回 1977年 Freddy Maertens
- 第33回 1978年 Bernard Hinault
- 第34回 1979年 Joop Zoetemelk
- 第35回 1980年 Faustino Ruperez
- 第36回 1981年 Giovanni Battaglin
- 第37回 1982年 Marino Lejarreta
- 第38回 1983年 Bernard Hinault
- 第39回 1984年 Eric Caritoux
- 第40回 1985年 Pedro Delgado
- 第41回 1986年 Alvaro Pino
- 第42回 1987年 Luis Herrera
- 第43回 1988年 Sean Kelly
- 第44回 1989年 Pedro Delgado
- 第45回 1990年 Marco Giovanetti
- 第46回 1991年 Melchor Mauri
- 第47回 1992年 Toni Rominger
- 第48回 1993年 Toni Rominger
- 第49回 1994年 Toni Rominger
- 第50回 1995年 Laurent Jalabert
- 第51回 1996年 Alex Zulle
- 第52回 1997年 Alex Zulle
- 第53回 1998年 Abraham Olano
- 第54回 1999年 Jan Ullrich
- 第55回 2000年 Roberto Heras
- 第56回 2001年 Angel Luis Casero
- 第57回 2002年 Aitor Gonzalez
- 第58回 2003年 Roberto Heras
- 第59回 2004年 Roberto Heras
- 第60回 2005年 Denis Menchov
- 第61回 2006年 Alexandre Vinokourov
- 第62回 2007年 Denis Menchov
- 第63回 2008年 Alberto Contador


