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ツール・ド・フランスの熱戦からわずか1ヶ月。今年のグランツールを締めくくる「スペイン一周」が、中世の面影残るアンダルシア地方の古都グラナダからスタートする。 1935年に開始し、今年で63回目を数える2008年大会に参加するのは19チーム171選手。7kmのチームタイムトライアルから始まる3週間の旅は、例年以上に難関山岳で彩られる。山岳TTを含む山頂ゴールはなんと5回!超級アンドラ、プラ・ド・ベレ、さらに6年ぶりにブエルタに復活する「魔の山」アングリルが選手たちの脚を苦しめる。もちろんアングリルへの最大斜度23%の登りは欧州最難関クラス。マイヨ・オロ争いを大きく左右するに違いない。マドリード到着前日に行われる最終タイムトライアルも、1級峠への登りTTだ。 そしてイベリア半島をぐるりと巡った3173kmの果て、プロトンは恒例の最終ゴール地マドリードへたどり着く。ラストは市の中心地を6kmのサーキットに見立てた周回コース。きっと華やかな集団スプリントで、21ステージの激戦は幕を下ろすことだろう。 |
かつて春に行われ、各国の大選手たちが優勝を争っていたブエルタ・ア・エスパーニャ。ジロとの日程調整のため1995年から秋開催に移行すると、世界選手権直前という日程が災いし、地元スペイン選手たちによるローカル色強い大会へと変わってしまう。 ただし2005年1月から導入されたUCIプロツールが、ブエルタに再び国際色と高レベルの戦いをもたらした。おかげで過去3年は外国人チャンピオンが誕生。一昨年はカザフスタンのヴィノクロフとスペインの星バルベルデの一騎打ちが大いに大会を盛り上げ、昨年はロシアのメンショフにサストレ&サンチェスのスペイン連合が最後まで挑みかかるスリリングな展開となった。ちなみに今大会はトップレベルのスペイン人選手が揃って出場を表明しているため、4年ぶりの地元選手優勝が予想されている! また2008年6月からは、ASO(ツール・ド・フランス開催委員会)がユニプブリック(ブエルタ開催委員会)に資本参入を開始。今後のブエルタはさらに国際的ビッグイベントへと成長していくに違いない。 |
キング・オブ・スペインの色は金色。すなわちゴールデンジャージ。スペイン語では「マイヨ・オロ(maillot oro)」とか「ヘルセイ・オロ(Jersey oro)」と呼ばれる。最終日のステージでこれを着て壇上に上がるのは誰になるのか?スポンサーはプラスター内壁会社プラコ。 |
スプリンターに与えられるこの「プントス(Puntos)」賞は、一昨年までの青い“お魚ジャージ”で話題を呼んだが、2008年はブルー一色のジャージに。スポンサーはスペイン政府出資鉄道「レンフェ(Renfe)」。 |
各峠に設定されたポイント総計の最も多い選手に与えられる「モンターニャ(Montana)」王ジャージ。ワインレッド→一昨年オレンジ→去年シルバーと変遷を経験し、今年は再びワンレッドに戻った。スポンサーも3年前と同じく、ドンキホーテの舞台となったカルティーヤ・ラ・マンチャ自治体。 |
ブエルタ独特の「コンビナダ(Combinada)」賞(総合+ポイント賞+山岳賞の順位を合計し、もっとも合計数が少ない選手)のジャージは、一昨年から純白ジャージ。スポンサーは肥料メーカーの「フェルティベリア(Fertiberia)」。 |
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