特集:欧州を走る日本人選手達「欧州に挑む日本人選手。サムライたちの走りをマークせよ!」
欧州の舞台で健闘するサムライたち
日本の3選手が、2009年の欧州ロードレース界で、大いなる存在感を示している。アムステル・ゴールドレースで新城幸也が逃げ集団に滑り込んだかと思えば、3日後のラ・フレーシュ・ワロンヌでは別府史之が印象的な大逃げを仕掛けた。クリテリウム・アンテルナショナルやルクセンブルク一周では土井雪広が強力クライマーの脚を発揮する。特に4月のワンデークラシックでは、全レースで我らが日本選手の健闘する姿があった。
今季からUCIプロツールのBbox ブイグ テレコムへと合流したばかりの新城は、5月上旬のダンケルク4日間レースで大活躍を見せた。第1ステージからいきなり集団スプリントに加わって区間8位に入ると、最終的にはチーム最高の総合9位に入る。
さらに“ツール前哨戦”ドーフィネ・リベレでは並み居る強豪スプリンターたちと勝負を繰り広げて第2ステージ11位に入るなど、堂々たる走りをアピール。チームマネージャーのベルノドー氏を「彼にこれほどまでの才能があるとは!」とうならせ、ツール・ド・フランスへの出場切符さえももぎ取った!
プロコンチネンタルチームとして初めてツール出場権を得たスキル・シマノ内では、激しいチーム内セレクションを勝ち取ろうと、3月から別府と土井が厳しい戦いを続けてきた。第1次選考12人に選ばれた別府は、オーストリアでツールに向けたチーム合宿に参加。一方で再選にかける土井もルクセンブルク一周をチーム最高の総合19位で終了するなど、渾身の走りを見せてきた。そしてツールへ向けた最終レース、ピレネー山脈を舞台に繰り広げられたルート・デュ・シュッドで、別府が第1ステージ大逃げ2位に入る。さらに別府は総合山岳賞ジャージを獲得。6月29日には、念願のツール出場メンバー入りを果たした。
107年の歴史を誇るツール・ド・フランスには、かつて2人の日本人しか出場してこなかった。この2009年ツールで、その数は一気に倍になる!新城と別府にとって初めての、そして我々日本のファンにとって歴史的なツールから、この夏は目が離せない。
選手プロフィール

新城幸也
Yukiya Arashiro
- チーム:
- Bbox ブイグ テレコム
- 出身地:
- 沖縄県
- 生年月日:
- 1984年9月22日
- 身長:
- 170cm
- 体重:
- 67kg
- ●ブログ
新城幸也の今日もチバリヨー
- ●主な戦績
- 2009
- ダンケルク4日間 総合9位
- 2008
- ツール・デュ・リムザン
区間1勝&総合3位 - 2007
- 全日本選手権 ロード優勝
- 2006
- ツール・デュ・リムザン 総合3位
- 2005
- 全日本選手権U23 ロード&TT優勝

別府史之
Fumiyuki Beppu
- チーム:
- スキル・シマノ
- 出身地:
- 神奈川県
- 生年月日:
- 1983年4月10日
- 身長:
- 180cm
- 体重:
- 67kg
- ●主な戦績
- 2009
- ルート・デュ・シュッド 山岳賞
- 2008
- ヴァッテンフォール・サイクラシックス 16位
- 2008
- アジア選手権 ロード優勝
- 2006
- 全日本選手権 ロード&TT優勝
- 2003
- 全日本選手権U23 ロード優勝

土井雪広
Yukihiro Doi
- チーム:
- スキル・シマノ
- 出身地:
- 山形県
- 生年月日:
- 1983年9月18日
- 身長:
- 169cm
- 体重:
- 57kg
- ●主な戦績
- 2009
- ルクセンブルク一周 総合19位
- 2008
- ジャパンカップ 9位
- 2008
- ドイツ・ツアー 総合33位
- 2008
- Jツアー 3勝
- 2007
- ツール・ド・ランカウイ 総合8位




