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春のクラシックレースの楽しみ方講座 | J Sports | cycle road race



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特集:春のクラシックレース2010

春のクラシックレースの楽しみ方講座

春のクラシックレース2010マップ

春のクラシックレース注目選手の出走予定&結果

春のクラシックレース注目選手の出走予定&結果
選手名(チーム) ツール・デ・フランドル パリ〜ルーベ アムステルゴールドレース フレッシュ・ワロンヌ リエージュ〜バストゥーニュ〜リエージュ
トム・ボーネン
(クイックステップ)
2位 5位 - - -
フィリッポ・ポッツァート
(カチューシャ)
- 7位 80位 - -
フアン・アントニオ・フレチャ
(チームスカイ)
34位 3位 - - -
フィリップ・ジルベール
(オメガファルマ・ロット)
3位 - 1位 6位 4位
ホアキン・ロドリゲス
(カチューシャ)
- - AB 2位 44位
ダミアーノ・クネゴ
(ランプレ)
- - 6位 5位 21位
別府史之
(レディオシャック)
- T.O. - - -

各レースの優勝者

各レースの優勝者
ツール・デ・フランドル パリ〜ルーベ アムステルゴールドレース フレッシュ・ワロンヌ リエージュ〜バストゥーニュ〜リエージュ
2010 ファビアン・
カンチェラーラ
ファビアン・
カンチェラーラ
フィリップ・
ジルベール
カデル・エヴァンス アレクサンドル・
ヴィノクロフ
2009 スティーン・
デヴォルデル
トム・ボーネン セルゲイ・イワノフ ダヴィデ・
レベッリン
アンディ・シュレク
2008 スティーン・
デヴォルデル
トム・ボーネン ダミアーノ・クネゴ キム・キルシェン アレハンドロ・
バルベルデ
2007 アレッサンドロ・
バッラン
スチュアート・
オグレディ
ステファン・
シューマッハー
ダヴィデ・
レベッリン
ダニーロ・
ディルーカ
2006 トム・ボーネン ファビアン・
カンチェッラーラ
フランク・シュレク アレハンドロ・
バルベルデ
アレハンドロ・
バルベルデ

クラシックレースとは?

クラシックレースとは、一般的に1日で終わるレースのことを差し、古いものでは100年前後の長い歴史を誇っています。現代では、200〜300kmほど距離で競われ、特に4月に開催される「北のクラシック」には「石畳」「激坂」などが連続して登場し選手たちを苦しめます。ヨーロッパの熱心なファンたちは、ツール・ド・フランスなどのステージレースよりも、むしろこのクラシックレースを好んで観戦する傾向にあります。


クラシックレースの楽しみ方

クラシックレースの楽しみ方なんと言っても1日で勝敗が決するため、レース中の緊迫度や戦術の濃さはステージレースの比ではありません。また、コースの難易度を上げるために、通常では考えられないような道を通る事もしばしば。優勝候補の選手&チームを中心に、ダークホース的な選手達の一か八かの走りに注目すると面白さは倍増します。また、コースの中に必ず「勝負どころ」が含まれているので、観戦前にまずコースの特徴をJ SPORTS cycle road raceサイトなどでチェックしてから観るとより楽しめるでしょう。

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春のクラシックで活躍されると思われる選手達

Photo:トム・ボーネン

トム・ボーネン
(ベルギー/クイックステップ)

石畳系クラシックの王様ボーネンは今年も健在!
ツール・デ・フランドル3勝目、パリ〜ルーベ4勝目を狙う!

Photo:フィリッポ・ポッツァート

フィリッポ・ポッツァート
(イタリア/カチューシャ)

昨年はボーネンの「追っかけ」に徹したイタリアの伊達オトコ。
今年も「追っかけ宣言」しているようだが再びパリ〜ルーベで「ブーイングセクター」が見られるか?

Photo:フアン・アントニオ・フレチャ

フアン・アントニオ・フレチャ
(スペイン/チームスカイ)

今期ベルギーの開幕戦「オンループ・ヘットニュースブラッド」でスペイン人として初めての勝利を飾ったフレチャ。念願のパリ〜ルーベ制覇に向け新チームで準備に余念がない。

Photo:フィリップ・ジルベール

フィリップ・ジルベール
(ベルギー/オメガファーマ・ロット)

昨年終盤のクラシックで破竹の勢いを魅せたジルベールは、石畳系もアルデンヌ系も両方狙えるもう一人のクラシックの雄。

Photo:Photo:ホアキン・ロドリゲス

ホアキン・ロドリゲス
(スペイン/カチューシャ)

これまでずっとバルベルデのアシストに徹してきたロドリゲスがとうとう独り立ちしてカチューシャのエースに。
アルデンヌのクラシックではニューホアキンさんが見れるに違いない。

選手写真:©Yuzuru SUNADA

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栗村氏による2010年春のクラシックレース優勝者予想!!

Photo:トム・ボーネン
ツール・デ・フランドル
トム・ボーネン(ベルギー/クイックステップ)
Photo:フアン・アントニオ・フレチャ
パリ〜ルーベ
フアン・アントニオ・フレチャ(スペイン/チームスカイ)
Photo:フィリップ・ジルベール
アムステルゴールドレース
フィリップ・ジルベール(ベルギー/オメガファーマ・ロット)
Photo:ダミアーノ・クネゴ
フレッシュ・ワロンヌ
ダミアーノ・クネゴ(イタリア/ランプレ)
Photo:ホアキン・ロドリゲス
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
ホアキン・ロドリゲス(スペイン/カチューシャ)

注:この予想は3月29日現在の予想です。

優勝チームを予想して毎週当たる 春のクラシックレース予想キャンペーン

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各レースの紹介

Photo:ツール・デ・フランドル
ロゴ:ツール・デ・フランドル

ツール・デ・フランドル(ベルギー)
4月4日(日)

北のクラシックの開幕を告げるレースが「ツール・デ・フランドル」。クラシックの王様と呼ばれるこのレースは、ワンデーレースの頂点に立つ存在と言っても過言ではない。屈強な、いわゆるクラシックレーサー全てが勝利を夢見る偉大なレースだが、全長約265kmの行程のなかに現れる20個弱の激坂(このうち約半分が石畳)や、平坦の石畳区間が、力なき者を完膚なきまでに痛めつけ、実際に優勝できる可能性を持つ選手はスタートの段階で既に10名ほどしかいない。但し、過去に一度だけ(1992年)、大逃げが決まってジャッキー・デュランが勝利を収めるという珍しい展開があった。

Photo:パリ〜ルーベ
ロゴ:パリ〜ルーベ

パリ〜ルーベ(フランス)
4月11日(日)

ツール・デ・フランドルの翌週に開催されるのが、クラシックの女王、もしくは「北の地獄」と呼ばれるレース「パリ〜ルーベ」。約260kmのコースの中に目立った登り坂は存在しないが、約30箇所にも及ぶパヴェ(石畳)区間が登場し、その合計距離は50km以上にも及ぶ。石畳の荒れ方は他のレースとは一線を画し、選手たちが乗る自転車は悪路用の対策が施されたスペシャルバイクが用意される。また、大会関係車両や、チームカー、更には地元フランス警察のオートバイもオフロード用のものが準備されるなど、その過酷さは半端ではない。このレースに勝つには、最高の肉体と最高のテクニック、そして相当な運を持たなくてはいけない。完走者の殆どがパンクを含めた何かしらのトラブルに見舞われるため、力がありながらも優勝争いから脱落したトップ選手は数多い。

Photo:アムステルゴールドレース
ロゴ:アムステルゴールドレース

アムステルゴールドレース(オランダ)
4月18日(日)

石畳での戦いの後、平坦の国オランダで開催されるアップダウンだらけのレースが「アムステルゴールドレース」。クラシックレースの中では歴史の浅い大会だが、それでも今年で45回目を数える一流のイベント。優勝を狙える選手のタイプが多岐に渡り、ステージレーサーからクラシックレーサー、更には登りをこなせるスプリンターまで、展開次第では多様な選手達の活躍を見ることができる。但し、重量級の石畳型クラシックレーサーにはちょっと難しいコースで、まるでジェットコースターに乗っているかのように繰り返されるレース後半のコースレイアウトは、文字通り選手たちを振り落とすために作られたような難易度マックスのルートである。

Photo:フレッシュ・ワロンヌ
ロゴ:フレッシュ・ワロンヌ

フレッシュ・ワロンヌ(ベルギー)
4月21日(水)

今年で74回目を迎える「水曜日のクラシック」フレッシュ・ワロンヌは、ベルギー南部の都市「シャルルロワ」をスタートして、最大勾配25%の名物激坂「ユイの壁」を3度登る伝統のクラシックレース。序盤はそれほど厳しいコースレイアウトではないものの、最初の「ユイの壁」を越えたあとはアップダウンが徐々に増えはじめ、最後の約100kmの大周回にはこれでもかと断続的に中小の丘が現れる。距離は約200kmと「日曜日のクラシック」に比べて短いものの、あろうことかゴール地点が激坂「ユイの壁」に設定してあり、トッププロ選手達がゴール後に昇天して倒れこむ姿もチラホラ。3日前に開催される「アムステルゴールドレース」と、4日後に開催される「リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ」との相関関係(活躍する選手)は非常に強い。パンチャータイプの選手には大好物のレースであり、スプリント力を備えたステージレーサーも狙える。

Photo:リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
ロゴ:リエージュ〜バストゥーニュ〜リエージュ

リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ(ベルギー)
4月25日(日)

春のクラシックを締めくくるのが、最古のクラシックと呼ばれる「リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ」。96回目を迎えるこの伝統のレースは、第1回開催が1894年(明治27年)と、まさにクラシックレースという名に相応しい大会。コースの特徴としてはアルデンヌ地方の丘陵地帯にある長い丘が選手たちを待ち構えている。登坂の距離がアムステルゴールドレースよりも更に長くなるため、活躍するタイプの選手もステージレーサー寄りにシフトし、スピードのあるクライマーも十分に優勝を狙えるようなコースプロフィールだ。最大勾配が20%を越えるラ・ルドウトの丘の辺りから本格的な戦いがはじまり、ゴール地点のアンスでは先頭集団の数が5名以下になっている展開が一般的。このレースを制した者が、この後にはじまるグランツールで活躍することもよく見られる光景だ。

各レース写真:©Yuzuru SUNADA


Photo:栗村 修

栗村 修

1971年12月 神奈川県生まれ

少年時代はサッカーに夢中であったが、その後クラブチームの自転車選手となり、シマノを経て1998年にはポーランドのムロズで活動する。2000年より ミヤタ・スバルレーシングに所属、2002年からは監督としてチームを率いた。2008〜9年はシマノ・レーシングでスポーツディレクターを務め、 2010年より宇都宮ブリッツェン監督を務める。

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