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春のクラシックレースの楽しみ方講座 J SPORTS解説でおなじみ栗村修さんが、クラシックレースの楽しみ方を教えます!
MAP ベルギーツール・デ・フランドル(ベルギー)
4月5日(日)
ベルギーヘント〜ウェヴェルヘム(ベルギー)
4月8日(水)
フランスパリ〜ルーベ(フランス)
4月12日(日)
オランダアムステルゴールドレース(オランダ)
4月19日(日)
ベルギーラ・フレーシュ・ワロンヌ(ベルギー)
4月22日(水)
ベルギーリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ(ベルギー)
4月26日(日)

春のクラシックレース 注目選手の出走予定&結果

  ツール・デ・フランドル ヘント〜ウェヴェルヘム パリ〜ルーベ
トム・ボーネン(クイックステップ) 20位 71位 1位
レイフ・ホステ(サイレンス・ロット) 27位 リタイア 4位
アレッサンドロ・バッラン(ランプレ) 欠場 欠場 欠場
フィリッポ・ポッツァート(カチューシャ) 5位 リタイア 2位
ファビアン・カンチェッラーラ(サクソバンク) リタイア 85位 49位
ジョージ・ヒンカピー(コロンビア) 34位 16位 44位
別府史之(スキル・シマノ) リタイア リタイア リタイア
  アムステルゴールドレース ラ・フレーシュ・ワロンヌ リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
アレハンドロ・バルベルデ(ケースデパーニュ) 21位 7位 19位
キム・キルシェン(コロンビア) 欠場 リタイア リタイア
ダミアーノ・クネゴ(ランプレ) 5位 3位 7位
ダヴィデ・レベッリン(セッラメンティ) 42位 1位 3位
シルヴァン・シャヴァネル(クイックステップ) 24位 欠場 欠場
アンディ・シュレク(サクソバンク) 10位 2位 1位
フランク・シュレク(サクソバンク) リタイア 欠場 23位
別府史之(スキル・シマノ) 欠場 リタイア 欠場
土井雪広(スキル・シマノ) 欠場 141位 リタイア
新城幸也(ブイグテレコム) 122位 リタイア 108位

各レースの優勝者

  ツール・デ・フランドル ヘント〜ウェヴェルヘム パリ〜ルーベ
2009年 スティーン・デヴォルデル エドヴァルド・ボアッソンハーゲン トム・ボーネン
2008年 スティーン・デヴォルデル オスカル・フレイレ トム・ボーネン
2007年 アレッサンドロ・バッラン マークス・ブルグハート スチュアート・オグレディ
2006年 トム・ボーネン トル・フースホフト ファビアン・カンチェッラーラ
  アムステルゴールドレース ラ・フレーシュ・ワロンヌ リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
2009年 セルゲイ・イワノフ ダヴィデ・レベッリン アンディ・シュレク
2008年 ダミアーノ・クネゴ キム・キルシェン アレハンドロ・バルベルデ
2007年 ステファン・シューマッハー ダヴィデ・レベッリン ダニーロ・ディルーカ
2006年 フランク・シュレク アレハンドロ・バルベルデ アレハンドロ・バルベルデ

クラシックレースとは?

クラシックレースとは、一般的に1日で終わるレースのことを差し、古いものでは100年前後の長い歴史を誇っています。現代では、200〜300kmほど距離で競われ、特に4月に開催される「北のクラシック」には「石畳」「激坂」などが連続して登場し選手たちを苦しめます。ヨーロッパの熱心なファンたちは、ツール・ド・フランスなどのステージレースよりも、むしろこのクラシックレースを好んで観戦する傾向にあります。

クラシックレースの楽しみ方

なんと言っても1日で勝敗が決するため、レース中の緊迫度や戦術の濃さはステージレースの比ではありません。また、コースの難易度を上げるために、通常では考えられないような道を通る事もしばしば。優勝候補の選手&チームを中心に、ダークホース的な選手達の一か八かの走りに注目すると面白さは倍増します。また、コースの中に必ず「勝負どころ」が含まれているので、観戦前にまずコースの特徴をJ SPORTS cycle road raceサイトなどでチェックしてから観るとより楽しめるでしょう。

春のクラシックで活躍すると思われる選手

トム・ボーネン

トム・ボーネン(クイックステップ)

フランドル&パリ〜ルーベのダブルを狙うクラシックのボス

アレッサンドロ・バッラン

アレッサンドロ・バッラン(ランプレ)

アルカンシェルの呪いを跳ね除けて再びフランドルを制するか?

レイフ・ホステ

レイフ・ホステ(サイレンス・ロット)

万年2位の汚名を返上できるか?

ファビアン・カンチェッラーラ

ファビアン・カンチェッラーラ
(チーム サクソバンク)

重戦車の様な走りでパーヴェを舗装路に変えるか?

シルヴァン・シャバネル

シルヴァン・シャバネル(クイックステップ)

08年は3月のセミクラシックで大活躍。今期はクイックステップに移籍して、ボーネンを助けながら自らのチャンスを伺う。

選手写真:(c)Yuzuru SUNADA

4レースの優勝者予想

ツール・デ・フランドル
アレッサンドロ・バッラン(ランプレ)

アレッサンドロ・バッラン

パリ〜ルーベ
トム・ボーネン(クイックステップ)

トム・ボーネン

アムステルゴールドレース
フランク・シュレク(チーム サクソバンク)

フランク・シュレク

リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
アレハンドロ・バルベルデ(ケースデパーニュ)

アレハンドロ・バルベルデ

注:この記事は3月1日現在の予想です。
その後、優勝候補にあげた選手達の怪我や不調など残念なニュースが・・・

各レース紹介

ツール・デ・フランドル

北のクラシックの開幕を告げるレースが「ツール・デ・フランドル」。クラシックの王様と呼ばれるこのレースは、ワンデーレースの頂点に立つ存在と言っても過言ではない。屈強な、いわゆるクラシックレーサー全てが勝利を夢見る偉大なレースだが、全長約265kmの行程のなかに現れる20個弱の激坂(このうち約半分が石畳)や、平坦の石畳区間が、力なき者を完膚なきまでに痛めつけ、実際に優勝できる可能性を持つ選手はスタートの段階で既に10名ほどしかいない。但し、過去に一度だけ(1992年)、大逃げが決まってジャッキー・デュランが勝利を収めるという珍しい展開があった。

パリ〜ルーベ

ツール・デ・フランドルの翌週に開催されるのが、クラシックの女王、もしくは「北の地獄」と呼ばれるレース「パリ〜ルーベ」。約260kmのコースの中に目立った登り坂は存在しないが、約30箇所にも及ぶパヴェ(石畳)区間が登場し、その合計距離は50km以上にも及ぶ。石畳の荒れ方は他のレースとは一線を画し、選手たちが乗る自転車は悪路用の対策が施されたスペシャルバイクが用意される。また、大会関係車両や、チームカー、更には地元フランス警察のオートバイもオフロード用のものが準備されるなど、その過酷さは半端ではない。このレースに勝つには、最高の肉体と最高のテクニック、そして相当な運を持たなくてはいけない。完走者の殆どがパンクを含めた何かしらのトラブルに見舞われるため、力がありながらも優勝争いから脱落したトップ選手は数多い。

アムステルゴールドレース

石畳での戦いの後、平坦の国オランダで開催されるアップダウンだらけのレースが「アムステルゴールドレース」。クラシックレースの中では歴史の浅い大会だが、それでも今年で44回目を数える一流のイベント。優勝を狙える選手のタイプが多岐に渡り、ステージレーサーからクラシックレーサー、更には登りをこなせるスプリンターまで、展開次第では多様な選手達の活躍を見ることができる。但し、重量級の石畳型クラシックレーサーにはちょっと難しいコースで、まるでジェットコースターに乗っているかのように繰り返されるレース後半のコースレイアウトは、文字通り選手たちを振り落とすために作られたような難易度マックスのルートである。

リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ

春のクラシックを締めくくるのが、最古のクラシックと呼ばれる「リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ」。95回目を迎えるこの伝統のレースは、第1回開催が1894年(明治27年)と、まさにクラシックレースという名に相応しい大会。コースの特徴としてはアルデンヌ地方の丘陵地帯にある長い丘が選手たちを待ち構えている。登坂の距離がアムステルゴールドレースよりも更に長くなるため、活躍するタイプの選手もステージレーサー寄りにシフトし、スピードのあるクライマーも十分に優勝を狙えるようなコースプロフィールだ。最大勾配が20%を越えるラ・ルドウトの丘の辺りから本格的な戦いがはじまり、ゴール地点のアンスでは先頭集団の数が5名以下になっている展開が一般的。このレースを制した者が、この後にはじまるグランツールで活躍することもよく見られる光景だ。

各レース写真:(c)Yuzuru SUNADA

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