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【デイリープロトン】ツール休息日レポート フォナック前編
デイリープロトン 07/20 23:10
■フォナック・ヒアリング・システムズ

タイラー・ハミルトンがフォナックのチームウェブサイトに以下のような日記を載せた。ジローナ(タイラーが住むスペインの都市、バルセロナに近く、多くのアメリカ人選手が住んでいる)より。

「まあね、ツールドフランスの開催中にスペインからこんな日記を書くとは思ってもいなかったよ。8回も出場してるけど、一度もリタイヤしたことなかったのにね。最後の数日はすごく大変だったけど、周りの皆がまだ先があるじゃないかって励ましてくれたんだ。すごく嬉しかったし、いつも言ってる様に前を向くしかないよね。」

「多分、自分のツールは7月9日の第6ステージ、ゴール一キロ手前で起きた大落車に巻き込まれた時点で終わっていたんだろうね。前のめりになって、背中から落ちたんだ。時速65キロで走っていてドミノ倒しのように誰かにぶつけられたら、そんな速さじゃ、どうすることもできなかったんだ。腕や肘で衝撃を和らげることさえ出来なかったからね。腰から道路に叩きつけられたときに、そのスピードで全体重がそこにかかったんだ。それは空から電信柱に落ちてきたようなものだったと思うよ。レース後、妻に電話して何が起きたが説明したんだ。ただ背中を痛めただけではないなと、まず思ったね。何か酷いことになったなと。ちょっとした怪我と、酷い怪我の違いは痛みで十分わかったさ。それからはずっとその酷い痛みとの闘いだったね。」

「でも楽観的に行こうと思ったんだ。どれほど酷いかは考えないようにしてた。チームの指圧師が自分の脊椎の歪みを治せなかったときには、もう一日やってみよう、まあ多分大丈夫だろう位に考えていたけど、旧友のオーレから教育を受けた、理学療法士のクリストファーが頑張って筋肉の凝りを和らげようと頑張ってくれても、どうにもならなかったときには、我慢しろって一人ごちたさ。幸運にも第7ステージから11ステージまでは比較的簡単だったから、厳しい山岳の前に何とか怪我から回復しようと頑張ってみた。2002年のジロの時と同じように、自分の怪我について公言しなかった。だって、それを聞いたら皆、自分にアタックを仕掛けてくるだろ?特にちょっと厳しい第10ステージとか11ステージとかでね。チームメイトはそんな状況でも、自分を守るために素晴らしい仕事をしてくれて、最初の山岳に向けて可能な限りいい状態に自分を持っていってくれた。」

「一番最初に撮ったレントゲンでは骨折もなにもなかったけど、MRIスキャンを今日の午後撮ることになっていて、それで本当のところが分かるかもしれないね。医者は衝撃で靭帯と筋肉が伸びているか切れているかもしれないって言っているけど、もしそうならいつものように登れなかった理由が分かるってもんさ。」

後編へ続く…

TEXT:Janna Trevisanut
翻訳:富澤正行


    

 
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