ジロ・デ・イタリア2010ステージ詳細
第21ステージ 5月30日(日)21:30〜26:00 / [CH] J sports 2
[区間] ベローナ 15.3km
2010年ジロ・デ・イタリアがついに3週間の幕を下ろす。昨年のローマに続き、今年も「ミラノ以外の町」が最終ゴール地に選ばれた(来年からはミラノ最終ゴールに立ち戻るようだが…)。長い戦いの最後を締めくくるのは、ロミオとジュリエットの舞台として有名なベローナ。ただし自転車ファンにとっては1999年と2004年のロード世界選手権であり、その2大会を制したオスカル・フレイレである。残念ながらフレイレがスプリントするチャンスは与えられなかったし、また近郊で生まれ育ったダミアーノ・クネゴが地の利を生かしたアタックをかけることも許されない。最終日は3年連続で、個人タイムトライアルで決することになったのだ。
1984年も、ここベローナでの個人タイムトライアルで大会の幕が閉じられた。フランチェスコ・モゼールが、ローラン・フィニョンからマリア・ローザを奪い取った伝説の個人TTとして、今でも古いファンの間で語り草になっている。ただし当時のスタート地はベローナ近隣のソアーヴェで、距離も42kmと長かった。今年は15.3kmと極めて短距離だけに、果たして劇的なマリア・ローザ交代劇が見られるかどうか。ただし短距離走とはいえ、コースの真ん中には「こぶ」のような上りが待ち構えている。今ジロ最後の山岳ポイントも設置されており、最大勾配も9%となかなかきつい。またベローナ市内には道幅の狭いカーブがたくさん潜んでいる。特に最終盤、スピードの出る下りでは3箇所の急カーブあり。
栄光の最終フィニッシュラインは、ユネスコの世界遺産に指定された古き町のシンボル、円形闘技場の中に設置されている。紀元30年頃に完成し、悠久のときを越えて幾多の戦いを見守り続けてきた古代アリーナで、2010年5月30日、新たなばら色の王者が誕生する。







