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ジロ・デ・イタリア2008

ジロ・デ・イタリアとは
 

初夏のイタリアを、3週間かけて一周するジロ・デ・イタリア。1909年に開始して以来、2度の世界大戦に中断を余儀なくされながらも、今年で第91回大会を迎える。

ツール・ド・フランス、ブエルタ・ア・エスパーニャに先駆けて、シーズン最初に行われるグラン・ツールは、また3大ツール中で最も過酷な大会と言わ れている。「チマ・コッピ」「パンターニの山」と、かつて山を制した王者たちがその名を大会に刻むように、ジロを特徴付けるのは厳しい山。イタリア北部、 2000m級の峠が連なるアルプス山脈を舞台に繰り広げられる死闘は、時に最終日前日まで繰り広げられることさえあるほど。


総合勝者の証は、ピンク色のリーダージャージ「マリア・ローザ」。ガゼッタ・デル・スポルト紙にちなんだこのシンボルカラーから「ばら色のレース」とも呼ばれるジロは、21日間の熱戦の果て、毎年ミラノで華やかなグランドフィナーレを飾るのだ。

 
ジロ近年の振り返り
 

元来厳しい山岳ステージで知られるジロだが、2004年4月にアンジェロ・ゾーメニャンが大会開催委員長に就任してから、山の厳しさはさらに増した。

2004年には大会最終日前日に超難関モルティローロへの登りが、翌年にはやはり最終盤に未舗装のフィネストレ山への恐ろしい登りが付け加えられた。2006年に設定された最大斜度24%の、しかも未舗装プラン・デ・コロネスへのゴールは残念ながら大雪で中止になったが(2008年個人タイムトライアルでこの山が帰ってくる!)、2007年は地獄的急勾配ゾンコラン峠のさらに厳しい“逆コース”からの登りが選手たちを思う存分苦しめた。

そんな中、大会を盛り上げ、マリア・ローザを手にしてきたのは数々の山岳強者たち。2003年には3つの山頂ゴールを制したシモーニが、また2006年にはやはり3つの山頂ゴールを制したバッソが大会を制した。昨年は名クライマーのピエポリを中心にサウニエルドゥバル軍団が4つの山岳ステージを勝ち取ったが、大会最初の頂上フィニッシュを手にしたディルーカがミラノでマリア・ローザに袖を通している。

また現在は、11年連続で地元イタリア人がマリア・ローザを獲得している。チームに今ジロ出場権がない2000年王者ガルゼッリ、本気でツール優勝を狙うためジロ欠場を決めた2004年王者クネゴ、そして今秋まで出場停止中の2006年王者バッソの姿は今年は見られないが、2000・2003年チャンピオンのシモーニ、2002・2005年王者のサヴォルデッリ、そして昨マリア・ローザのディルーカは新たなタイトルを狙いにくるはずだ。

 
各賞ジャージ紹介
 

マリア・ローザ(総合リーダージャージ)

マリア・ローザ(総合リーダージャージ)総合タイム首位の選手に与えられるピンクのジャージ。
ピンクの色は、ジロ・デ・イタリアを主催しているイタリアの全国紙「ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト」の新聞カラーからとられている。

 

マリア・ビアンカ

マリア・ビアンカ1994年に消滅した新人賞が昨年から復活。
1982年生まれ以降の若手を対象とし、総合タイムがトップの選手にホワイトジャージが与えられる。

 

マリア・チクラミーノ

マリア・チクラミーノ各ステージ上位15人までに設定されたポイント+中間スプリントポイントの総合トップ選手に与えられる紫色のジャージ。ちなみに「チクラミーノ」とはシクラメンのこと。
ポイント賞。

 

マリア・ヴェルデ

マリア・ヴェルデ山岳ポイント総合トップの選手に与えられる緑のジャージ。
山岳賞。

 
 
過去の歴代チャンピオン
   
第1回 1909年 GANNA Luigi
第2回 1910年 GALETTI Carlo
第3回 1911年 GALETTI Carlo
第4回 1912年 a squadre: ATALA
第5回 1913年 ORIANI Carlo
第6回 1914年 CALZOLARI Alfonso
第7回 1919年 GIRARDENGO Costante
第8回 1920年 BELLONI Gaetano
第9回 1921年 BRUNERO Giovanni
第10回 1922年 BRUNERO Giovanni
  第31回 1948年 MAGNI Fiorenzo
第32回 1949年 COPPI Fausto
第33回 1950年 KOBLET Hugo
第34回 1951年 MAGNI Fiorenzo
第35回 1952年 COPPI Fausto
第36回 1953年 COPPI Fausto
第37回 1954年 CLERICI Carlo
第38回 1955年 MAGNI Fiorenzo
第39回 1956年 GAUL Charly
第40回 1957年 NENCINI Gastone
  第61回 1978年 DE MUYNCK Johan
第62回 1979年 SARONNI Giuseppe
第63回 1980年 HINAULT Bernard
第64回 1981年 BATTAGLIN Giovanni
第65回 1982年 HINAULT Bernard
第66回 1983年 SARONNI Giuseppe
第67回 1984年 MOSER Francesco
第68回 1985年 HINAULT Bernard
第69回 1986年 VISENTINI Roberto
第70回 1987年 ROCHE Stephen
   
第11回 1923年 GIRARDENGO Costante
第12回 1924年 ENRICI Giuseppe
第13回 1925年 BINDA Alfredo
第14回 1926年 BRUNERO Giovanni
第15回 1927年 BINDA Alfredo
第16回 1928年 BINDA Alfredo
第17回 1929年 BINDA Alfredo
第18回 1930年 MARCHISIO Luigi
第19回 1931年 CAMUSSO Francesco
第20回 1932年 PESENTI Antonio
  第41回 1958年 BALDINI Ercole
第42回 1959年 GAUL Charly
第43回 1960年 ANQUETIL Jacques
第44回 1961年 PAMBIANCO Arnaldo
第45回 1962年 BALMAMION Franco
第46回 1963年 BALMAMION Franco
第47回 1964年 ANQUETIL Jacques
第48回 1965年 ADORNI Vittorio
第49回 1966年 MOTTA Gianni
第50回 1967年 GIMONDI Felice
  第71回 1988年 HAMPSTEN Andrew
第72回 1989年 FIGNON Laurent
第73回 1990年 BUGNO Gianni
第74回 1991年 CHIOCCIOLI Franco
第75回 1992年 INDURAIN Miguel
第76回 1993年 INDURAIN Miguel
第77回 1994年 BERZIN Eugeni
第78回 1995年 ROMINGER Tony
第79回 1996年 TONKOV Pavel
第80回 1997年 GOTTI Ivan
   
第21回 1933年 BINDA Alfredo
第22回 1934年 GUERRA Learco
第23回 1935年 BERGAMASCHI Vasco
第24回 1936年 BARTALI Gino
第25回 1937年 BARTALI Gino
第26回 1938年 VALETTI Giovanni
第27回 1939年 VALETTI Giovanni
第28回 1940年 COPPI Fausto
(戦争のため中断)
第29回 1946年 BARTALI Gino
第30回 1947年 COPPI Fausto
  第51回 1968年 MERCKX Eddy
第52回 1969年 GIMONDI Felice
第53回 1970年 MERCKX Eddy
第54回 1971年 PETTERSON Gosta
第55回 1972年 MERCKX Eddy
第56回 1973年 MERCKX Eddy
第57回 1974年 MERCKX Eddy
第58回 1975年 BERTOGLIO Fausto
第59回 1976年 GIMONDI Felice
第60回 1977年 POLLENTIER Michel
  第81回 1998年 PANTANI Marco
第82回 1999年 GOTTI Ivan
第83回 2000年 GARZELLI Stefano
第84回 2001年 SIMONI Gilberto
第85回 2002年 SAVOLDELLI Paolo
第86回 2003年 SIMONI Gilberto
第87回 2004年 CUNEGO Damiano
第88回 2005年 SAVOLDELLI Paolo
第89回 2006年 BASSO Ivan
第90回 2007年 DI LUCA Danilo
   
         
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