ツール・ド・フランス2007
今日のサコッシュ【2007.7.29】
2007年07月29日

今日のサコッシュは以下の3品です。
夢菓子工房ププリエ「パリ・ブレスト」
現在店頭販売はしておらず、注文して作っていただきました。ツールドフランスを記念して作ったといわれています。上からみると車輪の形をしたシュークリームです。
清月堂「白玉抹茶ゼリー」
抹茶シロップに漬けた白玉と寒天に栗入りのつぶ餡を添えて。
日本橋屋 長兵衛「水羊羹」
鎌倉-室町時代に中国へ留学した禅僧が伝えたとされる「羊羹」は、肉食を禁じられていた禅僧たちによって考案されたのだそうです。

白戸さん、いつもWEBへの誘導ありがとうございます。こちらが「パリ・ブレスト」です。


栗村さんが今日もポーズをとってくださいました。
…が、使えないです。スミマセン!
てなわけでニコニコ顔で白玉とともに。
ツール・ド・フランス2007
ツールのルネッサンス
2007年07月27日
7月26日、ツールの問題に関する様々な大見出しがフランスのスポーツ紙・一般紙を飾った。
・「追放!」(L'Equipe紙)
・「ツールの死」(Liberation紙)
・「ラスムッセン立ち去る」(Sud Ouest紙)
・「ラスムッセン、ツールを去る」(Aujourd'hui紙)
(ちなみに7月25日L'Equuipe紙の一面は「カオス」)
最も厳しいタイトルをつけたLiberation紙は、一面をめくると「ツール・ド・フランス:めちゃくちゃなサーカスはやめてくれ」とさらに痛い大見出し。
ただし中身をよくよく見ると、こんなミラーのコメントが。「ツールは続けなきゃならない。次の世代のために、クリーンな選手のために」。もちろん26日朝の記者会見でASO会長クレールが「ツール中止などという考えは、一瞬たりとも頭をよぎったことはない」と言っていた通り、ツールはパリまで続く。
朝からツール緊急特番を流していたラジオRMC Infoでは、繰り返し何度も何度も「ツールのルネッサンス」という言葉を使っていた。ル=再び、ネッサンス=誕生、つまりツールの再生。憂鬱な新聞の見出しよりも、こんなポジティヴな言葉のほうが好きだ。
by Asaka MIYAMOTO
ツール・ド・フランス2007
今日のサコッシュ【2007.7.25】
2007年07月25日
ラ・プレシューズ フランスのケーキ3点セット
[1]モンテリマール
ピスタチオのババロア。モンテリマールとは、リヨンの南約100kmにある南仏の地名です。
[2]タルト・フロマージュ
フランスの代表的なチーズケーキ。フロマージュというフランス産のフレッシュチーズを三種類使用しています。
[3]サン・ミシェル
チョコ、ドライオレンジ、蒸留酒を使用しています。






ツール・ド・フランス2007
今日のサコッシュ【2007.7.23】
2007年07月23日
【1品目】
パドリーノ デル ショーザンさんからの差し入れ
1.生ハムとパルミジャーノ(パルマのあるエミリアロマーニャ出身のパンターニをイメージ)
2.トマトとモッツァレッラ(モッツァレッラの白とトマトで山岳ジャージをイメージ)
3.ミラノサラミとオリーブ(ミラノ[サラミ]~サンレモ[オリーブ]をイメージ)
【2品目】
なつかしの駄菓子









ツール・ド・フランス2007
ツールはピレネーで始まる
2007年07月23日
★ツールが始まった!?
第13ステージ個人TTを勝ち取って、満面の笑みを見せたヴィノクロフ。「いよいよ、僕にとってのツールが始まった!」と力強く断言した上に、「僕はカザフ人だ。ヨーロッパ人なら多分、とっくの昔にリタイアしているだろうね」なんて誇り高き名言も吐いた。
7月22日付のL'Equipe紙によると、TT終了後にはアスタナのホテルには100人近いファンが詰め掛け、拍手で勝利をお祝いしたとか。その時のヴィノの決め台詞は「Vino is back!」……。
★予想は見事に外れて。
TT当日、7月21日付のAujourd'hui紙は、大胆にもTT後の総合順位とタイム差を予想。さて、予想と本当の結果は?(その後、さらに大幅に順位は変わってしまいましたが)
TT前の総合順位
1 ラスムッセン
2 バルベルデ 2分35秒差
3 マヨ 2分39秒差
4 エヴァンス 2分41秒差
5 コンタドール 3分08秒差
6 サストレ 3時間39秒差
7 クレーデン 3分50秒差
8 ライプハイマー 3分53秒差
14 モロー 6分38秒差
19 ヴィノクロフ 8分05秒差
TT後の予想総合順位
1 クレーデン
2 エヴァンス 21秒差
3 バルベルデ 35秒差
4 コンタドール 1分13秒差
5 ラスムッセン 1分25秒差
6 ライプハイマー 1分38秒差
7 サストレ 2分09秒差
8 マヨ 3分54秒差
X モロー 4分58秒差
X ヴィノクロフ 6分10秒差
TT後の本当の総合順位
1 ラスムッセン
2 エヴァンス 1分差
3 コンタドール 2分31秒差
4 クレーデン 2分34秒差
5 ライプハイマー 3分37秒差
6 カシェチキン 4分23秒差
7 サストレ 4分45秒差
8 アスタルロザ 5分07秒差
9 ヴィノクロフ 5分10秒差
23 モロー 13分09秒差
★勝利に疑惑を抱く……78%
7月22日付のLe Journal du Dimanche紙が、ツールに関するアンケートを発表した。1004人のフランス人に調査したところ、ツール・ド・フランスが好きと答えた人は全体の53%(男性62%、女性43%)。また50歳以上の64%が、65歳以上の70%がツール好きのようだが、一方、35歳以下の層でツールを定期的に見ている人は全体のわずか36%。若者の間でツール離れが進んでいると分析されている。
また近年のドーピング疑惑の影響で、全体の78%の人が「もしかしてこの勝者もドーピングしているのでは?」と疑ってしまうそうだ。また80%の人は、ドーピング排除のために厳しい取締りを続けるべきだと考えている。
by Asaka MIYAMOTO
ツール・ド・フランス2007
今日のスタジオ【2007.7.20】
2007年07月20日
本日はパックンことパトリック・ハーランさんをゲストにお迎えしてお送りしています。
ちょっとリハーサルにお邪魔してきました。
和やかに談笑中。

中継前にも皆パソコンで情報をチェックしてます。

控え室の様子もお見せしましょう。
サッシャさんとパックンの会話が英語になることも。

その頃…
“早食いは出世する!”でお馴染みの栗村さんがお食事中~

ツール・ド・フランス2007
ヴィノの砕け散った夢
2007年07月19日

アルプス山脈越え3日間が終了し、「誰がツールを勝てないのか」が見えてきた。その代表に上げられるのが、残念ながら大幅に遅れた第9ステージ終了後に号泣したヴィノクロフ。7月18日のレキップ紙一面には、「ヴィノの砕け散った夢」という大見出しが踊った。
そのほか、すでにツール総合優勝から遠ざかった人間として、同紙はカシェチキン、メンショフ、シュレク、カルペッツの名前を上げている。
ちなみに同レキップ紙によると、第9ステージ途中にアスタナ監督の携帯電話にカザフスタン防衛大臣からメールが入ったとのこと。内容は……チームリーダーをクレーデンに切り替えよ、との指令。 本当だとしたら、ヴィノクロフにとっては辛い話だ。もちろんチームやスポンサーにとっては、リーダー切り替えが最善策には違いないのだが。
by Asaka MIYAMOTO
ツール・ド・フランス2007
今日のサコッシュ【2007.7.17】
2007年07月17日

今日のサコッシュは以下の3品です。
小島屋「けし餅」
※阿部さんのお土産です!!
ケシの実は室町時代インドからもたらされたと言われ、千利休によって広められた茶の湯の習慣は堺で多くの和菓子が生み出し、そのひとつとしてケシの香味を生かして考案されたのが「けし餅」。
小島屋は延宝年間の創業、以来三百十数年、けし餅一筋!
たいやき ひいらぎ「たい焼き」
30分以上かけて表面がパリパリになるまで焼いた記事の中に北海道産の小豆100%しようの自家製餡を頭から尻尾までぎっしり!!
第八蛸華丸 たこ焼き
渋谷で生まれた新・東京名物?たこ焼き!
今日はオムたこ、チーズ&もちたこ、塩ネギたこの3種類を。

今日の栗村さんのポーズ。
サイクルロードレース担当Pより駄目出しが出ました!
「お魚くわえた~♪ぐらやって貰わないと。。。」
栗村さん、次回山岳ステージでのリベンジをお待ちしております。

サコッシュが投入されると同時に食べに走る栗村さんを尻目に余裕のポーズの白戸さん。

実況しながらこんなポーズも!

たこ焼きの品定め中~。
大阪出身の阿部さん。東京のたこ焼きは如何だったでしょう?
速報!スポーツTVでは期間限定企画「サコッシュ王国」を開催中!
ハラヘリ王子に皆さんのサコッシュを教えてあげてください。

ツール・ド・フランス2007
モローの活躍に微熱
2007年07月17日
第8ステージ、ティーニュ山頂へゴールしたモローへ、いっせいにフランスメディアが襲い掛かった!三重四重の輪の中でも、特に競争が厳しいのがTV。生中継のフランステレヴィジョンは別格として、他のTVカメラは正面からのインタビュー画像を撮ろうと、激しい小競り合い(いや、胸や肩を押し合うどつきあい)まで繰り広げた。その点、書きメディアの人たちは、後ろ頭を拝もうが顔が見えなかろうが無問題なので、静かに輪に滑り込むのだった。
★「モロー威風堂々」
「モローがカードを配った。戦いはオープンゲームだ」(7月16日付、Aujourd'hui紙より)
一般紙ながら、あいかわらずツールの扱いは大きく一面トップはモローの大きな写真。中ではモローのコメントとライバルたちの動きに2面を裂いている。「モローが(ライバルたちに)今ツール最初のKOを言い渡した」と誇らしそうだが、ヴィノクロフに関しては「まだKOではないが、苦境に立った」と慎重な様子。もちろんシュレクの「アタックはもうちょっと待ったほうが良かったんじゃないのかな」なんていうセリフも一応引用して気を引き締める。
★「なんという打ち上げ花火!」(7月16日付、L'equipe紙より)
一面トップ見出しは上記の通り浮かれたタイトルだが、紙面をめくるといきなり「勝負はまだまだ先」という見出しに変わる。しかも「最低でもモローは、ティーニュへの登りでアタックをかけ、最初のイニシアチヴをとった最初のリーダーとなった。ただし単独で抜け出すには、斜度が2%ほど足りなかった」、「もしかしたらフランスチャンピオンが今ツール最強なのかもしれないが、彼は十分にこの機会を利用することが出来なかった」と少々批判のような後悔が続く。
★「モローは危険だ! byバルベルデ」(TF1)
「モローの戦術ミス byジャラベール」(France2)
フランスを代表するTV放送局HPはどんなコメントを載せているのかというと……正反対である。ちなみにツールを生放送しているのはFrance2。
「イニシアチヴをとったモローを称えたいけれど、少しアタックが早すぎたと思う。あんなに早くアタックして、戦術ミスを犯した。体力を温存して、登りのもう少し上の部分でライバルを引き離しにかかるべきだった」と、ツールではマイヨ・ヴェールにマイヨ・ア・ポア・ルージュを獲得し、ブエルタでは総合優勝も上げているジャラベールの忠告をモローはどう受け止めるのだろう。
手放しで喜べないメディアたちの反応をよそに、休日を家族と過ごしたモローの口からは「次はガリビエでアタックするよ」と強気の宣言が飛び出した。ガリビエ峠が登場するのは休日明けの7月17日、第9ステージだ。
by Asaka MIYAMOTO
ツール・ド・フランス2007
今日のサコッシュ【2007.7.15】
2007年07月15日

今日のサコッシュは以下の3品です。
芦屋 TAKATORAのシュークリーム「パンダチョコ」
ベルギー産の二種類のチョコレートをクッキーシューにコーティングした最高級のシュークリームです。
ワッフル菓子
オランダ産、キャラメルワッフルのお菓子です。
恵比寿ビール ゼリー
その名のとおり、恵比寿ビールのゼリー!アルコール度数1.1%です。
実況席の様子(実況:栗村修でお届けした瞬間です。)


「なんだこのパンダは?」てな表情の栗村さん。

でもしっかり召し上がっていただいてます。

今中さんは恵比寿ビールゼリーとともに。
ツール・ド・フランス2007
今日のサコッシュ【2007.7.14】
2007年07月14日

今日のサコッシュは以下の3品です。
ジョアンのパン トゥール・エッフェル
ブリオッシュのかわいいエッフェル塔です。
フランス菓子店「ノリエット」のヌガーモンテリマール
フランスのモンテリマールという町で作られている伝統菓子。
ヌガーモンテリマール(白色)はヌガーの代名詞ともなるフランスの町の名前を冠としたプレーンなヌガー。
ヌガーショコラ(茶色)とヌガーカフェノア(クリーム色)はお店のオリジナルだそうです。
フランス菓子店「ノリエット」のフィグ
ドライフルーツとアーモンド生地をあわせ、赤ワインにつけたイチジクを入れたケーキ。こちらもフランスの伝統菓子です。
実況席の様子


かわいいエッフェル塔パンを手にポーズしてくださった市川さん。ありがとうございます!

永井さんはクレディ リヨネのサコッシュとともに。

まさにこれからエッフェル塔がサッシャさんの口に…!

イチジクのケーキはお口に合いましたでしょうか?
サコッシュを購入するスタッフも毎回大変です!
ツール・ド・フランス2007
ヴィノクロフ落車とメディアの大騒ぎ
2007年07月14日
優勝候補ナンバー1のヴィノクロフが、第5ステージ終盤に落車して負傷した。ツールメディア様一行は、それはもう大騒ぎである。落車後も、翌朝も、チームバスには記者たちが大量に詰め掛けた。バスからギリギリまで降りてこないヴィノクロフの変わりに、スタッフは対応におおわらわ。
この事件を大きく扱った各紙の記事を拾い集めてみよう。
★「結局、ヴィノクロフはアームストロングではないのだ」
(7月13日付 Aujourd'hui紙)
ヴィノクロフの臀部ケガの写真と、クレーデンがベットに横たわって左ひじの治療を受けている写真を大きく掲載。ツール記事4ページのうち、2ページがアスタナを襲った悲劇について裂かれている。
「カザフ人はデリケートな状況をアメリカ人よりも上手く切り抜けることが出来なかった。2003年ギャップへと向かう道で落車したベロキをよけるために、アームストロングが草原をロデオで走り抜けたシーンを忘れた人はおるまい。同じ年、リュズアルディデンへの登りで転んだアームストロングを、ウルリッヒとマヨは待った。(…)昨日のような落車がアームストロングに降りかかった場合、おそらくライバルたちのほうで時間をかけて待ってくれたはずだ」(7月13日付 Aujourd'hui紙より)
★「緊急チームタイムトライアル」
(7月13日付 Le Figaro紙)
チームリーダーを助けるため、水色の集団は一体になって走った。多くの現地メディアが「まるでタイムトライアルみたい」と揶揄している。
「普段は無表情なヴィノクロフが、痛みと苦しみにあえいでいる。下あごをかみ締め、顔は引きつり、ジャージを大きく開け放ち、カザフ人はラインから離れた。時間の経過に打ちのめされながら。1分20秒」(7月13日付 Le Figaro紙)
★「何が起こったか正確にはわからない」
(7月13日付 L'EQUIPE紙)
チームドクターの応急手当を受けた後、ボーヌの病院で本格手当てを受けたヴィノクロフ。救急車で運ばれている間は、奥さまに電話して、そして眠ったそうだ。少し泣いたりもしたようだが……。ボーヌの病院では、両膝、右ひじ、右手の指先をそれぞれ縫った。病院を出たのは23時45分。満面の笑顔で病院を出る写真が掲載されている。
「何が起こったか正確にはわからない。実際、何も特別なことなんか起きなかったんじゃないかと思ってる。だからウンザリなんだよ。明日もペダルをふみ続けなきゃならない。悩むことなんて何もない。他のみんなと同じように自転車に乗る。すごく痛いけれど、痛みに耐える術を知っている。幸いにも、どこも骨折していない。縫い跡が膝の動きをあまり邪魔しないことだけを願いたいね」(7月13日付 L'EQUIPE紙よりヴィノクロフインタビュー)
やはり7月13日付けのLiberationでは、ヴィノクロフは朝食に鶏の丸焼き3羽を食べ、素手で熊を退治するほどの猛者だから大丈夫、なんて冗談調の記事が長々と書いてあった。そして落車の翌日、第6ステージ、ヴィノクロフはボーネンと同タイムの160位でゴールに到着している。
by Asaka MIYAMOTO
photo JPV
ツール・ド・フランス2007
ランディスはアメリカ一周の真っ最中
2007年07月13日
★ランディスの近況届く
(7月12日付、日刊紙Aujourd'hui参照)
ツール・ド・フランス、つまりフランス一周が行われている一方で、ランディスは飛行機や車でアメリカ一周をしている。どうやら6月末に出版された著書のプロモーションのために、忙しくアメリカ各地を飛び回っているそうだ。紙面にはニューヨークの書店でサイン会を開くランディスの写真が掲載されている。
昨ツールでの薬物陽性反応を巡って、ランディスは米国アンチドーピング協会相手に大掛かりな係争を行った。自らの潔白を証明するために費やした金額はなんと200万ドル!この巨額の費用を捻出するために、本を執筆したのはもちろん、20ドルで自転車ファンをサイクリングにつれていく……なんていう仕事も行ったようだ。審議のほうは先月すでに終了しており、あとは判決が下されるのを待つだけ。
1年前の衝撃以来、真剣に自転車トレーニングを積む時間はほとんど持てずにいるという。6月に参加した久しぶりのチャリティーレースでは、8位ゴール。「あまり楽しい結果じゃないよ。しかも女性2人にも負けたんだ!」とがっかりしていたんだとか。
気になる7月の過ごし方だが、どうやらTVでツール観戦をするらしい。「あの場にいられないのは本当に残念だけど、走っているのはみんな友達だし、何より僕は自転車ファンなんだから」。実はツールに出場する夢さえ捨てていないという。
★ハンターの気持ちとチームの気持ち
(7月12日付、地方紙l'Yonne Republicaineとスポーツ紙l'Equipe参照)
第4ステージでスプリント2位に終わったハンター。ゴールラインを越えた直後にこぶしを震わせて悔しがっていたが、意外とコメントはポジティヴだ。
「嬉しいね。今の僕はすごく自信に満ち溢れている。自分の調子がしっかり把握できているし、正直に言って、僕はステージ優勝できると思うよ」(7月12日付l'Yonne Republicaineより)
一方でチームマネージャーのコルティ氏は、コメントからも失望がにじみ出ている。
「最後の500m、彼はフースホフトの倍の速度で走ったんだ。フェンスに追い詰められなかったら、もしかして勝てたかもしれないんだ。ほんの2、3メートル足りないだけだったからね」(7月12日付l'Equipeより)
by Asaka MIYAMOTO
ツール・ド・フランス2007
ウルリッヒ、静かに人生を楽しむ
2007年07月11日
今年の2月に引退を発表した後、表舞台から姿を消したウルリッヒの近況が、7月10日付のレキップ紙で紹介された。
「ジャーナリストたちは僕がどん底の状態で、自殺一歩手前にいると想像しているだろうね。でも僕は気分良く、人生を謳歌しているんだ」(7月10日付レキップ紙より)
昨年秋に結婚式を挙げ、現在サラ夫人は妊娠6ヶ月。サラマリアちゃんに続いて2人目の子供の誕生を待っているところ。ダヴォースの山間に家を買い、マウンテンバイクを楽しんでいるそうだ。レキップ特派員の報告によると、肌はこんがり焼けて、体のラインもスッキリ!
この先何もしなくても十分生きていけるだけのお金を稼いだウルリッヒは、現在、服飾メーカーと自転車メーカーにほんの少しだけ出資しているそうだ。また現役のときと変わらず、病気の子供たちに勉強する環境を与える団体への協力も続けている。
自転車レースをテレビであまり見ることはないそうだが、今ジロのタイムトライアルだけはしっかり見たんだとか。「ツールも重要なステージはみるつもり」と、自転車競技自体を嫌いになったりはしていない。そしていつか叶えたい夢は……パリに行くこと。ツールのシャンゼリゼゴール以外でパリに行ったことがないウルリッヒは、普通にパリ観光を楽しみたいと語っている。
by Asaka MIYAMOTO
ツール・ド・フランス2007
フランス製TGV(高速列車)のデビュー
2007年07月10日
★初出場ロメイン・フェイーリュ、2日連続で5位
23歳初出場のフェイーリュが、フランスではちょっとした話題になっている。昨年U23世界選手権の銀メダリストは、今年アグリチュベルでプロ入りしたばかり。プロ入り後初大会ツアー・オブ・カタール初日に大逃げを打ったり、人生初のプロツール大会パリ~ニースで山岳賞ジャージを着たりとかなり注目度の高い選手なのだが、初出場ツールでもいきなりやってくれた。
大会前には「おとなしく状況を観察するつもり」なんて言い、162位で終わったプロローグ後には少々疲れきった表情を見せていたくせに、第1ステージではいきなり今ツール参加189人中初のアタックを仕掛けた!「自分ではどうしても止められなかったんだ。アタックしたい気持ちを抑えられなかった。長く逃げることは出来なかったけれど、アタックしたことには満足している」(7月9日付レキップ紙より)
以前インタビューした際、「ステージレース序盤、まだまだ体重が重いときの僕はスプリンターなんだ。レースが進むにつれて体重が落ちると、クライマーになる」なんて言っていたフェイユー。つまり新人は、来るべき山岳でもおとなしくなんてしていないはずだ。
左:パリ~ニースで山岳賞ジャージを着て / 右:ツールプロローグ後に疲れきった表情
★ル・モンド紙、フランス一周に挑戦
ドーピング記事のすっぱ抜きやら、UCI批判に手厳しいので有名なのがフランス夕刊紙ル・モンド。小難しい記事が大好きなインテリ新聞だが、今年は普段とは別の切り口でツールに迫る。題して「もうひとつのツール」。ひとりのジャーナリストが、ツール全コースを走りきるという企画だ。
年間平均25000kmを自転車で走っている35歳のジャーナリスト、ギヨーム・プレボワさんは、各ステージをプロトン通過の前日に走る。この企画のために8ヶ月前から専門家の指導を受けてトレーニングを積んできたそうだ。しかもギヨームさんにとっての大会前夜、つまり金曜日には……、世界アンチドーピング機構のコントロールもしっかり受けている!(この辺がル・モンドらしいところ)
さてギヨームさんのプロローグコースを走った感想は?
「スタートラインから500m走ったところで、2階建てバスと手荒い運転のタクシーに挟まれた。冷静に、用心深く走ることに決めた!プロローグコースは、ロンドンのきらびやかな絵葉書のようだ。ビッグベンに挨拶して、衛兵たちが直立不動のまま動かないことで有名なバッキンガム宮殿の前を通過。緑豊かなハイドパークでは、いたずら好きなリスたちの間を駆け抜けた。しかし全ては、片目でしか楽しめない。なにしろ避けなければならない危険な罠があちこちに潜んでいるのだ。アスファルトは滑りやすく、カーブは急で、車の往来は大混乱。自転車用道路は幅が狭く、路面がでこぼこだ」(7月7日ル・モンド紙より抜粋)
by Asaka MIYAMOTO
photos by JPV
ツール・ド・フランス2007
東欧選手は苦労してます
2007年07月09日
ロンドンプロローグには、パリ市長ドラノエ氏も招待された。前日7月6日、パリ市役所にてNBA2006/07シーズンMVPのトニー・パーカーと、デスパレートな妻たちでおなじみの女優エヴァ・ロンゴリアの結婚式を執り行った姿がスポーツ新聞を彩ったが、翌日はロンドン市長リビングストーン氏と肩を組んで新聞に登場(左上の切り抜き写真、7月9日付L'EQUIPE紙より)。
ちなみにエコロジー対策に積極的なこの市長の先導のもと、パリに画期的な自転車レンタルシステムが導入される予定となっている。(詳しくは公式HP、もしくはVELIBで検索)
その一方で、今日はあちら、明日はあちら、と欧州国内を簡単に移動できない選手も存在するようだ。
★ヴィノクロフ、英国入りのビザ代300ユーロ?
7月9日付L'EQUIPE紙によると、ヴィノクロフを始めとするアスタナのカザフスタン勢は、4日間英国で過ごすためにビザを取得する必要があったそうだ。イギリスはヨーロッパ連合に属するため、もちろんEU加盟国のパスポート保持者は入国ビザは必要なし。また日本国籍者も6ヶ月以内の短期滞在であればビザ不要だけれど?
そこでイギリスの外務省HPで確認してみると、カザフスタンは入国ビザが必要などころか、トランジットさえも厳しい条件がついているようだ。しかもロシア、ウクライナ、コロンビアなども同様。すると今ツール参加しているカザフスタン4人、ロシア6人、ウクライナ2人、コロンビア3人は皆、事前にビザ取得の苦労を味わっていることになる(もちろん二重国籍でビザ不要な場合もあり)。そう言えば確かヴィノクロフは数年前、ビザ取得までの時間が足りなくてポーランドツアーに出場できなかったことがあったはず……。
by Asaka MIYAMOTO
photo by JPV
ツール・ド・フランス2007
今日のサコッシュ【2007.7.8】
2007年07月08日

今日のサコッシュは以下の2品です。
ヌッテラ(チョコレートクリーム)
ヌッテラ+アイスティー(エスタテ)+スティック状のスナックの3つが合体したパッケージ
ヌッテラとEsta Theエスタ・テ(アイスティーの銘柄)のコラボ商品です
選手に好きな人が多いらしく、あの世界チャンピオン・ベッティーニも大好物とか
JPANISE ICE「OUCA(おうか)」のアイスクリーム
今日は3つの味を用意
1)かりんとう
2)甘納豆
3)牛乳
店舗にはこのほか「黒ゴマ」「きなこ黒蜜」「かぼちゃ」などJAPANESEスタイルのアイスクリームがずらりとある

実況席の様子


次々と消費されていくドリンク類

ツール・ド・フランス2007
今週末のスポーツ優先順位
2007年07月08日
ツール・ド・フランスのグラン・デパールだけでなく、今週末のイギリスはウインブルドンテニス決勝にF1イギリスグランプリとスポーツ盛りだくさん。そして7月7日、ツールプロローグの夜、英国TVニュースのスポーツコーナートップ記事はF1だった。なにしろイギリス人のハミルトンが、予選でポールポジションを獲得したのだから!続いてウインブルドン、そして最後は大いに期待されながら、結局英国人は優勝できなかったツール・ド・フランス……。
ちなみに第1ステージは、英国TV局ITV1は、朝10時50分から11時50分までロンドン市内パレードを生中継予定。一旦そこで番組が終了し、午後再び3時15分からレース生中継が始まる。
★レキップ紙1面が英語版と仏語版に!
初めての英国グランデパールを記念して、レキップ紙の1面トップは英語版。そして一枚紙をめくるとフランス語版になる、洒落た作りに。ただし大見出し「GOD SAVE LE TOUR!」は英仏両用。
そのレキップ紙がつけたツール勝利者予想は以下の通り。
★★★ヴィノクロフ
★★クレーデン、モロー、シュレク
★メンチョフ、サストレ、エヴァンス、バルベルデ、ポポヴィッチ、カルペッツ
by ASAKA MIYAMOTO
ツール・ド・フランス2007
一面トップはツールじゃない
2007年07月07日
ツール開幕前日、フランスのスポーツ新聞レキップと、イギリスのザ・ガーディアン紙スポーツ版の一面トップを飾った記事はテニス!テニス四大大会のウインブルドン最終盤で地元イギリスが盛り上がるのは分かるけれど、なぜツール開催国のフランスまで??
その訳は、実は7月6日には女子シングルスでフランス人選手バルトリの準決勝が、男子シングルスで同じくフランス人選手ガスケの準々決勝が予定されていたから。
そしてこの日、バルトリは現役世界1位相手に勝利を奪って人生初の四大大会決勝進出、またガスケも元世界1位の超強豪相手に逆転勝利を収めて人生初の四大大会準決勝進出!うーん、するとツール・ド・フランス初日のレキップ紙1面トップも、やっぱりテニスになってしまうのだろうか。
ちなみに7月7日、ツール初日のレキップ紙のおまけ雑誌「レキップ・マガジン」の表紙は、ランディス。……一応、ツール関係だ。
★ガーディアン紙の注目はカヴェンディッシュ(Tモバイル)
イギリス出身選手として今ツールはミラーとウイギンズに話題が集中しているが、ガーディアン紙は22歳の新人に注目。同紙は今季プロ入りですでに6勝(カタルーニャ1周区間2勝、ダンケルク4日間区間2勝他)している豪速スプリンターに、第1ステージのカンタベリーゴール勝利、さらにマイヨ・ジョーヌを期待している。それに対して本人は「ツールではあらゆる場面で――登りでも、下りでも、ゴールスプリントでも――、他のレースよりも時速が3~5km速いそうだね。でもゴールスプリントを僕は全く恐れていない。ただゴールへと向かうだけさ」と力強く断言。
by Asaka MIYAMOTO
ツール・ド・フランス2007
ツール・ド・「フランス」。やっぱりフランス人に期待……
2007年07月06日
ヴィノクロフ、バルベルデ、クレーデン、サストレ。2007年優勝候補に挙げられるのは全てフランス人以外。しかも昨年も、一昨年も、その前もずっと……、1985年のイノー以来、フランス人の優勝者は出ていない。
地元の大会で勝てないフランス人。ファンたちは絶望しながらも、それでもほんの少しの希望は忘れない。特に今年のフランスメディアはドフィネリベレで総合優勝し、フランス選手権でも優勝を果たしたモローが「表彰台取れるんじゃないの?」と、本気で信じている。
「今年のフランスには、近年なかったほど、表彰台を取れる顔ぶれが揃っている」と断言するのは、7月5日付のレキップ紙。その表彰台を狙える顔ぶれとは「幸せいっぱいの」モロー(前述の優勝に加えて、長女マルゴちゃんが生まれたばかり)に「最高の年」シャヴァネル、「気持ちを強く持っている」カザールに「スーパー大逃げ屋」フェドリゴ。
さ、さらにフランス人のワクワク感が強いのは、何も表彰台を狙えそうな選手が多いからだけではない!近い将来ツール・ド・フランスで活躍してそうな、力強く個性的な若手が大量に育ってきたからだ。紙面で紹介されるのはディグレガリオにラダニュー、フェイユーにボネ、ルカトルの5人。そういえば、プリュドム新開催委員長もディグレガリオ、ラダニュー、フェイユーの活躍を楽しみにしていると数日前に語っていた。
若手の中でも特に今年大いに注目されているのはディグレゴリオ。「ヴィランクの後継者」と大きな期待がかかるヒルクライマーだ。そんな若者に対する、ヴィランクのアドアイスは「簡単さ!山岳賞ジャージを狙っているラスムッセンの後についていって、山頂前に出し抜いてポイントを取ればいいのさ(7月5日付レキップより)」。
by Asaka MIYAMOTO
ツール・ド・フランス2007
ツール関連雑誌、本屋に並ぶ
2007年07月01日
ツール・ド・フランス間近になると、フランスの書店(というか雑誌店)のワンコーナーは黄色に染まる。ところが今年は黄色だけではなく、なにやら水色も多い。そう、ヴィノクロフ率いるアスタナカラーだ。

左からSPORT CYCLISTE、PRO CYCLISME、PLANET CYCLISME。ちなみにSPORT CYCLISTEは今回が創刊号、PRO CYCLISMEは第2号という新生雑誌である。
一方で、あくまでもフランス人に注目する雑誌も2つ。下の左、フランス自転車メディア界のオーソリティーVELO MAGAZINE(6月号)の表紙に登場しているのはフランス期待の2人の若手クライマー、ガドレとディグレゴリオ。右のLe Sport Special Tour de Franceは、去年総合7位と健闘したデッセルを表紙に持ってきた


気になる中身の比較は……また次回!
by Asaka MIYAMOTO
ツール・ド・フランス2007
2007年ツール・ド・フランス、公式ブック入手!
2007年06月29日
2007年ツール・ド・フランスのロンドンスタートまであとわずか。そろそろフランスの書店にもツール公式ブックが並び始める頃。……そして我々も早速、フランス語と英語の公式ブックを入手!

左がフランス語版、右が英語版と、全く見た目の違うオフィシャル本。内容も少々違って、フランス版が過去の名選手やドーピング問題など実直な内容が多いのに対して、英語版は華やかなフォトギャラリーやミニニュースなど娯楽的要素が強い(もちろんルール、コースプロフィール、チーム紹介などは両版ほぼ同じ)。
定価はフランス語版が4.5ユーロ=約750円なのに対して、英語版は4.99ポンド=約1235円。
※J SPORTSでは2007年ツール・ド・フランス全ステージを生中継!放送予定はこちら。
by Asaka MIYAMOTO
ツール・ド・フランス2007
ツール・ド・フランス前夜祭参加者大募集!
2007年06月22日
皆さん、お待たせしました。今年もやります、ツール・ド・フランス前夜祭!毎年プラチナチケット化しているこのイベント、今年も100名様限定で都内某所にて開催します。
解説でお馴染みの今中さんや栗村さんを交え、みなさんでツール・ド・フランス談義で盛り上がりましょう!
【ツール・ド・フランス前夜祭 詳細】
日時:2007年7月6日(金)19時~21時
場所:都内某所<ご当選の方には、会場をご案内します>
会費:2,000円(税込)軽食、ドリンク代込み
出演者:今中大介氏、栗村修氏
参加人数:100名様<申し込み時、1名か2名かを選択できます>
締切:6月28日(木)
発表:6月29日(金)当選者の方のみ、メールにて詳細を連絡いたします
※形式はオールスタンディングです。
応募は締め切りました。当選発表は、当選者への連絡を持って替えさせていただきます。
ツール・ド・フランス2007
ツール2007発表会、招待選手たちの様子
2006年10月30日
2006年ツール・ド・フランスの本当の勝者は誰なのか。そんな疑問が消えないまま始まった、2007年ツールのルート発表会。出席が噂されていたヴィノクロフやバルベルデが不在の中、メディアや関係者の注目は当然のようにペレイロ――2006年7月23日のシャンゼリゼでは総合2位――に集中した。
ランディスのドーピング疑惑発覚直後は「自分が『ほぼ』勝者だと感じている」と発言していたペレイロだが、3ヵ月後に戻ってきたパリの発表会場では、「今現在のボクはあくまでも2位。これ以上なにも言うことはないよ」とのコメントを残した。もちろん来季はバルベルデとふたりで、今度こそ正真正銘の優勝を狙いに行くそうだ。
地元ロンドンでのプロローグを「勝ちに行く」とJ SPORTSテレビカメラの前で断言してくれたのがミラー。来シーズン前半は、7月7日に超高速で8kmを走り抜けるためだけに調整を積んでいくつもりだとか。また今年は急遽リーダーとなり、デッセルと二人三脚で好成績を出したモローは、いよいよ「ステージ優勝はもちろん、今度こそ山岳賞を獲りたい」ときっぱり。
※各選手インタビューの様子は、J SPORTS放送に登場しますのでお楽しみに!
by Miyamoto Asaka
ツール・ド・フランス2007
2007年ツール・ド・フランスのルート発表
2006年10月27日
フランスはパリのパレ・デ・コングレで、10月26日、2007年ツールの全貌が明らかになった。
07年07月07日にロンドンからスタートを切るプロトンは、フランス上陸後に一旦ベルギー入り。再度フランスに南下し、アルプス→ピレネーへと難関を越えた後、7月29日、最後はおなじみパリ・シャンゼリゼへ。詳しいルートはツール公式HPにて。
ステージ数:20ステージ+プロローグ
平坦:11ステージ
中程度:1ステージ
山岳:6ステージ(山頂ゴール3)
個人TT:2ステージ+プロローグ
総距離:約3550km
<写真:2007ツールのイメージは「le monde en jaune(黄色の世界)」>