December 28, 2011 1:51 AM / レポート
男子の準決勝は、インサイドで絶対的な存在感を示すセネガル人のいる延岡学園と沼津中央に対し、福岡大附大濠と尽誠学園がチャレンジするという構図が成り立つ。福岡大附大濠は宇都宮工のビッグマン、橋本晃佑をダブルチームとゾーンディフェンスを駆使して試合を支配させない見事なゲームプランで勝利をゲット。延岡学園のジョフ・チェイカ・アハマド・バンバは、橋本よりもインサイドでの決定力と運動能力で大きく上回る。宇都宮工戦で27点を記録した1年生ビッグマンの杉浦佑成が、バンバにディフェンス対応の機会を増やし、ディフェンスでエナジーを費やすようにできれば、かなりおもしろい試合になりそうだ。
沼津中央のシェリフ・ソウは、2試合連続30点、20リバウンドのダブルダブルを記録すると、京北戦で38点、30リバウンドの大爆発。尽誠学園はゾーン・ディフェンスでソウがボールを持つ機会を限定させ、リバウンドを着実に奪うことが勝利へのカギとなるだろう。また、渡邉雄太がソウとのマッチアップでどんなオフェンスを仕掛けるのかも、この試合でぜひ注目すべき要素だ。

女子の決勝は、国体と同じ顔合わせとなる。そのときは2点差で決着しており、山形市商はその雪辱と初の全国制覇に意欲満々。札幌山の手の上島正光コーチは、「ディフェンスもオフェンスもできる、高さはないがバランスの取れた良いチーム。運動能力も高い」と評価する。ゾーン・ディフェンスを巧みに使い、長岡萌映子がインサイドでボールを持つ機会を減らすことがうまく行けば、互角以上に渡り合う可能性は十分にある。

札幌山の手は桜花学園戦同様、佐藤れなと新堀京花が3Pシュートで貢献してほしいところ。疲労の蓄積でシュートが短くなることの増えた長岡が、修正して序盤からリズムをつかむことになれば、札幌山の手が優位に試合を進めることになるだろう。
Text by Takashi Aoki
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