November 11, 2011 10:54 AM / 日本リーグ
バドミントンの日本リーグも中盤戦。男子では、トナミ運輸・佐々木翔選手とNTT東日本・田児賢一選手が手に汗握る好勝負を演じたようです。「で、ファイナルで勝った佐々木選手のトナミ運輸が優勝争いで一歩リード、という展開なんですがね......」というのは、取材に行ったライター氏。
「それにしても会場の高岡というところは、バドミントンが盛んですよねぇ。お客さんが多いのはもちろん、試合が終わったら選手たちのサインをもらおうと、子どもたちが長蛇の列なんですよ」
富山県高岡市では、1958年の国体開催を機にバドミントンが盛んになったと聞いたことがあります。日本リーグでは、79年の第1回から高岡市役所というチームが出場していましたし、その後も女子の三協アルミ(残念ながら、2000年限りで休部しましたが)、男子のトナミ運輸という強豪が本拠を置いています。ジュニアの育成にも力を注いでいて、バドミントンが身近にある。私の故郷・熊本県八代市もそうですが、だから会場がいっぱいになるんですね。
今季の日本リーグは、地元の要望もあり沖縄の糸満市でも開催されます。競技を広く知ってもらうために、そういう地方での大会というのは重要ですよ。私が高校1年のときの宮崎国体では、民泊といって、普通の方のお宅に大会期間中お世話になりました。いわばホームステイですが、その後もいままでずっと30年ほど、手紙のやりとりが続いています。先日は『孫がバドミントンを始めました』というお便りをいただきました。小さな交流でも、少しはバドミントン界に役立ったと感じて、うれしかったですねぇ。
懸命なプレーの姿が、その地域にバドミントンの種をまくこともあるでしょう。だからこそ、選手たちには精一杯のプレーを期待したいですね。日本リーグは今週末でいったん中休み。とくに日本代表の選手たちは海外遠征、全日本総合......と休むヒマもなく大変だと思いますが、ここはバドミントンファンのために、頑張ってくださいね! そして日本リーグは、12月下旬にクライマックスを迎えます。

写メールはお客さんでぎっしりの高岡市民体育館。「会社やファンの応援を、プレッシャーではなくプラスに変えていかなくては」というのは地元・トナミ運輸の選手たちです。
January 7, 2011 10:54 AM / その他のスポーツ , バドミントン , 日本リーグ
明けましておめでとうございます!2011年が、皆さんにとっていい年でありますように……。
さて、年末年始のスポーツでは、バドミントン日本リーグで日本ユニシスが男女ともに優勝。アベック制覇は史上初、また女子は創部3年目、1部初参戦のVという最短スピードでの快挙でした。また往復200キロ以上を走ったすえに、1位と2位の差が21秒という箱根駅伝もドラマチックでしたね。あさっての日曜からは、大相撲の初場所が始まります。
もう昨年のことになりますが、陣内、貴乃花親方の取材に行ってきました。角界の今後のこと、相撲を通じての心の形成……など興味深い話が盛りだくさん。おもしろかったのが“シコアサイズ”というエクササイズです。現役時代から、ため息をつくほど四股の美しかった貴乃花親方。その四股をヒントにアレンジした、いわば“貴流体操”がシコアサイズです。
シンプルに見えますが、四股には、体の軸を安定させ、股関節を柔らかくし、さらに腹式呼吸で全身に酸素を送り込む……などの効能がつまっています。それに目をつけ、ラグビーなどほかのスポーツでも、四股を練習に採り入れている例があるそうです。また親方はこの健康法で、現役引退後に70キロも体重が落ちたとか。それでも立ち姿には、現役時代とはまた違った美や風格があります。私もやってみようかなぁ、シコアサイズ。
December 3, 2010 12:32 PM / バドミントン , 日本リーグ
日本リーグ女子の中盤の山場・ルネサス SKYと日本ユニシスの一戦は、ユニシスが逆転で勝利をもぎ取りました。ルネサスにとっては、悲願の優勝がまたも遠のいた感じで、ユニシスは、今月末の三洋電器戦に勝てば、1部初参戦で優勝という快挙も見えてきます。
ルネサスは、世界ランキング2位まで上昇した末綱聡子/前田美順組が勝って意地を見せたものの、続くシングルス、ダブルスを落としての敗戦。かばうわけではありませんが、海外遠征が続いたのが気の毒でしたね。なにしろ藤井瑞希/垣岩令佳組は10月17日から、末綱組は24日からヨーロッパ遠征に出かけ、戻ってすぐの11月3日に青森で日本リーグ。そのあとは両ペアとも東京でアジア大会直前合宿をこなし、そのまま大会に突入して帰国すると、また日本リーグでしたから。
企業の看板を背負ってのリーグ。両ペアはフル回転を期待され、責任感も大きかったはずです。とはいえ一方のユニシスは、同じナショナル組でもアジア大会の出場がなく、「1ヶ月海外遠征がなく、打倒ルネサスにしぼった練習をしてきた」(平山優主将)と、十分な調整ができていたようです。藤井組がファイナルで力尽きたのは、そのあたりのコンディショニングの差が出たのかもしれません。
遠征や試合が増え、ハードなスケジュールとなるのは強い選手の宿命。来週は全日本総合、その翌週はリーグ再開と試合が続きますが、来年はオリンピックレースもスタートします。選手たちには、とにかくケガなく試合をしてほしいと思いますね。
October 15, 2010 10:36 AM / バドミントン , 日本リーグ
10~11日の連休から、日本リーグが始まりました。男女とも上位チームは順調に滑り出したようで、女子では1部初参戦の日本ユニシスも、幸先のいいスタートを切っています。2カ月の長期にわたるリーグ。途中にアジア大会や全日本総合による中断もあり、ことにトップ選手はコンディションの維持が大変ですが、だからこそ優勝したときの喜びが大きいものです。
また、全国各地で開催されるのも日本リーグの魅力です。ふだんはテレビや雑誌でしか見ることのない一流のプレーを間近に目にすることは、大きな刺激になるはずです。実際、いまの日本リーガーのなかでも、「中学時代に見た○○選手のプレーにあこがれた」「高校時代に見に行った日本リーグで、○○選手からサインをもらった」と話す選手は多いですよ。一昨年の最終日には、リーグ史上最多の4300人を集めたように、入場者数もかなり増えているようです。
選手にとっても、応援の華やかな日本リーグは楽しみのひとつですね。以前にも書いたと思いますが、私がヨネックスに所属していた現役時代、新潟での大会などはとくに気合いが入りました。新潟工場でわれわれのラケットなどをつくってくださる方々が、会場で声援を送ってくれます。皆さんのラケットのおかげで勝ちました!と見せたい思いでいっぱいだったんです。出身地や、縁のある土地での開催となると、選手たちの思い入れも強いですよね。
男子は日本ユニシス、トナミ運輸、NTT東日本の3強の争い、女子は9連覇を狙う三洋電機をルネサス SKYが阻止するか、それともユニシスが台風の目になるか――2複1単の団体戦ですから、オーダーの駆け引きも大きなポイントとなりそうです。
【陣内貴美子】
1981年から12年間日本を代表するバドミントン選手として世界を舞台に活躍。とりわけ、91年の全英選手権女子ダブルスでは、バルセロナ五輪優勝の鄭素英(チェン・ソーヤン)/黄恵英(ハン・ヒー・ヤン)組に惜敗したものの接戦を演じるなど、文字通り世界のトッププレーヤーとして、高く評価された。92年、バルセロナ五輪引退後も、全国でのバドミントン講習会・講演会など競技の普及に務めている。
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